tag:blogger.com,1999:blog-32657790933936402992024-02-19T12:09:46.553+09:00武蔵野市に児童館を平成30年度桜堤児童館が戻ってきます。<br>
<strike>何もしないと桜堤児童館は数年以内に廃止になります。<br>
市内全域に児童館を!どころか無くなっちゃいます。<br>
何とかしないと。<br>
</strike>
児童館のこれからを知ってほしいので、どんどん紹介・リンクしてください。<br>
桜堤児童館がどんなにいい所かは「<a href="http://sakuradutsumi-jidoukan.jimdo.com/">おかえりなさい♪桜堤児童館</a>」にまとめました。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.comBlogger86125tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-783407237588600002016-10-08T12:39:00.000+09:002016-10-08T13:04:12.198+09:00単一目的施設は作らない?「武蔵野市は単一目的の施設は作らない」という話しをたまに聞きます。確かに婦人会館などは武蔵野市では見当たりません。どういう理由でそうなったかは知りませんが、そうなんだなと漠然と思い込んでいました。ところが、たまたまコミュニティ構想を読んでいるときにこんなことが書き込まれていることに気が付きました。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
なお、市民施設長期計画の策定にあたって留意すべき点は次のとおりある。<br />
1. <u>大型会館の建設にあたっては</u>、多目的利用を考え、婦人会館、教育会館、労働会館などの<u>単一目的の会館の建設をできるだけさける</u>。<br />
2. 市民施設は、規模の大小を問わず緑地や遊び場と結びつけて市民センター的機能をもつように設計する。
<br />
<div class="source">
武蔵野市のコミュニティ構想 pp.12-15</div>
</blockquote>
<br />
確かに「単一目的の会館の建設をできるだけさける」とありますが、「大型会館の建設にあたっては」と条件が付けてあります。盲目的に単一目的はダメと書いてるわけではありません。それじゃ、大型会館って何だろう?上の引用文のさらに少し前に書いてあります。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
市民施設ネットワーク計画のなかで重点的に拡充する必要のあるものはコミュニティレベルにおけるチビッ子広場、児童遊園、集会施設の拡充、地区レベルにおける公園、プール、児童センター、<u>全市レベルでの</u>体育施設、<u>大型会館</u>ないし市民ホールである。
<br />
<div class="source">
武蔵野市のコミュニティ構想 p.12</div>
</blockquote>
<br />
どうやら大型会館は全市レベルのもののようです。つまり、全市レベルの大型会館は単一目的がダメなのであって、それ以外についはこの限りではないということです。<br />
<br />
しかし、この文書は昭和46年のもので、現在でも有効なのか不安になります。ということでgoogleで調べてみました。新しそうな文書は平成22年の「今後の公共施設配置のあり方について」です。この文書は第五期基本構想・長期計画を策定する際に利用されたようです。まずは「はじめに」で出てきます。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
さらに、<u>市民施設の設置にあたっては単一目的の施設建設をできるだけ避ける</u>とともに、民間施設の活用も積極的に図るという考えである。これらの考え方により、コミュニティセンターや図書館をはじめとする市民施設が効率的、効果的に配置されてきた。
<br />
<div class="source">
今後の公共施設配置のあり方について p.1</div>
</blockquote>
<br />
あらら、ここでは大型会館の条件が無くなってます。さらに読み進めると「これまでの公共施設配置の考え方」というところで出てきます。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
(1)武蔵野市基本構想・長期計画( 昭和46~ 55年度)<br />
(中略)<br />
また、市民施設のネットワークの具体化のために留意する点として、用地の先行取得の必要性とともに、<u>大型会館の建設にあたっては</u>、多目的利用を考え、婦人会館、教育会館、労働会館などの<u>単一目的の会館の建設をできるだけさける</u>ことも掲げている。
<br />
<div class="source">
今後の公共施設配置のあり方について p.4</div>
</blockquote>
<br />
大型会館云々は書いてありました。この後は単一目的については書かれていないので、やはり現在でも全市レベルの大型会館という条件はまだ有効なようです。<br />
<br />
それじゃ桜堤児童館はどうなんだろう?コミュニティ構想によると、どうやら児童館(児童センター)は地区レベルのもののようです。ということで単一目的云々で児童館はダメよということにはならないですね。<b>それどころか、あと二館作らないと!</b><br />
<br />
ところで、現在改修中の市民文化会館、これは全市レベルの大型会館です。桜堤児童館に加えようとしていた預かり保育機能も付けてもらえれば、利用中、子育て世代は助かります。また市役所を利用するときも預けられれば便利だなぁ。これが多目的と言えるかどうか分からないけど。 イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-31714222154784449882016-03-24T11:17:00.000+09:002016-03-24T11:17:03.895+09:00桜堤児童館は数年内に完全復旧できる予定最近は武蔵野市の児童館についてはあまり大きな動きがありません。久しぶりのブログ更新です。<br />
<br />
2016年3月23日、予算特別委員会、締めくくり総括内で山本ひとみ委員の質問に対して市長から桜堤児童館の完全復旧についての答弁がありました。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
山本委員「児童館二階グループ保育室は待機児対策が一定の目処がつくまで利用するということだったが、平成28・29年度で別の受け皿を作るということいなりますが、いかかでしょうか。」<br />
<br />
市長「児童館の二階の利用でございますが、ここもあくまで緊急待機児対策でスタートしておりますものですからやはり待機児対策は一段落しないといけないのではないかなと思っておりますので、二年以内に待機児を解消するという目標を掲げておりますので、それに連動して、その解消を図っていきたいと思っている。」<br />
<div class="source">
平成28年第1回武蔵野市議会定例会予算特別委員会 山本ひとみ委員質問</div>
</blockquote>
<br />
本間まさよ議員の<a href="http://s.webry.info/sp/honma-masayo.at.webry.info/201603/article_17.html" target="_blank">ブログ</a>にも「市長も、2017年度までに待機児童はゼロにすると発言し」という書込みがあり、それを裏付けることができます。<br />
<br />
ということで、桜堤児童館の完全復旧の目処は2018年4月、かまたは2017年度の早いうちに解消できれば前倒しできるかな。それとも改修が入ってもっと遅くなるかな。<br />
<br />
この4月以降、行政より桜堤児童館に関する市の考え方の説明会が予定されています。その後には利用者の意見を聞き取る懇談会のような場も想定されています。現利用者、これから利用してみたい方、利用しづらかった方、いろんな意見を出し合いましょう。条例では桜堤児童館は中学生までの児童と大人の利用となっていますよ、中学生。0123世代も上の世代を見ながら安全安心の確保もできるかもしれません。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-52582415901929474912015-12-10T11:19:00.002+09:002015-12-10T11:19:42.370+09:00桜堤児童館におもちゃを寄付しましたむさしの児童館推進会は保育園増やし隊@武蔵野・境おやこひろばと一緒に、8月に行われたサンヴァリエ桜堤自治会夏祭りで子ども用品の不要品バザーを開きました。近隣のみなさんのご協力で商品もたくさん揃い、売上が13,510円もありました。当初の予定通り、そのときの売上でおもちゃを購入し桜堤児童館に寄付いたしました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiNvQMUawPNnCcbCHLvnsAbKPx5HM_sxySR0x4vWdaoBTku61_NycoLTGNHRUyEuw5v3pgCQaUVyTWIfuL064DRgGO1bTSiYFkin-R-ZPV2Ikt9uj5yXagpq-jtwHIuxWs7nUJLWaOpUUdb/s1600/zzz.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiNvQMUawPNnCcbCHLvnsAbKPx5HM_sxySR0x4vWdaoBTku61_NycoLTGNHRUyEuw5v3pgCQaUVyTWIfuL064DRgGO1bTSiYFkin-R-ZPV2Ikt9uj5yXagpq-jtwHIuxWs7nUJLWaOpUUdb/s320/zzz.jpg" /></a></div>
<br />
<ul>
<li>公園レーサーjarimo×2</li>
<li>ドラえもん日本旅行ゲーム×1</li>
<li>ゾインゴボインゴ×1</li>
<li>トレーシングペーパー20枚×5</li>
</ul>
<br />
<br />
余ったお金は桜野小前ローソンのレジ前にある募金箱に入れました。<br />
<br />
不要品を快くご提供くださったみなさま、ご購入いただいたみなさま、場所を提供してくださったサンヴァリエ桜堤自治会さま、運営された各会のみなさま、ありがとうございました。<br />
<br />
子どもたち、どんどん遊んでくれ。 イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-79107649777215267592015-10-14T15:28:00.000+09:002015-10-14T15:29:11.641+09:00やっぱり一時保育は足りなくなかった<tt class="Text">先日、「</tt><a href="http://jidoukan-in-musashino.blogspot.jp/2015/09/blog-post_12.html">本当に足りないのは一時預りじゃないんじゃない?</a> 」という記事を書きました。そのときは小耳に挟んだ程度の情報でソースはないと書きましたが、ソースが出てきました。<a href="http://asp.db-search.com/musashino-c/dsweb.cgi/document!1!guest02!!19725!0!1!1,-1,1!4241!202884!1,-1,1!4241!202884!5,4,3!5!58!192382!87!5?Template=DocPage" target="_blank">2013年12月12日の文教委員会</a>です。児童館における緊急待機児童対策に関する工事についての解答で子ども家庭部長がこう話しています。 <br />
<tt class="Text"> </tt><br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
一方、桜堤地区には限らないのですけれども、今、非常に一時保育の需要が高くなっております。そうした、市内でも何カ所かでやっていますけれども、定員5名規模ですと、もうほとんど固定の方とかで埋まってしまって、なかなか、ちょっとという方が入りづらい状況というのも
ございます。
<br />
<div class="source">
2013年12月12日の文教委員会会議録</div>
</blockquote>
<br />
<tt class="Text">「固定の方」は本来保育園でカヴァーされるべき人のことです。やはり一時預りが足りないのではなくて、ただただ保育所が足りないから一時預かりの枠に流れ込んでるだけでした。一時預かり施設を増やす前に、桜堤児童館の二階に入居する前に、ちゃんとした保育園を作るのが先です。</tt><br />
