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2015年10月14日水曜日

やっぱり一時保育は足りなくなかった

先日、「本当に足りないのは一時預りじゃないんじゃない? 」という記事を書きました。そのときは小耳に挟んだ程度の情報でソースはないと書きましたが、ソースが出てきました。2013年12月12日の文教委員会です。児童館における緊急待機児童対策に関する工事についての解答で子ども家庭部長がこう話しています。


一方、桜堤地区には限らないのですけれども、今、非常に一時保育の需要が高くなっております。そうした、市内でも何カ所かでやっていますけれども、定員5名規模ですと、もうほとんど固定の方とかで埋まってしまって、なかなか、ちょっとという方が入りづらい状況というのも ございます。
2013年12月12日の文教委員会会議録

「固定の方」は本来保育園でカヴァーされるべき人のことです。やはり一時預りが足りないのではなくて、ただただ保育所が足りないから一時預かりの枠に流れ込んでるだけでした。一時預かり施設を増やす前に、桜堤児童館の二階に入居する前に、ちゃんとした保育園を作るのが先です。

現状の一時預かりサービスは誰も満足できない→増やしても意味が無い
一時預かりに本当は満足度
預けてる普通の保育園に預けたい不満
預けていない一時預かりに預けたい不満

武蔵野市の人口推計によると、この子ども溢れ状態はこの先10年以上は続きます。

2015年9月12日土曜日

本当に足りないのは一時保育じゃないんじゃない?

聞いた話なんで、統計データや調査データがある話じゃないです。市も、ニーズがニーズがといってる割にはデータをとってないので、ド素人の市民がソース無しの話しを書いてもOKということにしておきます。一応このブログでは情報は再確認できるものしか使ってません。 今回は例外です。

保育園での一時預かりというサービスについてです。子どもを預かってもらうので通常保育のようですが、そうではなく、事前に予約してその日だけ預かってもらうサービスです。普段家庭保育をしているお母さん(お父さんも?)が病院や買い物、リフレッシュ、なんかしらの用事があるときに子どもを預けられます。便利なサービスですね。

市は、このサービスが足りていない、ニーズがあると言うんです。いつも予約が取れないと言われてるそうです。が、ちょいと小耳に挟んだんですが、認可保育園の応募で不承諾になってしまった人がしょうがなく一時保育に流れてるそうです。その当人からしたら仕事には行かないといけないし、子どもは預けないといけない、当然そうなりますよね。家庭保育の人がのん気に予約しようと思っても、切羽つまった人はとっくに予約を入れてます。予約が取れなくて当たり前です。

市の言うニーズはこの予約が取れない人のことなんですね。もう、問題の根本は見えましたね。認可保育園が足りないだけなんです。ところで一時保育で凌いでる人達は待機児童に数えられているのでしょうか。市は、認可以外のなんらかの手段で凌いでる人を待機児童の数に取り込んでいません。市の言い分では、どうにかなってるんでしょ?ということらしいです。いやいや、どうにか無理やり凌いでるんですよ。

武蔵野市がちゃんと保育環境を整備しないから、市民はエライことになってるよ。

しかし、いつも通ってる児童館で子ども預けられたら便利だな。でも児童館の場合は他の親子も来てるからちょっとみててができるし、システマチックにするにしても共助タイプの「なかまほいく」の方が向いてるかな。その前に桜堤児童館のお隣には桜堤保育園の一時預かりがあるか。正常に機能してれば。

2015年9月9日水曜日

一文惜しみの百知らず 〜ケチんぼ大作戦〜

武蔵野市は公共施設については今後新しく作らず既存の施設を再利用していこうという考えです。今後出費が増えるから倹約しようってことでしょう。これから超高齢化社会を迎えようがなんだろうがいつの時代も無駄遣いはいけません。

今、市は桜堤児童館にグループ保育室などを入れようとしています。何年か前は桜堤児童館自体を0123にしようとも検討されていました。桜堤地域に何か作ろうとすると必ず桜堤児童館を乗っ取る形で実現しようとしています。これも市としては倹約の一つなのでしょう。しかし、家庭で保育をしている人達からしたら、いつも何で私たちばかりにしわ寄せがあるの?何でこんなに冷遇されるの?家庭保育へのしわよせはこれで終わるの?また何か奪われるの?最後は自宅があるじゃないかと言い出しかねません。

