2015年9月7日月曜日

桜堤地区での人口増は予測されていた?

この活動を始めてからちょくちょく耳にする「武蔵野市は新しい施設は作らない」という考え方があります。先日の市議会一般質問でも市長の言葉で同様の発言がありました。おそらく次のような文書の中に書いてあると思います。ざっと流した感じでは見つけられなかった…ちゃんと読まないと。


何でこんなのを調べてるかというと。どういう前提の下でこうなったかということと、市全体の前提が桜堤地区にも通用するのかを知りたかったからです。つまり前提が桜堤地区において的外れだったらこんな方針も的外れって言えるんじゃないかと思ったということです。

残念ながら目的の成果は得られませんでした。しまった、また仕事の時間を削ってしまった…

チラッと見て気になったところを突っ込んでみます。

本市の人口(※2)は、昭和40年に13万人に達して以来、若干の増減はあるもののほぼ13万人代半ばで推移している。そして今後の人口推計では2018年(平成30年)ごろの13万9千人をピークに、その先は減少傾向に移っていくと予測される。
武蔵野市公共施設再編に関する基本的な考え方 (平成25年3月)

2013年5月には14万人超えてました。発行された2013年3月から2ヵ月後のことです。人口推計の精度ってどんな程度か知らないんですが、こんな感じなのでしょうか。比較的最近の東洋大学も子どもの人口が爆発するなんて書いてなかったし。

(2)コミュニティ地区の人口推移と人口構成
市域全体の人口は平成30 年頃まで微増傾向となり、その後減少傾向となります。コミュニティ地区ごとの人口推移をみると、地区により違いが明らかになります。
人口減少傾向と予測されるのは吉祥寺南、吉祥寺西、中央北、西久保、関前、境南地区です。特に吉祥寺南、吉祥寺西、境南の3 地区では平成42 年には、平成22 年に比べ10%程度の減少が予測されます。一方で人口増加傾向と予測されるのは吉祥寺東、吉祥寺北中央東、境、桜堤地区です。吉祥寺東、境地区で10~20%程度の増加、桜堤地区では50%程度と大きな人口増が予測されています。
中期的には、地域により人口の増減に偏在が見られ、特に桜堤地区などは行政ニーズの変化を見極める必要があります。
人口構成の変化を見ると、全ての地区で、80 歳以上の人口が増加しています。
武蔵野市 公共施設白書 (平成23年9月)

「地域により人口の増減に偏在が見られ、特に桜堤地区などは行政ニーズの変化を見極める必要があります」と書いてありますね。旧桜堤小を運動公園に!なんてのん気なこと言ってて大丈夫?運動公園ができて行政に感謝する地域住民っているかなぁ?

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