<br />
<div style="margin-top:10px;margin-bottom:10px;text-align:center;">
現状の一時預かりサービスは誰も満足できない→増やしても意味が無い
<table class="note" style="text-align:left;margin:auto;">
<tbody>
<tr><th>一時預かりに</th><th>本当は</th><th>満足度</th></tr>
<tr><td>預けてる</td><td>普通の保育園に預けたい</td><td>不満</td></tr>
<tr><td>預けていない</td><td>一時預かりに預けたい</td><td>不満</td></tr>
</tbody></table>
<br />
</div><tt class="Text">武蔵野市の人口推計によると、この子ども溢れ状態はこの先10年以上は続きます。</tt>
イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-78416523130974773062015-09-12T18:04:00.002+09:002015-10-14T15:41:51.845+09:00本当に足りないのは一時保育じゃないんじゃない?聞いた話なんで、統計データや調査データがある話じゃないです。市も、ニーズがニーズがといってる割にはデータをとってないので、ド素人の市民がソース無しの話しを書いてもOKということにしておきます。一応このブログでは情報は再確認できるものしか使ってません。 今回は例外です。<br />
<br />
保育園での一時預かりというサービスについてです。子どもを預かってもらうので通常保育のようですが、そうではなく、事前に予約してその日だけ預かってもらうサービスです。普段家庭保育をしているお母さん(お父さんも?)が病院や買い物、リフレッシュ、なんかしらの用事があるときに子どもを預けられます。便利なサービスですね。<br />
<br />
市は、このサービスが足りていない、ニーズがあると言うんです。いつも予約が取れないと言われてるそうです。が、ちょいと小耳に挟んだんですが、認可保育園の応募で不承諾になってしまった人がしょうがなく一時保育に流れてるそうです。その当人からしたら仕事には行かないといけないし、子どもは預けないといけない、当然そうなりますよね。家庭保育の人がのん気に予約しようと思っても、切羽つまった人はとっくに予約を入れてます。予約が取れなくて当たり前です。<br />
<br />
市の言うニーズはこの予約が取れない人のことなんですね。もう、問題の根本は見えましたね。認可保育園が足りないだけなんです。ところで一時保育で凌いでる人達は待機児童に数えられているのでしょうか。市は、認可以外のなんらかの手段で凌いでる人を待機児童の数に取り込んでいません。市の言い分では、どうにかなってるんでしょ?ということらしいです。いやいや、どうにか無理やり凌いでるんですよ。<br />
<br />
武蔵野市がちゃんと保育環境を整備しないから、市民はエライことになってるよ。<br />
<br />
しかし、いつも通ってる児童館で子ども預けられたら便利だな。でも児童館の場合は他の親子も来てるからちょっとみててができるし、システマチックにするにしても共助タイプの「なかまほいく」の方が向いてるかな。その前に桜堤児童館のお隣には桜堤保育園の一時預かりがあるか。正常に機能してれば。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-84027221079391203992015-09-09T10:23:00.001+09:002015-09-09T10:23:59.289+09:00一文惜しみの百知らず 〜ケチんぼ大作戦〜武蔵野市は公共施設については今後新しく作らず既存の施設を再利用していこうという考えです。今後出費が増えるから倹約しようってことでしょう。これから超高齢化社会を迎えようがなんだろうがいつの時代も無駄遣いはいけません。<br />
<br />
今、市は桜堤児童館にグループ保育室などを入れようとしています。何年か前は桜堤児童館自体を0123にしようとも検討されていました。桜堤地域に何か作ろうとすると必ず桜堤児童館を乗っ取る形で実現しようとしています。これも市としては倹約の一つなのでしょう。しかし、家庭で保育をしている人達からしたら、いつも何で私たちばかりにしわ寄せがあるの?何でこんなに冷遇されるの?家庭保育へのしわよせはこれで終わるの?また何か奪われるの?最後は自宅があるじゃないかと言い出しかねません。<br />
<br />
今までがんばって家庭保育をしてきた人達の中にも、こんな市の姿勢を知り落胆し、それだったら子ども預けて働こうかなって人が出てきてもおかしくないです。保育園へ通わせると一人当たり160万円(※)の補助金が出てるなんて聞いたらなおさらです。<br />
※<a href="https://www.blogger.com/blog%20http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52430807.html" target="_blank">小学校に保育園の可能性 - 川名ゆうじ議員ブログ</a><br />
<br />
ここで仮の計算をしてみます。何をケチってるかよくわかりませんが、児童館の2Fを児童館以外の施設として年間何らかの費用を仮に1000万円節約しようとしたとします。その結果、家庭保育の一定数が保育園に子ども預けて働いたらどうなるか。<br />
<br />
<br />
まずは待機児童が増えます。その後、市は一応保育に欠ける子の面倒はみてくれるということなので保育園に入れるとします。一人当たり160万円の補助金を出すことになります。さて何人が家庭保育をやめて保育園に子どもを預けたらケチった1000万円(仮)が吹っ飛ぶか。たった7人です。ここに使ったパラメータは仮の数字なので、実際の数字では少し違ってくるでしょう。でも7人が100人になるとか大きく違う結果にはならないのでは?そして倹約失敗ということになりますね。<br />
<br />
保育園は作らないから待機児童増えても大丈夫だぜ、とか思ってたりして。 <br />
<br />
<br />
やや桶屋が儲かる話のようでしたが、まったく無い話ではないと思います。<br />
<br />
市内全子育て家庭が保育園を希望したらどうなるんだろう?市の負担する保育コストが3倍に……こわい、こわい。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-25809769052515538602015-09-07T14:02:00.000+09:002015-09-28T13:16:17.110+09:00桜堤地区での人口増は予測されていた?この活動を始めてからちょくちょく耳にする「武蔵野市は新しい施設は作らない」という考え方があります。先日の市議会一般質問でも市長の言葉で同様の発言がありました。おそらく次のような文書の中に書いてあると思います。ざっと流した感じでは見つけられなかった…ちゃんと読まないと。<br />
<br />
<ul>
<li>平成22年11月 <a href="https://www.city.musashino.lg.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/004/409/15460-1.pdf" target="_blank">今後の公共施設配置のあり方について</a>~ 第五期基本構想・長期計画のたたき台~</li>
<li>平成23年9月 <a href="https://www.city.musashino.lg.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/008/832/shisetsuhakusyo.pdf" target="_blank">武蔵野市公共施設白書 </a></li>
<li>平成25年3月 <a href="http://www.city.musashino.lg.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/013/694/2.pdf" target="_blank">武蔵野市公共施設再編に関する基本的な考え方</a></li>
<li>平成26年1月 <a href="http://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/10900.pdf" target="_blank">武蔵野市公共施設再編に関する研究報告書</a>(東洋大学PPP研究センター)</li>
</ul>
<br />
何でこんなのを調べてるかというと。どういう前提の下でこうなったかということと、市全体の前提が桜堤地区にも通用するのかを知りたかったからです。つまり前提が桜堤地区において的外れだったらこんな方針も的外れって言えるんじゃないかと思ったということです。<br />
<br />
残念ながら目的の成果は得られませんでした。しまった、また仕事の時間を削ってしまった…<br />
<br />
チラッと見て気になったところを突っ込んでみます。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
本市の人口(※2)は、昭和40年に13万人に達して以来、若干の増減はあるもののほぼ13万人代半ばで推移している。そして今後の人口推計では2018年(平成30年)ごろの13万9千人をピークに、その先は減少傾向に移っていくと予測される。<br />
<div class="source">
武蔵野市公共施設再編に関する基本的な考え方 (平成25年3月)</div>
</blockquote>
<br />
<a href="http://www.city.musashino.lg.jp/koho/pressrelease/press_h25/014892.html" target="_blank">2013年5月には14万人超えてました</a>。発行された2013年3月から2ヵ月後のことです。人口推計の精度ってどんな程度か知らないんですが、こんな感じなのでしょうか。比較的最近の東洋大学も子どもの人口が爆発するなんて書いてなかったし。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
(2)コミュニティ地区の人口推移と人口構成<br />
市域全体の人口は平成30 年頃まで微増傾向となり、その後減少傾向となります。コミュニティ地区ごとの人口推移をみると、地区により違いが明らかになります。<br />
人口減少傾向と予測されるのは吉祥寺南、吉祥寺西、中央北、西久保、関前、境南地区です。特に吉祥寺南、吉祥寺西、境南の3 地区では平成42 年には、平成22 年に比べ10%程度の減少が予測されます。一方で人口増加傾向と予測されるのは吉祥寺東、吉祥寺北中央東、境、桜堤地区です。吉祥寺東、境地区で10~20%程度の増加、桜堤地区では50%程度と大きな人口増が予測されています。<br />
中期的には、地域により人口の増減に偏在が見られ、特に桜堤地区などは行政ニーズの変化を見極める必要があります。<br />
人口構成の変化を見ると、全ての地区で、80 歳以上の人口が増加しています。
<br />
<div class="source">
武蔵野市 公共施設白書 (平成23年9月)</div>
</blockquote>
<br />
「地域により人口の増減に偏在が見られ、特に桜堤地区などは行政ニーズの変化を見極める必要があります」と書いてありますね。旧桜堤小を運動公園に!なんてのん気なこと言ってて大丈夫?運動公園ができて行政に感謝する地域住民っているかなぁ?イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-17148088569956856362015-09-04T07:38:00.000+09:002015-09-04T07:38:32.257+09:00第3回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その二2015年9月2日<br />
山本議員のレポートに続いて笹岡ゆうこ議員のレポート、というか児童館と関係が少しでもありそうな部分を抜き出してみます。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
笹岡議員 「武蔵野市の子育て支援施設として0123の評判は高いですが、0123を卒業した3歳以上の未就学児に対する居場所としての公共施設はどのようなものがあるのか?」 <br />
<br />
邑上市長 「桜堤児童館、いこっと、すくすく泉、総合体育館、プレイス、図書館、コミセンなどがあります。」