今までがんばって家庭保育をしてきた人達の中にも、こんな市の姿勢を知り落胆し、それだったら子ども預けて働こうかなって人が出てきてもおかしくないです。保育園へ通わせると一人当たり160万円(※)の補助金が出てるなんて聞いたらなおさらです。
※小学校に保育園の可能性 - 川名ゆうじ議員ブログ

ここで仮の計算をしてみます。何をケチってるかよくわかりませんが、児童館の2Fを児童館以外の施設として年間何らかの費用を仮に1000万円節約しようとしたとします。その結果、家庭保育の一定数が保育園に子ども預けて働いたらどうなるか。


まずは待機児童が増えます。その後、市は一応保育に欠ける子の面倒はみてくれるということなので保育園に入れるとします。一人当たり160万円の補助金を出すことになります。さて何人が家庭保育をやめて保育園に子どもを預けたらケチった1000万円(仮)が吹っ飛ぶか。たった7人です。ここに使ったパラメータは仮の数字なので、実際の数字では少し違ってくるでしょう。でも7人が100人になるとか大きく違う結果にはならないのでは?そして倹約失敗ということになりますね。

保育園は作らないから待機児童増えても大丈夫だぜ、とか思ってたりして。


やや桶屋が儲かる話のようでしたが、まったく無い話ではないと思います。

市内全子育て家庭が保育園を希望したらどうなるんだろう?市の負担する保育コストが3倍に……こわい、こわい。

2015年9月7日月曜日

桜堤地区での人口増は予測されていた?

この活動を始めてからちょくちょく耳にする「武蔵野市は新しい施設は作らない」という考え方があります。先日の市議会一般質問でも市長の言葉で同様の発言がありました。おそらく次のような文書の中に書いてあると思います。ざっと流した感じでは見つけられなかった…ちゃんと読まないと。


何でこんなのを調べてるかというと。どういう前提の下でこうなったかということと、市全体の前提が桜堤地区にも通用するのかを知りたかったからです。つまり前提が桜堤地区において的外れだったらこんな方針も的外れって言えるんじゃないかと思ったということです。

残念ながら目的の成果は得られませんでした。しまった、また仕事の時間を削ってしまった…

チラッと見て気になったところを突っ込んでみます。

本市の人口(※2)は、昭和40年に13万人に達して以来、若干の増減はあるもののほぼ13万人代半ばで推移している。そして今後の人口推計では2018年(平成30年)ごろの13万9千人をピークに、その先は減少傾向に移っていくと予測される。
武蔵野市公共施設再編に関する基本的な考え方 (平成25年3月)

2013年5月には14万人超えてました。発行された2013年3月から2ヵ月後のことです。人口推計の精度ってどんな程度か知らないんですが、こんな感じなのでしょうか。比較的最近の東洋大学も子どもの人口が爆発するなんて書いてなかったし。

(2)コミュニティ地区の人口推移と人口構成
市域全体の人口は平成30 年頃まで微増傾向となり、その後減少傾向となります。コミュニティ地区ごとの人口推移をみると、地区により違いが明らかになります。
人口減少傾向と予測されるのは吉祥寺南、吉祥寺西、中央北、西久保、関前、境南地区です。特に吉祥寺南、吉祥寺西、境南の3 地区では平成42 年には、平成22 年に比べ10%程度の減少が予測されます。一方で人口増加傾向と予測されるのは吉祥寺東、吉祥寺北中央東、境、桜堤地区です。吉祥寺東、境地区で10~20%程度の増加、桜堤地区では50%程度と大きな人口増が予測されています。
中期的には、地域により人口の増減に偏在が見られ、特に桜堤地区などは行政ニーズの変化を見極める必要があります。
人口構成の変化を見ると、全ての地区で、80 歳以上の人口が増加しています。
武蔵野市 公共施設白書 (平成23年9月)

「地域により人口の増減に偏在が見られ、特に桜堤地区などは行政ニーズの変化を見極める必要があります」と書いてありますね。旧桜堤小を運動公園に!なんてのん気なこと言ってて大丈夫?運動公園ができて行政に感謝する地域住民っているかなぁ?

2015年9月4日金曜日

第3回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その二

2015年9月2日
山本議員のレポートに続いて笹岡ゆうこ議員のレポート、というか児童館と関係が少しでもありそうな部分を抜き出してみます。

笹岡議員 「武蔵野市の子育て支援施設として0123の評判は高いですが、0123を卒業した3歳以上の未就学児に対する居場所としての公共施設はどのようなものがあるのか?」

邑上市長 「桜堤児童館、いこっと、すくすく泉、総合体育館、プレイス、図書館、コミセンなどがあります。」
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 笹岡ゆうこ議員

この中で0123のような使い方ができるのって、桜堤児童館、いこっと、すくすく泉の三つだけです。残念ながら吉祥寺付近には一つもありません。そもそも次の行き場が無いのに何で0123追い出されないといけないんだろう?4歳になれば市民は卒業し、3歳までは市外の人も使える。市民が追い出され市外が使えるこの矛盾感。市の施設なのに…

0123という機能は役に立つのに、0123という施設になると使いづらい。やはり0123という施設の考え方は改めて、子育て施設の中に0123特区のような部屋か、元気のいい子が突入できないような仕切りを作るのがいいんじゃないかな。

また、0123機能はそもそも児童館の一機能です。西部地域では0123機能を児童館の中に作ることによって、年齢による継ぎ目の無い環境を整えられます。0123の子と卒業した子を難なく遊ばせられます。0123の良さ+児童館の良さを享受できます。

三鷹も吉祥寺も児童館作ってもらえばいいのにね。

2015年9月3日木曜日

桜堤地域の子どもがどれだけ増えているか

桜堤地域は人口増だとか子どもが増えてると言われています。確かにそういう実感もあります。そこでどれくらい増えてるのか、これからどれだけ増えるかを桜野小の児童数から絵にしてみました。


 

桜野小は平成8年に境北小と桜堤小とが合併してできました。そのときの児童数はおよそ450人でした。そして平成27年現在桜野小の児童数は827人。ピークを迎える平成34年は1046人になると予測されています。つまり二校で450人から一校で1046人にまで膨れ上がります。人数で2.3倍、小学校の児童密度でいえば4.6倍です。確かにスゲー増えてる。

それでも旧桜堤小跡地は子どものために使われず、さら地にして運動公園となるようです。このセンスの無さもスゲー。

自分がノビノビ運動したいがために、子どもにきゅうくつな思いをさせる人っているんだろうか?

第3回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その一

2015年9月2日
今回の一般質問では山本ひとみ議員が大きい見出しで桜堤児童館を取り上げてくれました。少し細かくレポートします。

■東部の保育施設
まずは、児童館と関係がある子育て分野で東部の保育施設不足についての質問

市の東部地域が比較的保育園の充足率が足りないように思いますが、地域的な保育施設配置がどのように考えてるのか?
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

に対して市長の答弁は

東部地区の保育施設の入所枠が全体的に足りていないことは承知している。保育施設の建設候補地などがなかなか得られない。また、家賃も高額なので西部に比べると整備が足りていない。
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長

つまり、建設する場所がない、借家ではやらない、ということです。が、これは市がやらない理由か、民間ができない理由なのかは不明です。

■桜堤児童館
子育て支援施設を児童館内に作ることで施設を一部使えなくすること対して

機能の拡充ではなく、機能の縮小ではないのでしょうか
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

という質問がありましたが、これには回答がありませんでした。また、保育施設の重要性も強調しながら次のように文言もありました。

なぜ児童館の中に保育施設を作る必要があるのでしょう?保育園も一時預かりもどちらも必要な施設で拡充は必要な施設だと思っておりますが、なぜ児童館の中に作るのか?
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

市長はこれに対しても答弁することはありませんでした。もしかして箇条書きになった設問にしか回答しないのでしょうか。

桜堤児童館以外の場所で子育て支援施設を設置した場合何が課題か?
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

という箇条書きになっていた質問に対しては回答がありました。

新規に設置するのであれば新たな費用が発生すること、市の考え方としては市全体の公共施設のあり方を考えた場合に、新たな施設を設置するのではなく、まずは現在ある施設を活用するのが基本であると考えている。
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長

既存施設の改修に50億円かかることもあれば、新規保育園を数億円で作れることもあります。費用については一概に既存施設が新規施設よりいいとはいえないのでは?