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 笹岡ゆうこ議員</div>
</blockquote>
<br />
この中で0123のような使い方ができるのって、桜堤児童館、いこっと、すくすく泉の三つだけです。残念ながら吉祥寺付近には一つもありません。そもそも次の行き場が無いのに何で0123追い出されないといけないんだろう?4歳になれば市民は卒業し、3歳までは市外の人も使える。市民が追い出され市外が使えるこの矛盾感。市の施設なのに…<br />
<br />
0123という機能は役に立つのに、0123という施設になると使いづらい。やはり0123という施設の考え方は改めて、子育て施設の中に0123特区のような部屋か、元気のいい子が突入できないような仕切りを作るのがいいんじゃないかな。<br />
<br />
また、0123機能はそもそも児童館の一機能です。西部地域では0123機能を児童館の中に作ることによって、年齢による継ぎ目の無い環境を整えられます。0123の子と卒業した子を難なく遊ばせられます。0123の良さ+児童館の良さを享受できます。<br />
<br />
三鷹も吉祥寺も児童館作ってもらえばいいのにね。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-89036693587280970122015-09-03T18:02:00.000+09:002015-09-03T18:02:03.090+09:00桜堤地域の子どもがどれだけ増えているか桜堤地域は人口増だとか子どもが増えてると言われています。確かにそういう実感もあります。そこでどれくらい増えてるのか、これからどれだけ増えるかを桜野小の児童数から絵にしてみました。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" height="103" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUiJIE3oERF2lwfpOvRoY0nuiS20Nb9GyaqTM7U5Hyjso7TeNP0d5kiDXmql0JLtClkpBE79F5p-h-CT_Yvd2sDnuWI5qhwshwit_oqFNKC3pa4aezH7MA0QLfETKfYlsiXHCtcOS-fExC/s400/%25E5%2585%2590%25E7%25AB%25A5%25E6%2595%25B0%25E6%258E%25A8%25E7%25A7%25BB.png" width="400" /> </div>
<br />
桜野小は平成8年に境北小と桜堤小とが合併してできました。そのときの児童数はおよそ450人でした。そして平成27年現在桜野小の児童数は827人。ピークを迎える平成34年は1046人になると予測されています。つまり二校で450人から一校で1046人にまで膨れ上がります。人数で2.3倍、小学校の児童密度でいえば4.6倍です。確かにスゲー増えてる。<br />
<br />
それでも旧桜堤小跡地は子どものために使われず、さら地にして運動公園となるようです。このセンスの無さもスゲー。<br />
<br />
自分がノビノビ運動したいがために、子どもにきゅうくつな思いをさせる人っているんだろうか? イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-55237219662805347662015-09-03T10:02:00.000+09:002015-09-25T11:14:57.529+09:00第3回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その一2015年9月2日<br />
今回の一般質問では山本ひとみ議員が大きい見出しで桜堤児童館を取り上げてくれました。少し細かくレポートします。<br />
<br />
■東部の保育施設 <br />
まずは、児童館と関係がある子育て分野で東部の保育施設不足についての質問<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
市の東部地域が比較的保育園の充足率が足りないように思いますが、地域的な保育施設配置がどのように考えてるのか?
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員</div>
</blockquote>
<br />
に対して市長の答弁は<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
東部地区の保育施設の入所枠が全体的に足りていないことは承知している。保育施設の建設候補地などがなかなか得られない。また、家賃も高額なので西部に比べると整備が足りていない。
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長</div>
</blockquote>
<br />
つまり、建設する場所がない、借家ではやらない、ということです。が、これは市がやらない理由か、民間ができない理由なのかは不明です。<br />
<br />
■桜堤児童館<br />
子育て支援施設を児童館内に作ることで施設を一部使えなくすること対して<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
機能の拡充ではなく、機能の縮小ではないのでしょうか
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員</div>
</blockquote>
<br />
という質問がありましたが、これには回答がありませんでした。また、保育施設の重要性も強調しながら次のように文言もありました。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
なぜ児童館の中に保育施設を作る必要があるのでしょう?保育園も一時預かりもどちらも必要な施設で拡充は必要な施設だと思っておりますが、なぜ児童館の中に作るのか?
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員</div>
</blockquote>
<br />
市長はこれに対しても答弁することはありませんでした。もしかして箇条書きになった設問にしか回答しないのでしょうか。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
桜堤児童館以外の場所で子育て支援施設を設置した場合何が課題か?
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員</div>
</blockquote>
<br />
という箇条書きになっていた質問に対しては回答がありました。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
新規に設置するのであれば新たな費用が発生すること、市の考え方としては市全体の公共施設のあり方を考えた場合に、新たな施設を設置するのではなく、まずは現在ある施設を活用するのが基本であると考えている。
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長</div>
</blockquote>
<br />
既存施設の改修に50億円かかることもあれば、新規保育園を数億円で作れることもあります。費用については一概に既存施設が新規施設よりいいとはいえないのでは?<br />
<br />
ところで、吉祥寺地区で建設候補地が無いので作れないという話がありましたが、西部地区では候補地があっても作られることはありませんでした。東部地域についての答弁は何だったんだろう?あってもなくても作らないならそんなの理由にならないよ。逆に西部地域に適用した公共施設理論を東部に当てはめると0123の中にグループ保育を含む複合型子育て支援施設に作ることになります。でも作られない…<br />
<br />
一つ一つの事象については、一見つじつまが合っているように見える理由を提示したつもりでしょうが、二つを並べると、おかしなことばかりです。<br />
<br />
市長が最後にこのように述べました。 <br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
公共施設全般的にこれから増やしていかないという大きい方針、それから既存施設を有効活用して行こうということの中から、まずは既存施設の活用というのを第一に考えていくべきではないかなと考えています。
<br />
<div class="source">
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長</div>
</blockquote>
<br />
桜堤地区で「活用されていない既存施設とは何ですか?」という質問をしたら、ほとんどの人が「旧桜堤小」と答えるでしょう。答えない人は旧桜堤小を知らないだけで。つまり市長は自らの口から旧桜堤小の活用を第一に考えていくべきと言ってくださっていることになります。ぜひ進めて欲しいものです。<br />
<br />
議長の「時間です」とう言葉で質問が終了しました。 イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-40687812909848632402015-08-27T14:11:00.000+09:002015-08-29T08:25:51.093+09:00第16回策定委員会を傍聴してきました2015年8月21日(金)<br />
武蔵野市役所で行われた第五期長期計画・調整計画(五長)の第16回策定委員会を傍聴してきました。例によって桜堤児童館についてどんな話し合いがあったのか紹介します。<br />
<br />
今回の事務局から提出された資料は前回とどう変更があったか差分内容も書き込んだものがありました。これはすごく読みやすい。変更の意図も読取りやすい。Unixコマンドの diff のようで。欲を出せば、すべてテキストデータで扱って、git で管理すれば、誰でも、いつでも、事務局にお願いせずに変遷を確認できますね。以下の引用ではその記法を再現しました。打ち消し線が削除、下線が追加です。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
基本施策4 子ども・子育て家庭を支援する体制・施設の整備<br />
(3) 桜堤児童館の機能拡充<br />
桜堤地区における乳幼児・児童の増加に伴い、<strike>家庭で子育てをしている親子</strike><u>子育て家庭</u>への支援事業の必要性、保育所待機児童の増加、小学生の放課後の居場所など多様なニーズに的確に対応するため、桜堤児童館は、地域が求める課題解決に向け<strike>た施設作りを進める。子育てひろば、一時預り、グループ保育、小学生の居場所・遊び場など複合型子育て支援施設へ機能</strike><u>、市民の意見を聞きながら子育て支援機能の</u>拡充を図り、地域の子育て支援団体をはじめとする民間の活力を生かした運営を行っていく。
<br />
<div class="source">
第16回策定委員会資料 2子ども・教育</div>
</blockquote>
<br />
今回の攻防は文面後半に出てくる「拡充」を「充実」に変更するかでした。ある委員から次のような意見が出ました。これは当日配布された資料にあったものです。後日、市のホームページにアップされるとはずなので確認できます。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
「拡充」という文言は、前回の計画(案)同様に一定の方向づけがなされている印象を与えます。折角「市民の意見を聞きながら」となりましたので、様々な意見がでるよう「拡充」ではなく「充実」としてはどうでしょうか。<br />
<div class="source">
第16回策定委員会資料 資料3</div>
</blockquote>
<br />
この意見に対して多くは、「充実」にしてしまうと新しいことをできなくなるので「拡充」がいいというものでした。たしかに、この<b>単語</b>だけを読めばそうなりますが、「子育て支援機能の拡充」という<b>句</b>で読めば、児童館の健全育成機能はほっとくか縮小で、子育て支援機能(グループ保育・一時預り)を拡充ということがわかります。つまり縮小という方向性は一つも変わっていません。<br />
<br />
「市民の意見を聞きながら」の部分は副市長から、市はいつも市民の意見を聞きながらやっている、だからわざわざ書く必要はないのに、ここにはあえて書いている、という発言がありました。「いつも…」の意見に「はいそうですね」という市民はそういないでしょう…でも「市民の意見を聞きながら」の部分が追加されたのはうれしいです。今まで意見を操作されたり、無かったことにされたりしていたので。武蔵野市はまだマシなほうなのかもしれませんが。<br />
<br />
重要で基本的な点、「地域が求める課題」が「市民の意見」から得られることを期待すると、「地域が求める課題」は調整計画ができあがってからわかります。それから、それを桜堤児童館が背負わないといけないことなのかどうか決めることになります。誰が決めるんだろう?<br />
<br />
「俺に決まってんだろ」 って声が聞こえてくるような…<br />
<br />
「っていうかもう決まってるよ」って横槍も聞こえてくるような…<br />
<br />
9月15日に計画案が発表になりパブコメ募集が始まります。募集ページでは個人情報の取り扱いについて現時点で何も記載されていないので、住所・氏名などを書くのに不安を感じる方が多いかもしれません。しかし、パブコメは市へ直接意見を出せる数少ない機会です。ちゃんと記録に残るニーズになります。五長や調整計画の方向性とは違った新しいアイデアも将来役に立つかもしれません。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-27638333427730857452015-08-12T14:25:00.001+09:002015-08-27T08:17:28.603+09:00第15回策定委員会を傍聴してきました2015年8月7日(金)<br />
武蔵野市役所で行われた第五期長期計画・調整計画(五長)の第15回策定委員会を傍聴してきました。例によって桜堤児童館についてどんな話し合いがあったのか紹介します。<br />
<br />
同委員会を傍聴された川名議員も当日の様子を報告されているので参考にしてください。<br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52432572.html" itemprop="url">児童館や保育園に課題は残る 調整計画策定委員会を傍聴して</a><br />
<br />
<br />
まずこれから転載する今回の計画案(案)が拡充ではないことに注意してください。桜堤児童館のこれまでを知らない人が読むと、なるほど拡充されるのかと勘違いしてしまいます。児童館機能としては、工作室、調理室、2Fホールともう一部屋が無くなります。機能縮小です。では転載します。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
基本施策4 子ども・子育て家庭を支援する体制・施設の整備<br />
(3) 桜堤児童館の機能拡充<br />
桜堤地区における乳幼児・児童の増加に伴い、家庭で子育てをしている親子への支援事業の必要性、保育所待機児童の増加、小学生の放課後の居場所など多様なニーズに的確に対応するため、桜堤児童館は、地域が求める課題解決に向けた施設作りを進める。子育てひろば、一時預り、グループ保育、小学生の居場所・遊び場など複合型子育て支援施設へ機能拡充を図り、地域の子育て支援団体をはじめとする民間の活力を生かした運営を行っていく。<br />
<div class="source">
第15回策定委員会資料</div>
</blockquote>
<br />
この施策文面に対してこんな意見がありました。<br />
<ul>
<li>この文面がいい。</li>
<li>拡充なんだからいいじゃないか。</li>
<li>地域の意見をまず聞くと書くべきだ。</li>
<li>地域のニーズ調査は行ったのか。 </li>
<li>面積が増えるわけでもないので、何かが拡充されれば何かが縮小されるはず。ただただ拡充ではない。</li>
</ul>
ここでは議論されていない重要な基本的な点があります。「地域が求める課題」とは何か、そして、それは桜堤児童館が背負わないといけないことなのか。<br />
<br />
行政から言わせれば、こんなの市民自治のアリバイ文書でしかないのだから、議論なんて無意味なんでしょうが、アリバイにも必要な手順があるでしょう。せめてそれくらいは守ろう。 <br />
<br />
また、機能拡充という言葉を使うのであれば、児童館の機能や目的は児童館ガイドラインにしっかり書いてあるので、それに沿って進めるべきでしょう。これまた最近流行りの独自の解釈でしょうか。<br />
<br />
保育についても、保育園へ子どもを通わせたいすべての人に聞いたわけじゃないので、どれだけの人がそう希望しているかは分かりませんが、認可保育園が欲しいと言っている人の多くは、こんなツギハギだらけの計画ではなくて、第二、第三の桜堤保育園や境保育園が欲しいと言ってるのではないでしょうか。0~5歳の子が安心して通える保育園を。<br />
<br />
この施策は桜堤地域のためのものなのか、行政の面子のためのものか、某子育て系NGOのためのものか…<br />
<br />
副委員長の「私が大事にしたいのは桜堤のあの地区あの地域に住んでいる子どもや子育てをしている家庭が安心して幸せにあの地域で暮らしていけるためにはどうしたらいいのか。」という言葉が空しく聞こえる。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-41622745954013896012015-08-12T14:24:00.000+09:002015-08-12T15:03:25.756+09:00長年に渡って子どもを見るということを市も高く評価していた武蔵野市は平成28年4月に地域子ども館あそべえと学童クラブの運営を一体化して子ども協会へ委託します。その説明が子どもプラン推進地域協議会と教育委員会の定例会でありました。<br />
<br />
その中で、運営主体を一体化するメリットと子ども協会へ委託することのメリットがいくつか挙げられています。これらの話しは一体化・委託化を決める前に話すことだと思うのですが…気になる記述があったので取り上げます。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
3 子ども協会の運営による子どもへの支援の向上<br />
(1) 子どもの育ちの連続性を支える<br />
0123、保育園など地域と協働した子育てや子どもの育成活動を実施している。乳幼児期から学童期までの途切れ隙間のない支援により、子どもの成長発達を継続して支えることが可能になる。それによって、配慮が必要な児童についてのより適切な支援や、小1プロブレムへの対応等も期待される。
<br />
<div class="source">
子どもプラン推進地域協議会(平成27年度第1回)資料</div>
</blockquote>
<br />
どこかで似たような話があったような…<br />
児童館ガイドラインの機能・役割の一項目目に「子どもと長期的・継続的に関わり、遊び及び生活を通して子どもの発達の増進を図ること」という記述があります。市はやっぱり児童館の価値を評価してるということでは?我慢しないで市内全域に児童館を作ってみてはいかがでしょう。<br />
<br />
と書いたら<br />
<br />
これからは子ども協会がその役割も果たせるようになるから児童館は要らないのでは?と言い返されそうですね。<br />
<br />
いえいえ、0123、保育園、あそべえ、と別々の施設とスタッフでそれができるとはとうてい思えません。それとも、個人情報データベースでも作って徹底管理するつもり?それも怖い怖い。<br />
<br />
しかし、何で児童館を解体して年代別で輪切りにして施設に割り振ろうなんて考えたのかな?長期的・継続的な関わりが大事だって分かってるのに。<br />
<br />
<br />
■子どもプラン推進地域協議会と教育委員会とでの資料の違い<br />
両会での資料は概ね内容は同じなのでが、一部違っていました。委託化への工程についてです。子どもプランでは平成27年度に何をやるかを列挙していますが、教育委員会では平成28年度分、29年度分まで載っていました。それから平成27年の仕事の一つに(5)学童クラブ条例の改正(延長時間等)が追加されていました。教育委員会の資料を転載します。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
5 職員配置を中心とした委託化に向けての工程案<br />
【1】 平成27年度<br />
(1) あそべえ館長と主任指導員の定期合同会議の開催(26年度からの継続)<br />
(2) 児童館職員のあそべえ及び学童クラブへの定期巡回(26年度からの継続)<br />
(3) 子ども協会の事業実施計画作成等(市・協会との協議による)<br />
(4) 事業委託についての市民・職員・学校への説明<br />
(5) 学童クラブ条例の改正(延長時間等)<br />
【2】 平成28年度<br />
(1) 市直営でのモデル校3校での実施(学童クラブの開所時間延長)<br />
(2) 施設長を3名配置(市職の3名)<br />
(3) 準備担当職員(事務)の子ども協会への派遣<br />
(4) 子ども協会の定款変更申請、各種規則整備等<br />
【3】 平成29年度4月<br />
全12校委託化開始(施設長を12名配置)
<br />
<div class="source">
平成27年武蔵野市教育委員会定例会第8回資料</div>
</blockquote>
<br />
平成29年4月?陳情があったときに平成28年4月よりやるようなことを聞いたような…<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
子ども家庭部長「<a href="http://asp.db-search.com/musashino-c/dsweb.cgi/document!1!guest02!!13550!1!1!1,-1,1!4221!201739!1,-1,1!4221!201739!4,3,2!46!81!204949!96!4?Template=DocPage" target="_blank">めどを28年4月というふうに持っていっています</a>」<br />
<br />
子ども家庭部長「<a href="http://asp.db-search.com/musashino-c/dsweb.cgi/document!1!guest02!!13550!1!1!1,-1,1!4221!201739!1,-1,1!4221!201739!4,3,2!46!81!204949!119!4?Template=DocPage" target="_blank">学童の延長、今実施を検討しておりますけれども、こういった全児童、全家庭にかかわる問題については一斉にやるつもりでございます</a>」<br />
<div class="source">
平成27年3月6日文教委員会議事録</div>
</blockquote>
イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-8300857401986831272015-07-24T10:18:00.000+09:002015-07-30T08:54:18.111+09:00そういえば前は水遊びができたなぁそういえば桜堤児童館では前は水遊びができたなぁということで過去の市報を見てみることにしました。武蔵野市報は<a href="http://www.city.musashino.lg.jp/koho/shiho_musashino/shiho_h19/index.html">市のWEBサイト</a>で平成19年からPDFファイルでダウンロードできます。水遊びといえば、夏、8月1日号あたりから調べたらいいかなとダウンロードしてみると一発ツモすぐに見つけることができました。当時の市報によると毎週水曜日が水遊びの日だったようです。ついでに最近はどうなのかなと平成26年の市報を見ると…<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrU7pbAB7Mu7v_Cfp2294qilbs9KV3_7P93nTPR8JI4Y11sWc4r7bW8_HhanNbV7flzhAGUj1x8FKTn7MFX8iVvcisrh0zT2qz7OdDfN8oQMnpeJFvazPV3dFlDNFUR_Fh8R-MwBAhjo77/s1600/sihomusashino.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="346" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrU7pbAB7Mu7v_Cfp2294qilbs9KV3_7P93nTPR8JI4Y11sWc4r7bW8_HhanNbV7flzhAGUj1x8FKTn7MFX8iVvcisrh0zT2qz7OdDfN8oQMnpeJFvazPV3dFlDNFUR_Fh8R-MwBAhjo77/s400/sihomusashino.png" width="400" /></a></div>