ところで、吉祥寺地区で建設候補地が無いので作れないという話がありましたが、西部地区では候補地があっても作られることはありませんでした。東部地域についての答弁は何だったんだろう?あってもなくても作らないならそんなの理由にならないよ。逆に西部地域に適用した公共施設理論を東部に当てはめると0123の中にグループ保育を含む複合型子育て支援施設に作ることになります。でも作られない…

一つ一つの事象については、一見つじつまが合っているように見える理由を提示したつもりでしょうが、二つを並べると、おかしなことばかりです。

市長が最後にこのように述べました。

公共施設全般的にこれから増やしていかないという大きい方針、それから既存施設を有効活用して行こうということの中から、まずは既存施設の活用というのを第一に考えていくべきではないかなと考えています。
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長

桜堤地区で「活用されていない既存施設とは何ですか?」という質問をしたら、ほとんどの人が「旧桜堤小」と答えるでしょう。答えない人は旧桜堤小を知らないだけで。つまり市長は自らの口から旧桜堤小の活用を第一に考えていくべきと言ってくださっていることになります。ぜひ進めて欲しいものです。

議長の「時間です」とう言葉で質問が終了しました。

2015年8月27日木曜日

第16回策定委員会を傍聴してきました

2015年8月21日(金)
武蔵野市役所で行われた第五期長期計画・調整計画(五長)の第16回策定委員会を傍聴してきました。例によって桜堤児童館についてどんな話し合いがあったのか紹介します。

今回の事務局から提出された資料は前回とどう変更があったか差分内容も書き込んだものがありました。これはすごく読みやすい。変更の意図も読取りやすい。Unixコマンドの diff のようで。欲を出せば、すべてテキストデータで扱って、git で管理すれば、誰でも、いつでも、事務局にお願いせずに変遷を確認できますね。以下の引用ではその記法を再現しました。打ち消し線が削除、下線が追加です。

基本施策4 子ども・子育て家庭を支援する体制・施設の整備
(3) 桜堤児童館の機能拡充
桜堤地区における乳幼児・児童の増加に伴い、家庭で子育てをしている親子子育て家庭への支援事業の必要性、保育所待機児童の増加、小学生の放課後の居場所など多様なニーズに的確に対応するため、桜堤児童館は、地域が求める課題解決に向けた施設作りを進める。子育てひろば、一時預り、グループ保育、小学生の居場所・遊び場など複合型子育て支援施設へ機能、市民の意見を聞きながら子育て支援機能の拡充を図り、地域の子育て支援団体をはじめとする民間の活力を生かした運営を行っていく。
第16回策定委員会資料 2子ども・教育

今回の攻防は文面後半に出てくる「拡充」を「充実」に変更するかでした。ある委員から次のような意見が出ました。これは当日配布された資料にあったものです。後日、市のホームページにアップされるとはずなので確認できます。

「拡充」という文言は、前回の計画(案)同様に一定の方向づけがなされている印象を与えます。折角「市民の意見を聞きながら」となりましたので、様々な意見がでるよう「拡充」ではなく「充実」としてはどうでしょうか。
第16回策定委員会資料 資料3

この意見に対して多くは、「充実」にしてしまうと新しいことをできなくなるので「拡充」がいいというものでした。たしかに、この単語だけを読めばそうなりますが、「子育て支援機能の拡充」という句で読めば、児童館の健全育成機能はほっとくか縮小で、子育て支援機能(グループ保育・一時預り)を拡充ということがわかります。つまり縮小という方向性は一つも変わっていません。