<br />
あらら、ずいぶんさびしくなっちゃいました。今年の8月1日号はどうなるかな。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-10389491661495184152015-07-22T17:14:00.000+09:002015-07-22T17:16:53.444+09:00厚生労働省「児童館利用に関するアンケート」この7月から厚生労働省が、「児童館を利用されている保護者の皆さまへ『児童館利用に関するアンケート』ご協力のお願い」という見出しのアンケートを実施しています。これからの児童館のあり方について検討する委員会「<a href="http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=276129" target="_blank">遊びのプログラム等に関する専門委員会</a>」が<a href="http://www.jidoukan.or.jp/new/2015/06/post-615.html" target="_blank">設置</a>され、そのための意見募集が目的のようです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhu5YnSHf5CUP5ECB4JiAW7zIdEreia0YT7fXFDw2eD0LuBsI2EJwt5C1Robgm7VP0ahwUg55q6V58i5JHuizAicdeOuriN1f4QXhPQT8wIOGDGvOHwjSSlgHqGV4NApUQ_uXFJURnEF3p8/s1600/%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhu5YnSHf5CUP5ECB4JiAW7zIdEreia0YT7fXFDw2eD0LuBsI2EJwt5C1Robgm7VP0ahwUg55q6V58i5JHuizAicdeOuriN1f4QXhPQT8wIOGDGvOHwjSSlgHqGV4NApUQ_uXFJURnEF3p8/s1600/%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.JPG" /></a></div>
<br />
実際に、こういう委員会ができたということは、行政は一定の方向性、既にどの程度具体的な絵が描かれているか分かりませんが、方向性があるはずです。委員会の役割はそのお墨付きを与えることです。そのデータの一つとしてアンケートが利用されます。<br />
<br />
行政の方向性が縮小なのか発展なのか、はたまた思いもつかないイケテルアイデアなのか、まったく分かりません。ただ、<a href="http://www.jidoukan.or.jp/new/2015/07/2-4.html" target="_blank">座長を児童健全育成推進財団の鈴木理事長が務める</a>とのことなので期待しています。この財団は児童館ガイドラインに深く係わっています。<br />
<br />
アンケート用紙は桜堤児童館にもあります。保護者用と子ども用がありますのでお間違えの無いように。桜堤児童館の窓口によると、28日(未確認)まで受け付けているそうです。<br />
<br />
■ 参考<br />
<a href="http://www.jidoukan.or.jp/new/2015/06/post-615.html" target="_blank">「遊びのプログラム等に関する専門委員会」について(情報提供・お願い)</a><br />
<a href="http://www.jidoukan.or.jp/new/2015/07/2-4.html" target="_blank">第2報:「遊びのプログラム等に関する専門委員会」について(情報提供・お願い) </a>イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-40689541454113082022015-06-27T04:52:00.000+09:002015-06-27T05:02:51.743+09:00いろんな児童館を観てみよう財団法人児童健全育成推進財団のページ
<a href="http://kodomo-next.jp/mirujidoukan.html" target="_blank">見る児童館</a> では各地の児童館が映像化されています。 運営者が観て勉強するのかな?いずれにしろインターネットで公開されているので誰でも観ることができます。<br />
武蔵野市の児童館はいわゆる児童館とは違って、小中学生の遊び場ではなく、乳幼児~小学校低学年の利用が中心と言われたことがあります。よその自治体では児童館に学童保育が入っていたり、で、たしかにそうなのかなと思っていました。ところが上のページの映像を観てると、どうやら武蔵野市が特別変わってるんではなくて児童館はその館ごとに特徴があるもんなんだなと思うようになりました。逆に特徴がないと面白くないなとも。そもそも児童福祉法にも児童館ガイドラインにも役割や目的は書いてありますが、具体的にどうしろこうしろとは書いてません。目的のために各児童館がどうアプローチするかは運営者のアイデア収集力次第ってことですね。あ、よその児童館からアイデアをパクって来るのもありです。<br />
<br />
(札幌市苗穂はるにれ児童会館)<br />
「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=wIFaFrxGmiI" target="_blank">『ありがとう』の輪を広げたい</a>」<br />
<br />
<br />
(港区立台場児童館)<br />
「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=4SZwtZ9mAyg" target="_blank">街のホットステーション</a>」<br />
<br />
(八王子市立浅川児童館)<br />
「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=hXGFeMAwGz8" target="_blank">幸せの種を育む</a>」<br />
<br />
(日光児童センター)<br />
「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=wdK5kr9CTtU" target="_blank">あなたの笑顔に出会いたい</a>」<br />
<br />
(神戸市立魚崎児童館)<br />
「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=YhBPQ_1UjEw" target="_blank">出会いが生み出す子育ての力</a>」<br />
<br />
(岡垣町こども未来館)<br />
「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=4mhfyiDOfks" target="_blank">幸せを分かち合う</a>」<br />
<br />イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-73264589730458952222015-06-18T16:38:00.002+09:002015-06-18T16:45:34.057+09:00桜堤児童館の二階はどうなる?20150618版2015年6月18日(木)<br />
<br />
文教委員会を傍聴してきました。ここ最近では五長・調整計画で桜堤児童館がなくなることは無いと確認され、市議会本会議では市長は桜堤児童館はしばらく現状維持と答えていました。今日の文教委員会ではどうだったのでしょうか。<br />
<br />
桜堤児童館についての議題はありませんでしたが、川名議員が保育園の話の中で触れてくれました。 <br />
<br />
川名議員の桜堤児童館の、二階については来年以降どうするのかという質問に対して子ども家庭部長は次のように回答しました。<br />
<br />
「今後、待機児問題がある程度見込みがつくまでは児童館の中で、小規模保育については一定程度の期間運営を続けていく。今のところそういう予定です。」<br />
<br />
「ある程度の見込み」が具体的に何を指すのでしょうか。「今のところ」というのが今後議論の余地があるのかどうか。どうなんでしょう。<br />
<br />
また、今後小規模は増やしているのか?URの空き室利用は考えられるのか?という質問に対して子ども家庭部長はこう答えました。<br />
<br />
「今課長が申しましたように、小規模の公募をしまして、それが今月中にプロポーザルで結果が出ますので、また○○で報告をさせていただきたいと思ってますけど。そこが19人定員のところが3箇所、今回のコスモ[註1]のほうで99名、それと認可化[註2]によりました22名ですね。これで一応この4/1の待機児は127という結果が出ておりますので、この数字だけみますと一応これでクリア、来年度に向けては準備ができているということではありますけども、また年度途中の動きもあります、ここ数年児童数が増えていたりだとか、あるいは出生率が少し上がっていたり、就労率が上がっていたりということもありまして、申請数もまた来年も増えるのではないかという見込みもありますので、そこらへんの動きを早めに察知をしながら必要な対策をとっていく」<br />
<br />
待機児童数はクリアされたと発言されているのと「ある程度の見込み」の関係はどうなっているのでしょう。<br />
<br />
[註1] 平成28年4月開所予定の新設認可保育園<br />
[註2] 平成28年4月に認証から認可へ変更し、受け入れ人数を増やす保育所 イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-15343709519327558802015-05-16T10:43:00.002+09:002015-05-16T16:56:43.882+09:00第11回策定委員会を傍聴してきました2015年5月15日(金)<br />
前回の策定委員会から市議会選挙を挟んで、市議会も新体制になってからの初めての策定委員会です。いつもより多くの議員さんたちが傍聴されていました。<br />
<br />
さて、桜堤児童館については、行政から、児童館開設の経緯、利用状況、これまでの長期計画での記載、行政の提案、討議要綱への市民意見、市民説明会での資料、行政で随時受け付けている市民意見が説明・紹介されました。<br />
<br />
随時受け付けについては公開される場が無いので、ここでピックアップしておきます。<br />
<br />
<ul>
<li>一時保育については、利用者が予定調整しやすいので、すべての地域の人が(児童館に)一時預かりを必要だとは思ってないのではないか?</li>
<li>小規模保育が待機児対策で児童館に入っているが、URに戻ってほしい。</li>
<li>0123の質自体は評価しているけど、児童館の一つの部屋として入れるのはいいとしても、全体として0123にするのはいかがなものか。</li>
<li>民間の活用については、どんどん進めるべきだとは考えているけど、施設全体を民営化は心配をしている。その理由は、行政あるいは議会の関与が薄れていくから。</li>
<li>運営協議会のような形で常日頃から利用者からの意見を聞くような公式な場があると望ましい。</li>
</ul>
<br />
<!--委員会での議論は桜堤児童館のみならずあそべえとの関係、児童館機能の全市展開、市民との意見交換、利用者の理解を得ることを五長に-->
議論については後々書き加えるとして、そのまとめの部分を書きとめておきます。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
今までの議論の中で桜堤児童館を無くしてしまおうとか0123化にしてしまおうということは無いんだよということが確認されたということでよろしいですね。それを前提にしながら絶対にぶらしたくないなぁと思ってる。<br />
<br />
私個人の視点としては……<br />
<br />
行政vs住民というそこの構造ではなくて、私が大事にしたいのは桜堤のあの地区あの地域に住んでいる子どもや子育てをしている家庭が安心して幸せにあの地域で暮らしていけるためにはどうしたらいいのか。ここのゴールを絶対にぶらしたくないっていう点と、そのゴールに向かって行政と私たちと住民の方がいっしょに向かって考えていくんだ、というここの部分はぶらしたくないなというふうに思っております。
<div class="source">第11回策定委員会での副委員長のコメント</div>
</blockquote>
<br />