「市民の意見を聞きながら」の部分は副市長から、市はいつも市民の意見を聞きながらやっている、だからわざわざ書く必要はないのに、ここにはあえて書いている、という発言がありました。「いつも…」の意見に「はいそうですね」という市民はそういないでしょう…でも「市民の意見を聞きながら」の部分が追加されたのはうれしいです。今まで意見を操作されたり、無かったことにされたりしていたので。武蔵野市はまだマシなほうなのかもしれませんが。

重要で基本的な点、「地域が求める課題」が「市民の意見」から得られることを期待すると、「地域が求める課題」は調整計画ができあがってからわかります。それから、それを桜堤児童館が背負わないといけないことなのかどうか決めることになります。誰が決めるんだろう?

「俺に決まってんだろ」 って声が聞こえてくるような…

「っていうかもう決まってるよ」って横槍も聞こえてくるような…

9月15日に計画案が発表になりパブコメ募集が始まります。募集ページでは個人情報の取り扱いについて現時点で何も記載されていないので、住所・氏名などを書くのに不安を感じる方が多いかもしれません。しかし、パブコメは市へ直接意見を出せる数少ない機会です。ちゃんと記録に残るニーズになります。五長や調整計画の方向性とは違った新しいアイデアも将来役に立つかもしれません。

2015年8月12日水曜日

第15回策定委員会を傍聴してきました

2015年8月7日(金)
武蔵野市役所で行われた第五期長期計画・調整計画(五長)の第15回策定委員会を傍聴してきました。例によって桜堤児童館についてどんな話し合いがあったのか紹介します。

同委員会を傍聴された川名議員も当日の様子を報告されているので参考にしてください。



まずこれから転載する今回の計画案(案)が拡充ではないことに注意してください。桜堤児童館のこれまでを知らない人が読むと、なるほど拡充されるのかと勘違いしてしまいます。児童館機能としては、工作室、調理室、2Fホールともう一部屋が無くなります。機能縮小です。では転載します。

基本施策4 子ども・子育て家庭を支援する体制・施設の整備
(3) 桜堤児童館の機能拡充
桜堤地区における乳幼児・児童の増加に伴い、家庭で子育てをしている親子への支援事業の必要性、保育所待機児童の増加、小学生の放課後の居場所など多様なニーズに的確に対応するため、桜堤児童館は、地域が求める課題解決に向けた施設作りを進める。子育てひろば、一時預り、グループ保育、小学生の居場所・遊び場など複合型子育て支援施設へ機能拡充を図り、地域の子育て支援団体をはじめとする民間の活力を生かした運営を行っていく。
第15回策定委員会資料

この施策文面に対してこんな意見がありました。
  • この文面がいい。
  • 拡充なんだからいいじゃないか。
  • 地域の意見をまず聞くと書くべきだ。
  • 地域のニーズ調査は行ったのか。
  • 面積が増えるわけでもないので、何かが拡充されれば何かが縮小されるはず。ただただ拡充ではない。
ここでは議論されていない重要な基本的な点があります。「地域が求める課題」とは何か、そして、それは桜堤児童館が背負わないといけないことなのか。

行政から言わせれば、こんなの市民自治のアリバイ文書でしかないのだから、議論なんて無意味なんでしょうが、アリバイにも必要な手順があるでしょう。せめてそれくらいは守ろう。

また、機能拡充という言葉を使うのであれば、児童館の機能や目的は児童館ガイドラインにしっかり書いてあるので、それに沿って進めるべきでしょう。これまた最近流行りの独自の解釈でしょうか。

保育についても、保育園へ子どもを通わせたいすべての人に聞いたわけじゃないので、どれだけの人がそう希望しているかは分かりませんが、認可保育園が欲しいと言っている人の多くは、こんなツギハギだらけの計画ではなくて、第二、第三の桜堤保育園や境保育園が欲しいと言ってるのではないでしょうか。0~5歳の子が安心して通える保育園を。

この施策は桜堤地域のためのものなのか、行政の面子のためのものか、某子育て系NGOのためのものか…

副委員長の「私が大事にしたいのは桜堤のあの地区あの地域に住んでいる子どもや子育てをしている家庭が安心して幸せにあの地域で暮らしていけるためにはどうしたらいいのか。」という言葉が空しく聞こえる。

長年に渡って子どもを見るということを市も高く評価していた

武蔵野市は平成28年4月に地域子ども館あそべえと学童クラブの運営を一体化して子ども協会へ委託します。その説明が子どもプラン推進地域協議会と教育委員会の定例会でありました。

その中で、運営主体を一体化するメリットと子ども協会へ委託することのメリットがいくつか挙げられています。これらの話しは一体化・委託化を決める前に話すことだと思うのですが…気になる記述があったので取り上げます。

3 子ども協会の運営による子どもへの支援の向上
(1) 子どもの育ちの連続性を支える
0123、保育園など地域と協働した子育てや子どもの育成活動を実施している。乳幼児期から学童期までの途切れ隙間のない支援により、子どもの成長発達を継続して支えることが可能になる。それによって、配慮が必要な児童についてのより適切な支援や、小1プロブレムへの対応等も期待される。
子どもプラン推進地域協議会(平成27年度第1回)資料

どこかで似たような話があったような…
児童館ガイドラインの機能・役割の一項目目に「子どもと長期的・継続的に関わり、遊び及び生活を通して子どもの発達の増進を図ること」という記述があります。市はやっぱり児童館の価値を評価してるということでは?我慢しないで市内全域に児童館を作ってみてはいかがでしょう。

と書いたら

これからは子ども協会がその役割も果たせるようになるから児童館は要らないのでは?と言い返されそうですね。

いえいえ、0123、保育園、あそべえ、と別々の施設とスタッフでそれができるとはとうてい思えません。それとも、個人情報データベースでも作って徹底管理するつもり?それも怖い怖い。

しかし、何で児童館を解体して年代別で輪切りにして施設に割り振ろうなんて考えたのかな?長期的・継続的な関わりが大事だって分かってるのに。


■子どもプラン推進地域協議会と教育委員会とでの資料の違い
両会での資料は概ね内容は同じなのでが、一部違っていました。委託化への工程についてです。子どもプランでは平成27年度に何をやるかを列挙していますが、教育委員会では平成28年度分、29年度分まで載っていました。それから平成27年の仕事の一つに(5)学童クラブ条例の改正(延長時間等)が追加されていました。教育委員会の資料を転載します。

5 職員配置を中心とした委託化に向けての工程案
【1】 平成27年度
(1) あそべえ館長と主任指導員の定期合同会議の開催(26年度からの継続)
(2) 児童館職員のあそべえ及び学童クラブへの定期巡回(26年度からの継続)
(3) 子ども協会の事業実施計画作成等(市・協会との協議による)
(4) 事業委託についての市民・職員・学校への説明
(5) 学童クラブ条例の改正(延長時間等)
【2】 平成28年度
(1) 市直営でのモデル校3校での実施(学童クラブの開所時間延長)
(2) 施設長を3名配置(市職の3名)
(3) 準備担当職員(事務)の子ども協会への派遣
(4) 子ども協会の定款変更申請、各種規則整備等
【3】 平成29年度4月
全12校委託化開始(施設長を12名配置)
平成27年武蔵野市教育委員会定例会第8回資料

平成29年4月?陳情があったときに平成28年4月よりやるようなことを聞いたような…

子ども家庭部長「めどを28年4月というふうに持っていっています」

子ども家庭部長「学童の延長、今実施を検討しておりますけれども、こういった全児童、全家庭にかかわる問題については一斉にやるつもりでございます」
平成27年3月6日文教委員会議事録

2015年7月24日金曜日

そういえば前は水遊びができたなぁ

そういえば桜堤児童館では前は水遊びができたなぁということで過去の市報を見てみることにしました。武蔵野市報は市のWEBサイトで平成19年からPDFファイルでダウンロードできます。水遊びといえば、夏、8月1日号あたりから調べたらいいかなとダウンロードしてみると一発ツモすぐに見つけることができました。当時の市報によると毎週水曜日が水遊びの日だったようです。ついでに最近はどうなのかなと平成26年の市報を見ると…