ということで、副委員長のまとめで児童館の廃止はないこと、0123施設化もないことが確認されました。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-36263721929272141082015-04-24T23:43:00.000+09:002015-05-16T09:42:54.795+09:00統計マジック、結果が入れ替わる先日、川名ゆうじ議員が桜堤児童館をどうしたらよいかというアンケートした結果をブログで発表しました。大括りの意見を円グラフにしてあって概ね廃止するのは早計だという意見で安心しました。今回はこちらの統計ではなくて保育園についてです。以前読んだ本に「<a href="http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309907680/">これでいいのか保育園</a>」というものがありました。この本では武蔵野市の保育園で、利用者・父母会会長・行政の諮問委員会という異なる三つの立場を同時に体験した話が書かれています。サービスする方と受ける方両者の立場を理解してる珍しい著者です。<br />
<br />
統計の話に戻ります。この本によりますと、武蔵野市は保育園を民営化するかどうかを検討する諮問委員会に一つの統計データを提出したとのことです。内容は市内の公立と私立の保育園利用者の満足度アンケートです。選択項目は大変満足・満足・どちらかと言えば満足・どちらとも言えない・どちらかと言えば不満・不満・大変不満です。普通、どれだけ人が満足してるか、どれだけの人が不満を持っているかは、満足の部の合計や不満の部の合計で調べます。ところが市はどちらかと言えば○○の部分を省いて比較した数字を出してきて公立園より民間園の方が満足度が高いと結論づけたのです。だから民営化はいいことだと言いたいのでしょう。ところがどうでしょう、どちらかといえば満足まで加えると結果が逆転してしまうんですね。この部分を聞かされなかったら民営推進に傾きます。みごとな情報操作でした。それに気がついた著者もおみごと。下のグラフはアンケート結果です。数値は%です。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigMwrBfcE9D_stBt405yPNeWBG7nt0SQtuNSPl8mZady1Ttt6RoSH13wQAkei6JPRaGpMt9bqJYDqSGhOETLZkUc7IgURNXczMpbDkFH8l4KTloYO7ToFuB0PHeCkP9OEXXyytDwi4AHKs/s1600/hoiku_manzoku.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigMwrBfcE9D_stBt405yPNeWBG7nt0SQtuNSPl8mZady1Ttt6RoSH13wQAkei6JPRaGpMt9bqJYDqSGhOETLZkUc7IgURNXczMpbDkFH8l4KTloYO7ToFuB0PHeCkP9OEXXyytDwi4AHKs/s1600/hoiku_manzoku.png" width="214" /></a></div>
<br />
しかし、このアンケート結果は園毎のアンケート回収率が大きくばらつきがあったり、標本母数が少ないことによる現実とのズレがあることを考えると、どちらが満足度が高いとは言えません。このデータで諮問委員会の流れを変えようとするのは無理があります。民営・公営どちらも満足度は高いんじゃないでしょうか。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-58664130182062477562015-04-09T19:30:00.000+09:002015-04-11T09:31:33.444+09:00三圏構想用マップ平成17年3月に発行された「地域子育て支援推進担当報告書」に分かりやすい図がありました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDJdXSgW4U_elmNAkKoA9aOqtB4YSJxzN8enpYZIkL1x98X72hmmA267PcGVpxn4Gz5oF1nvh0ZRY2bUcnEPodWNhjuM1C-7o4uvfyUwsDFWGaTDd9H_s6cXxAYRWagA23fo26XsL32osP/s1600/1s.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDJdXSgW4U_elmNAkKoA9aOqtB4YSJxzN8enpYZIkL1x98X72hmmA267PcGVpxn4Gz5oF1nvh0ZRY2bUcnEPodWNhjuM1C-7o4uvfyUwsDFWGaTDd9H_s6cXxAYRWagA23fo26XsL32osP/s1600/1s.jpg" height="213" width="400" /></a></div>
<br />
各施設へ自転車で10分で通える範囲を円で示しています。その円内に住んでる人は、その施設を利用しやすい距離にいるということですね。逆に言えば、どの円にも入ってない人は、少々がんばって通うということです。ということで、市が施設を作るときはできるだけ全ての人が利用しやすいように、円に入らない面積を減らす努力をするのでしょう。<br />
<br />
今まで議事録などを読んでいて、市内に三ヶ所、東部・中部・西部に地域を分割してそこに施設を配置するという話しがよくありました。児童館や0123もその一つです。0123を例にとれば、境に作る場合は、下の図のように赤いく描いた円がちょうどよいのではないでしょうか。地図を重ね合わせてみると、円の中心はちょうどJAがあるあたりです。 <br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgq-nvBm2QO7czqf11-jpCTh7riah7busS9HP2_rz3lY7999AgMmKDXCBaUgYUA9kbwMguoBzYbFbJZxxtlYXMzbaqSk68nwVJLqX2mxpF5nDVidiMAhQ1aJ9pGlgPWa-jVpEkPlgIr-asf/s1600/2s.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgq-nvBm2QO7czqf11-jpCTh7riah7busS9HP2_rz3lY7999AgMmKDXCBaUgYUA9kbwMguoBzYbFbJZxxtlYXMzbaqSk68nwVJLqX2mxpF5nDVidiMAhQ1aJ9pGlgPWa-jVpEkPlgIr-asf/s1600/2s.jpg" height="213" width="400" /></a></div>
<br />
過去に桜堤児童館を0123にしたらどうかという案がありました。そんな中で、2010年3月5日の文教委員会で<span class="Condition">土屋美恵子委員がこんな発言をしています。</span><br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
私的には、桜堤児童館に0123をつくることには余り賛成はしないです。場所的なことを思っております。あそこはすごく外れです。今の児童館であっても、境南地区とか、ほかの地域から行く方はすごく不便なのです。武蔵野市の0123は全部市の外れにあります。まだ同じ轍を踏むのかというような、これは私の感想ですが、特に乳幼児を抱えている場合には利便性のいいところというのがありますので、その辺のところは、もう少し確認していただきたい。
<br />
<div class="source">
<a href="http://asp.db-search.com/musashino-c/dsweb.cgi/documentframe!1!guest05!!15342!1!1!1,-1,1!4164!198642!1,-1,1!4164!198642!13,12,11!21!24!76469!110!10?Template=DocOneFrame">2010年3月5日文教委員会</a></div>
</blockquote>
<br />
上の地図を見る限り、土屋委員の意見は一理あります。いや、一理どころか凄く真っ当な意見ですね。中央線が高架になって南北の移動がスムーズになったのも土屋委員の意見を後押しします。複合型子育て支援施設もここらへんがいいんじゃないの?駅も近いし。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-6265241995021904932015-04-07T23:20:00.000+09:002015-04-08T09:50:47.094+09:00みんな急がば回れ桜堤児童館転用の背景について先日市長よりお話がありました。それを紹介した記事にもありますように、市長と食い違う説もあります。これは、より広く知らないといけないということで過去の議事録を読むことにしました。具体的には児童館というキーワードで議事録から検索して片っ端から読んでいきます。当然、キーワードが含まれていれば何でもピックアップされてしまいます。転用とは直接関係ない話も引っかかるわけです。今回はそんなことの一つの話です。<br />
<br />
平成26年第4回定例会での近藤和義議員の一般質問でのことです。行政は話の進め方がまずいというのです。ごもっとも。そのとおり。児童館の転用もその一例として取り上げられました。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
政策決定過程における市議会議員への情報提供について尋ねます。このたび、議案には上がりませんでしたが、行政側より児童館の廃止に伴う施策の今後について、おおよその骨子が固まりましたので報告をしたいと説明がありました。児童館については、この話を聞く前に、市民から、廃止になると言われたがどうなのかと問い合わせがありました。私は、非公式にもこのことを知り得なかったのですが、昨年の<b>北ホール</b>についても同様なことがありました。また、児童館についてはその活動の歴史は大いに評価されています。しかし、武蔵野市西部に1カ所の設置のため、利用者に地域差があり、さまざまな意見が出されていることは承知しておりました。<b>他の議案のほとんどもそうですが、骨子が固まってから我々に説明があるということは、その議案がかかれば、賛成か反対の立場を示すことしかできません</b>。さらに、市民の方が先に情報を得ているということは、市民に相談を受ける立場の我々議員はまことに不勉強ではないかと思われてしまいます。また、行政側も車の両輪と常々申しておりますが、情報の出し方がこれで意見交換をするということは、全く片車輪と言わざるを得ません。過日の<b>文化会館改修工事</b>の際は、全員協議会を二度開き、さまざまな意見交換をしました。これとて予算審査の際、文化会館基本設計に関する予算及び改修関係項目に多くの疑問が出され、本予算の取り扱いについて陰が出てきたため、市長より議員に意見を求めたり、それまで予算の執行をしないと申し出がありました。このことによって実現したものでした。北ホールや<b>歴史資料館</b>の件なども<b>もっと早い時点から市議会と情報交換し、意見交換をすれば、もっとやわらかく、順調に動いた</b>と思います。したがって、<b>施策を決定する際には、今度このような施策を行いたいがどうだろうとの意見を、素案のときから市議会に情報を提供し、施策立案の進捗に合わせ行政報告など適宜に情報交換をすべき</b>と思います。<br />
<br />
(中略) <br />
<br />
情報提供についてです。市長は、情報提供を行政報告において行っているというふうに今おっしゃっていました。確かに、行政報告は前市長の時代よりも丁寧にたくさん何件も出ています。それはわかります。そうでなくて、もっと、<b>こういう施策を行いたいのだけれどもどうだろうかというところからやってもらうと、もうちょっとありがたい</b>。例えば北ホールについては、今度北ホールをこういうふうに転用したいのだけれどもとか、あるいは返したいとか、そういうことを私たちに<b>行政報告の前に示していただければ、もっともっとやわらかくきちんとできたのではないか</b>。というのは、決まってからお話をいただいています。この決まってからのお話というのは、さまざま、例えば児童館の問題も、児童館の方向性の骨子が固まりましたのでというお話をいただきました。そうすると次に出てくるのは廃止条例です。そうすると、これは廃止条例がいいか悪いか、賛成か反対かという形になってしまうのです。児童館の将来をどうしたらいいのだろうかと。時間はかかります。でも<b>児童館の将来をどうしたらいいのかということをやはり私たちに示して、それで案の一つにこういうものがあるぞということを言っていただければ、もっともっと、先ほど申したようにやわらかく、そして早い解決を見るのではないか</b>というふうに思っています。<b>時間はかかります</b>。
<br />