 あらら、ずいぶんさびしくなっちゃいました。今年の8月1日号はどうなるかな。

2015年5月16日土曜日

第11回策定委員会を傍聴してきました

2015年5月15日(金)
前回の策定委員会から市議会選挙を挟んで、市議会も新体制になってからの初めての策定委員会です。いつもより多くの議員さんたちが傍聴されていました。

さて、桜堤児童館については、行政から、児童館開設の経緯、利用状況、これまでの長期計画での記載、行政の提案、討議要綱への市民意見、市民説明会での資料、行政で随時受け付けている市民意見が説明・紹介されました。

随時受け付けについては公開される場が無いので、ここでピックアップしておきます。

  • 一時保育については、利用者が予定調整しやすいので、すべての地域の人が(児童館に)一時預かりを必要だとは思ってないのではないか?
  • 小規模保育が待機児対策で児童館に入っているが、URに戻ってほしい。
  • 0123の質自体は評価しているけど、児童館の一つの部屋として入れるのはいいとしても、全体として0123にするのはいかがなものか。
  • 民間の活用については、どんどん進めるべきだとは考えているけど、施設全体を民営化は心配をしている。その理由は、行政あるいは議会の関与が薄れていくから。
  • 運営協議会のような形で常日頃から利用者からの意見を聞くような公式な場があると望ましい。

議論については後々書き加えるとして、そのまとめの部分を書きとめておきます。

今までの議論の中で桜堤児童館を無くしてしまおうとか0123化にしてしまおうということは無いんだよということが確認されたということでよろしいですね。それを前提にしながら絶対にぶらしたくないなぁと思ってる。

私個人の視点としては……

行政vs住民というそこの構造ではなくて、私が大事にしたいのは桜堤のあの地区あの地域に住んでいる子どもや子育てをしている家庭が安心して幸せにあの地域で暮らしていけるためにはどうしたらいいのか。ここのゴールを絶対にぶらしたくないっていう点と、そのゴールに向かって行政と私たちと住民の方がいっしょに向かって考えていくんだ、というここの部分はぶらしたくないなというふうに思っております。
第11回策定委員会での副委員長のコメント

ということで、副委員長のまとめで児童館の廃止はないこと、0123施設化もないことが確認されました。

2015年4月9日木曜日

三圏構想用マップ

平成17年3月に発行された「地域子育て支援推進担当報告書」に分かりやすい図がありました。


各施設へ自転車で10分で通える範囲を円で示しています。その円内に住んでる人は、その施設を利用しやすい距離にいるということですね。逆に言えば、どの円にも入ってない人は、少々がんばって通うということです。ということで、市が施設を作るときはできるだけ全ての人が利用しやすいように、円に入らない面積を減らす努力をするのでしょう。

今まで議事録などを読んでいて、市内に三ヶ所、東部・中部・西部に地域を分割してそこに施設を配置するという話しがよくありました。児童館や0123もその一つです。0123を例にとれば、境に作る場合は、下の図のように赤いく描いた円がちょうどよいのではないでしょうか。地図を重ね合わせてみると、円の中心はちょうどJAがあるあたりです。


過去に桜堤児童館を0123にしたらどうかという案がありました。そんな中で、2010年3月5日の文教委員会で土屋美恵子委員がこんな発言をしています。

私的には、桜堤児童館に0123をつくることには余り賛成はしないです。場所的なことを思っております。あそこはすごく外れです。今の児童館であっても、境南地区とか、ほかの地域から行く方はすごく不便なのです。武蔵野市の0123は全部市の外れにあります。まだ同じ轍を踏むのかというような、これは私の感想ですが、特に乳幼児を抱えている場合には利便性のいいところというのがありますので、その辺のところは、もう少し確認していただきたい。

上の地図を見る限り、土屋委員の意見は一理あります。いや、一理どころか凄く真っ当な意見ですね。中央線が高架になって南北の移動がスムーズになったのも土屋委員の意見を後押しします。複合型子育て支援施設もここらへんがいいんじゃないの?駅も近いし。