<div class="source">
<a href="http://asp.db-search.com/musashino-c/dsweb.cgi/documentframe!1!guest08!!15425!0!1!1,-1,1!4152!197981!1,-1,1!4152!197981!4,3,2!11!93!201590!42!8?Template=DocOneFrame">平成26年第4回定例会</a></div>
</blockquote>
<br />
現状の話の進め方ではろくな意見交換ができない。問題点の洗い出しもできない。改善点も出せない。もっと違うアイデアも出せない。行政は議会の意見を聞く気なしということでしょうか。これじゃ市民意見も無視されちゃいますね。手元に調整計画の策定委員会で配布された<a href="http://www.city.musashino.lg.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/018/920/shiryo5.pdf" target="_blank">ワークショップIIの実施報告【速報版】</a>があるのですが、いっさい討議要綱には取り込まれていないようです。<br />
<br />
行政のアイデアでは解決できないけれども、解決できる問題があったらどうするのでしょう。議会は解決できないアイデアなんて採用しないから、その問題は放置されて酬われない人が生まれちゃうのでしょうか。児童館に限れば、解決できないで現状維持が継続されるという嬉しい副作用が得られちゃっています。いやいや、こんなことを喜んじゃダメです。児童館も合理的な判断を基に拡充しなければ。<br />
<br />
一般的な問題に話を戻して、近藤議員の言うとおり、時間はかかるけれども、行政・議会・当事者で合理的な方針を作るべきです。その他によい知恵を持ってる人がいれば頼ってもいいですね。他自治体のアイデアも参考にしたいですね。あ、近藤議員は当事者については含めていませんでした。でも、一緒にやったほうが、結局は近道だと思います。<br />
<br />
そういえば、境こども園の園庭問題も早いうちから当事者との意見交換があれば、陳情を出されることもなく、土壇場で図面を描き変えることもなく、丸く収まったのに、ということもありました。<br />
<br />
北ホール、市民文化会館、歴史資料館、桜堤児童館、境こども園園庭、進め方の問題多すぎない?<br />
<br />
これって、もしかして、自治基本条例と関係ある?行政の仕事の仕方、議会の関わり方、市民参加とか。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-19438417237216322382015-03-31T11:26:00.000+09:002015-04-11T09:33:15.879+09:00平成26年度の記録を作りました行政からしたらもう何十年と続いた事業の途中経過だったのかもしれません。しかし、現桜堤児童館利用者からしたら寝耳に水、突然知らされた桜堤児童館転用事業でした。平成26年初夏から始まった転用に関係する一連の出来事をまとめました。ぜひご覧ください。まだ書き記すべき情報もありますので、随時補足していきます。今週中には補完できるでしょうか。<br />
<br />
「<a href="http://jidoukan-in-musashino.blogspot.jp/p/blog-page_27.html" target="_blank">桜堤児童館の廃止案とその見直し活動の記録</a>」<br />
<br />
平成26年度末での桜堤児童館の行方は、いったん廃止は棚上げとなり、第五期長期計画・調整計画の策定委員会での議論を待ち、その結果に従って再度どうするか検討することになっています。その間、利用者からのヒアリングやニーズ調査が改めて行われる可能性もあります。今期が最後になるつもりで、利用者が意見を出して行くことが大事だと思います。<br />
<br />
平成27年度は策定委員会の後半戦が始まったり、武蔵野市議会選挙があったりします。しっかり意見を出していきましょう。<br />
<br />
カンパやチラシ配布のお手伝いをして下さった方、ありがとうございました。これにてこれまでの活動報告とさせていただきます。今後ともよろしくお願いします。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-75491276786124813832015-03-24T14:54:00.001+09:002015-04-07T13:16:09.921+09:00桜堤児童館転用の本音を聞けた?予算特別委員会5日目、締めくくり総括での川名委員と市長のやりとりで、第五期長期計画に児童館の転用が記載された背景に市長が触れました。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
■川名委員:<br />
高野委員から質問があって、<br />
<br />
「長期計画に、桜堤児童館はその機能・役割は全市的に発展させ将来的には0123施設化を図るって書いてあったことに対して<b>どういう経緯でこうなったんですか</b>」<br />
<br />
という質問があったかと思うんですけど、それに対する答弁がなかったんですよね。でも、<br />
<br />
「これらを含めて、子ども協会等々についてもいろいろ経緯があるのになかなか説明がしきれてないんじゃないか」<br />
<br />
と質問したときに、市長からも<br />
<br />
「そこらへんは分りやすいように、これから説明していく」<br />
<br />
とお話があったんですが、それはそれで評価するんですけども、<br />
<br />
この全市的展開って話がどっかから出てきたかっていうのを私ももう一回議事録を再確認してきてきたんですけれども、2009年11月の文教委員会で第三次子どもプラン中間報告について行政報告があって、当時の子ども家庭部長が<br />
<br />
「あそべえは居場所事業でやってきたけれども、児童厚生員を置くような形で機能を強化し、児童館の役割がなんとか果たせないかと考えていかなくてはいけない」<br />
<br />
ということを考えていて、要はもう少し機能強化をしていきたい、そういう意味があって、専門職の正規の職員を雇って全市展開してくってことが、ここで一つ明らかになった。で、その後に子ども協会で、雇用していくって話が広がって行ってるんですね。<br />
<br />
とすると長期計画に書かれていることは、あそべえの機能強化が終わった段階で児童館をどうしようかって議論をするって話だと私はずっと思っていたんです。そのことがなかなか説明しきれていないということを考えると、もう一度整理をしたほうがいいのかなと思いました。<br />
<br />
この細かい○○について○○に聞いてもしょうがないんですけども、そういう前提があることを考えると、これは再確認なんですけども、五十嵐副市長の方から協議を誰とするかまだこれから決めなくちゃいけないですけども、その廃止や転用ありきではなくて、子ども施策を充実させるためにいろいろ市民の方々と協議をしていきたいということを○○、ということを含めていくと、これらの前提ももう一度再検証というですかね、考えた上で、改めて協議をしなおしていってほしい、要は、桜堤児童館も含めて子ども施策を充実させるためにいろいろ協議を続けていってくださると思っていますが、そういう認識でいいのかどうかを再確認させてください。<br />
<br />
■邑上市長:<br />
児童館については、ご案内のとおり、第五期長期計画では「その機能を全市的に発展していく、そして0123機能をここに拡充していこう」という話です。<br />
<br />
<u>0123につきましては</u>、ご案内のとおり<b>全市で三ヶ所程度設けていきたいとう中で西部地区での設置場所の候補</b>としてここは掲げたところでございますし、<br />
<br />
また、<u>児童館については</u>当該施設に対して非常に評価がある、つまり<b>利用されている方には評価がある</b>のですが、ただしこれは<b>全市的なものになってない</b>、ということです。<br />
<br />
そのときにいろいろ議論があったと思いますけども、じゃ<b>児童館を全市的に展開できるか</b>というと、これもなかなか<b>難しい</b>、つまり現在の児童館は概ね二つの小学校区のみなさんがたがメインになっているので、それを考えますと12小学校あるとすると六つぐらいないとですね、<br />
<br />
これはなかなか利用勝手が進まないのではないかというこもあって、かつてあそべえというものがあって、<b>あそべえは若干居場所中心のものになっているから、これをもう少し児童館的な機能を拡充することによって、全市的な展開ができる</b>だろうということから児童館の機能はおいといて、かつ、<span style="color: red;">(1)</span><b>地域で求められている0123を児童館の後に設けていこう</b>ということでですね、第五期長期計画をスタートしたところでございますが、<br />
<br />
その後に地域のさまざまな課題が起きてきた、それはやはり児童増に対する課題、それから待機児対策の問題あります。それを課題解決図るためにこの<span style="color: red;">(2)</span><b>児童館施設がかなり活用できるのではないかというさまざまな議論</b>があって最終的にそのような複合の子育て支援施設としてなんとか位置づけられたらなということでございますので、児童館を廃止するというよりか子育て施設として<span style="color: red;">(3)</span><b>地域が求められる課題</b>解決のための施設作りをしたいなというのが今時点の考えでございます。<br />
<br />
ただ、この間、児童館を利用されてるみなさまがたから多くの課題をご意見をいただいてるといころでございますし、また、調整計画での中でも委員長からこの問題についていろいろ話を聞いてみようということになってますので、そちらでの議論を踏まえて<b>再度われわれも考え方をもう一度整理すべきではないかな、というふうに思っとります</b>ので、今後ですので、調整計画の策定委員会の方でそういう意見を聞く場あるいは議論をする場があろうかと思っとりますので、それを踏まえて最終的な方向性を考えていきたいというふうに思っております。<br />
<br />
当然のことながら、調整計画の策定の中では、市民からの意見を聞く場が増えてくると思いますし、また、われわれもそのような最終的な決定した後でもですね、説明の機会、決定する前にも案として意見を聞く場があろうかと思っておりますんで、そういう場で市民意見を収集していきたいというふうに思っております。<br />
<br />
※○○は聞き取れなかった部分です。
<br />
<div class="source">
平成27年3月23日予算特別委員会締めくくり総括</div>
</blockquote>
<br />
児童館の転用の話は第四期長期計画にも記述かあるように、けっして最近始まった話ではありません。ですが、昨夜、市長から第五期長期計画における経緯・背景の説明がありましたので、最近での児童館の転用話はこれで急に見晴らしがよくなったのかもしれません。今まで市職員からは明確な転用の理由・経緯・背景が説明されたことはないので、一時的にモヤモヤが減りました。しかし、川名委員の発言に出てくる2009年11月の文教委員会で、川名委員が<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
要は、児童館がなくなるからあそべえに移る。それで何がどうなるか、よく整理されなかったんですけれども、あそべえに関する市民ニーズなり求められているものが高度化しているから、児童館がなくなることもあって、あそべえについてももう少し機能強化したいと考えているので検討するというお考えでよろしいのかどうか、これを確認させてください。
<br />
<div class="source">
平成21年11月4日 文教委員会</div>
</blockquote>
<br />
と発言しているので、今回の市長の回答と一致しません。あそべえに児童館機能を、なのか、児童館がなくなるからあそべえなのか。ということで、背景についても完全に明らかになったとは言い切れません。そして、<a href="http://jidoukan-in-musashino.blogspot.jp/2015/03/blog-post_23.html" target="_blank">ニーズについてはまだクリアになっていません</a>。<br />
<br />
とりあえず市長の回答で不明だった点を挙げておきます。<br />
(1)地域で求められている0123<br />
(2)児童館施設がかなり活用できるのではないかというさまざまな議論<br />
(3)地域が求められる課題<br />
私は児童館問題については新参者です。過去にどんなニーズ調査があったか、どんな議論があったかまだまだ知らないことがたくさんあります。こういう鍵となる事項については説明会等で伝えてもらえると助かります。<br />
<br />
不明な点を明らかにするために行政に質問し続けることも大事ですが、議事録をさかのぼって調べる必要性も感じました。これは大変だ。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-79827945330897028292015-03-23T13:25:00.003+09:002015-03-24T08:37:50.395+09:00桜堤開花宣言2015たまには心洗われる話題でも。桜堤団地の桜シーズンがスタートしました。四月の頭にはソメイヨシノのピークが来て、桜吹雪の中、入学式を迎えられたらいいですね。今日見られた咲いてる桜は5種ありました。この後、ヤエベニシタレ、ウコンザクラと続きます。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtgC9XffhHADUDSp-txhB5d4_N7OaRKdud4PkgcfVt__45_82uSbpszYFM7P0GxmPg_HEpjjhibgNWJz5xqoNg1fP6t-JOOWE5kBfk9SgyGoi5leM8buo2k2v-4ppNO1Ykw-JbgsRFtZi6/s1600/IMG_5670cs.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtgC9XffhHADUDSp-txhB5d4_N7OaRKdud4PkgcfVt__45_82uSbpszYFM7P0GxmPg_HEpjjhibgNWJz5xqoNg1fP6t-JOOWE5kBfk9SgyGoi5leM8buo2k2v-4ppNO1Ykw-JbgsRFtZi6/s1600/IMG_5670cs.JPG" height="213" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
ソメイヨシノ</div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihRZqKYHyvJRQ8rc5sXRJncIwGTh-iyYQxWyJRDgOUKR-nI5aQg1P6jNweGHL1bdarv-07tFtEQzHDziBpk2S74qF7Vs5pNT-wxp21y7zX7UX7lMgsQRRkvrm-Y6Lk1jT96e61fM_GrNKg/s1600/IMG_5653cs.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihRZqKYHyvJRQ8rc5sXRJncIwGTh-iyYQxWyJRDgOUKR-nI5aQg1P6jNweGHL1bdarv-07tFtEQzHDziBpk2S74qF7Vs5pNT-wxp21y7zX7UX7lMgsQRRkvrm-Y6Lk1jT96e61fM_GrNKg/s1600/IMG_5653cs.JPG" height="213" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
ヤマザクラ</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgiXmbH1jATt2PUpuQ61_Kfkf5Cuh1Lz9P-ZdWOdqgY3iWRPitsf6nSrXWVGhYpaQPCZIMwatn_L_761_3cWXAVvBCNvhfdCER-D-NbJ_8jWrxaOtiwE5n1gGqKo6KNbiAjncDv8ShoF5-g/s1600/IMG_5663cs.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgiXmbH1jATt2PUpuQ61_Kfkf5Cuh1Lz9P-ZdWOdqgY3iWRPitsf6nSrXWVGhYpaQPCZIMwatn_L_761_3cWXAVvBCNvhfdCER-D-NbJ_8jWrxaOtiwE5n1gGqKo6KNbiAjncDv8ShoF5-g/s1600/IMG_5663cs.JPG" height="213" width="320" /></a></div>
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フユザクラ</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSy_uLuEcGGkn33ggbPYsr3f3v13UDz0UbhMTvwKudWNulmlG5uf6RzV8A3vlAIJfGjIkJ_Zi6kxVVRGArxgwIFzZJVTlhMm-TdVozJ_Bs_hwxanAV8IA0jltU7rpCmETq094uoUo9dad4/s1600/sakura0003.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSy_uLuEcGGkn33ggbPYsr3f3v13UDz0UbhMTvwKudWNulmlG5uf6RzV8A3vlAIJfGjIkJ_Zi6kxVVRGArxgwIFzZJVTlhMm-TdVozJ_Bs_hwxanAV8IA0jltU7rpCmETq094uoUo9dad4/s1600/sakura0003.jpg" height="320" width="213" /></a></div>
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シダレザクラ</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEis92PnEbClp7gPeNBPPW06-qQ0RfszZCdxPKOJugLd4Jel9_tify3RznENTLRlFncbg-m7_9F04dgqR6Bg3Mvx3WyShnM85IvsD-Ud-GbVZtEacqiORjPkr1ybwWL779PG0yclvifKolFY/s1600/sakura0004.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEis92PnEbClp7gPeNBPPW06-qQ0RfszZCdxPKOJugLd4Jel9_tify3RznENTLRlFncbg-m7_9F04dgqR6Bg3Mvx3WyShnM85IvsD-Ud-GbVZtEacqiORjPkr1ybwWL779PG0yclvifKolFY/s1600/sakura0004.jpg" height="320" width="213" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
カンヒザクラ</div>
<br />
<div style="text-align: left;">
団地内には「桜の見どころマップ」があります。団地内にはいろんな桜があるので、探してみてはいかがでしょうか。</div>
イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3265779093393640299.post-70654484531103250262015-03-23T09:49:00.000+09:002015-04-08T11:20:25.858+09:00第四次子どもプラン武蔵野リリース2015年3月19日(20日?)にリリースされた第四次子どもプラン武蔵野から児童館に関する部分のみを抜粋します。二つの事業に書込みがありました。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
76. 子育て支援施設のあり方検討<br />
<br />
◇第五期長期計画で示された桜堤児童館の0123施設化については、0123施設の機能を含めた複合型の子育て支援施設への転用を検討していきます。【№77参照】<br />
<br />
77. 桜堤児童館を転用した子育て支援施設の整備<br />
<br />
◎桜堤児童館は、乳幼児の健やかな育ちと親の子育てを支援し、時代とともに多様化している子育て支援ニーズに的確に対応するため、0123施設の機能を含む、未就学児親子の子育てひろば、一時預かり、グループ保育等の機能を持つ複合型の子育て支援施設への転用を検討していきます。転用にあたっては、今後策定される第五期長期計画・調整計画と整合性を図りながら進めていきます。<br />
<br />
◇西部地域では、大規模マンションの開発等により児童数が増加し、地域子ども館あそべえが学校内に設置されているものの、小学生の放課後の居場所・遊び場が不足しています。主に、地域子ども館桜野あそべえを補完する役割を持つ小学生の放課後対策事業を併せて行う予定です。また、暫定的に旧桜堤小学校を活用した放課後対策事業も併せて検討していきます。<br />
<div class="source">
第四次子どもプラン武蔵野</div>
</blockquote>
<br />
第三次子どもプラン武蔵野と第五期長期計画で検討すると示された0123施設化は、複合型の子育て支援施設化に路線変更です。それも検討を始めるのは調整計画が固まってからということです。<br />
<br />
この半年、行政は、市民から、議員から、たびたび尋ねられる「廃止の理由・経緯・背景」をはぐらかしてきました。調整計画では、そもそもなぜ廃止案が出てきたか、現状ではどうなのか、児童館とは何なのか、すべてを明らかにしたほうがいいです。また、ことあるごとに転用へのニーズがあると回答があります。この件に関しても統計の情報(いつ、対象者は?調査内容は?桜堤児童館の廃止と交換条件にあるということを説明したか?)が示されていません。桜堤児童館を廃止して複合型の子育て支援施設にして欲しいというニーズが本当にあるのか、も明らかにするべきです。<br />
<br />
本来、児童館をどうするかだけではなく、子育て環境全体のことを考えるべきなのですが、桜堤児童館単体の情報だけでも整理ができていない状況です。こんな状態で、それ以上のことができるとは考えられません。そんなに難しい仕事だとは思えないのですが……これが難しければ、車が走ったり、テレビが映ったりするのは奇跡的な難しさでしょう。でも車は走ってるし、テレビも映ってますからね。やればできるはずです。<br />
<br />
そういえば、同じ子育て分野では「待機児童数」も現実を表していませんね。これもそんなに難しくないでしょう。<br />
<br />
<!--児童館をどうするかだけではなく、子育ての環境はどうあるべきか広い視野で考えるのがいいと思います。初めての子育てケア、異年齢交流、広い運動場、創作活動、保育、遊び、地域との繋がり、人格形成、学習、他にもまだまだたくさんテーマはあるんじゃないでしょうか。それは六長でやることであれば、それまで児童館は現状維持や機能拡充しながら運営したほうがいいです。なぜなら、児童館ガイドラインの考え方はきっと鍵の一つになると思います。現に、子ども子育て支援新制度の地域子育て支援拠点事業は児童館ガイドラインのサブセットのようなものという例もあります。-->
No.76では0123の今後にも触れています。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
◇0123吉祥寺及び0123はらっぱ、境こども園いこっとでは、子育てひろば事業の機能を拡充し、子ども・子育て支援新制度における利用者支援事業を行います。地域の子育て中の親子が、身近な場所での日常の相談を通して、多様な保育・幼児教育施設、子育て支援事業の中から、適切なサービスを選択で
きるよう支援していきます。<br />
<br />
◇0123施設については、吉祥寺の開設から20年以上が経ち、子育て家庭のニーズが多様化する中、これまでの実績を検証しつつ、求められる機能や役割、施設のあり方について検討する必要があります。
<br />
<div class="source">
第四次子どもプラン武蔵野</div>
</blockquote>
<br />
私たちが桜堤児童館の存続を訴えているわけですが、それだけではなく市内の児童のみんなが児童館を使えたらなとも考えています。認可保育園の新設も難しい中、児童館の新設を訴えたところで、現実的でないし、現実的でないものを訴えるのも無責任です。ということで、利用者層が被るというか、児童館のサブセット的な0123に、その役割を持てないかと考えていました。地域子育て支援拠点事業を読むと親子のケアだとか看守りだとかも書き込まれていて児童館の機能が取り込まれています。0123がそうなれば喜ばしいことだと思います。一歩前進。イータンhttp://www.blogger.com/profile/03499007393026242770noreply@blogger.com0