2015年4月7日火曜日

みんな急がば回れ

桜堤児童館転用の背景について先日市長よりお話がありました。それを紹介した記事にもありますように、市長と食い違う説もあります。これは、より広く知らないといけないということで過去の議事録を読むことにしました。具体的には児童館というキーワードで議事録から検索して片っ端から読んでいきます。当然、キーワードが含まれていれば何でもピックアップされてしまいます。転用とは直接関係ない話も引っかかるわけです。今回はそんなことの一つの話です。

平成26年第4回定例会での近藤和義議員の一般質問でのことです。行政は話の進め方がまずいというのです。ごもっとも。そのとおり。児童館の転用もその一例として取り上げられました。

政策決定過程における市議会議員への情報提供について尋ねます。このたび、議案には上がりませんでしたが、行政側より児童館の廃止に伴う施策の今後について、おおよその骨子が固まりましたので報告をしたいと説明がありました。児童館については、この話を聞く前に、市民から、廃止になると言われたがどうなのかと問い合わせがありました。私は、非公式にもこのことを知り得なかったのですが、昨年の北ホールについても同様なことがありました。また、児童館についてはその活動の歴史は大いに評価されています。しかし、武蔵野市西部に1カ所の設置のため、利用者に地域差があり、さまざまな意見が出されていることは承知しておりました。他の議案のほとんどもそうですが、骨子が固まってから我々に説明があるということは、その議案がかかれば、賛成か反対の立場を示すことしかできません。さらに、市民の方が先に情報を得ているということは、市民に相談を受ける立場の我々議員はまことに不勉強ではないかと思われてしまいます。また、行政側も車の両輪と常々申しておりますが、情報の出し方がこれで意見交換をするということは、全く片車輪と言わざるを得ません。過日の文化会館改修工事の際は、全員協議会を二度開き、さまざまな意見交換をしました。これとて予算審査の際、文化会館基本設計に関する予算及び改修関係項目に多くの疑問が出され、本予算の取り扱いについて陰が出てきたため、市長より議員に意見を求めたり、それまで予算の執行をしないと申し出がありました。このことによって実現したものでした。北ホールや歴史資料館の件などももっと早い時点から市議会と情報交換し、意見交換をすれば、もっとやわらかく、順調に動いたと思います。したがって、施策を決定する際には、今度このような施策を行いたいがどうだろうとの意見を、素案のときから市議会に情報を提供し、施策立案の進捗に合わせ行政報告など適宜に情報交換をすべきと思います。

(中略)

情報提供についてです。市長は、情報提供を行政報告において行っているというふうに今おっしゃっていました。確かに、行政報告は前市長の時代よりも丁寧にたくさん何件も出ています。それはわかります。そうでなくて、もっと、こういう施策を行いたいのだけれどもどうだろうかというところからやってもらうと、もうちょっとありがたい。例えば北ホールについては、今度北ホールをこういうふうに転用したいのだけれどもとか、あるいは返したいとか、そういうことを私たちに行政報告の前に示していただければ、もっともっとやわらかくきちんとできたのではないか。というのは、決まってからお話をいただいています。この決まってからのお話というのは、さまざま、例えば児童館の問題も、児童館の方向性の骨子が固まりましたのでというお話をいただきました。そうすると次に出てくるのは廃止条例です。そうすると、これは廃止条例がいいか悪いか、賛成か反対かという形になってしまうのです。児童館の将来をどうしたらいいのだろうかと。時間はかかります。でも児童館の将来をどうしたらいいのかということをやはり私たちに示して、それで案の一つにこういうものがあるぞということを言っていただければ、もっともっと、先ほど申したようにやわらかく、そして早い解決を見るのではないかというふうに思っています。時間はかかります。

現状の話の進め方ではろくな意見交換ができない。問題点の洗い出しもできない。改善点も出せない。もっと違うアイデアも出せない。行政は議会の意見を聞く気なしということでしょうか。これじゃ市民意見も無視されちゃいますね。手元に調整計画の策定委員会で配布されたワークショップIIの実施報告【速報版】があるのですが、いっさい討議要綱には取り込まれていないようです。

行政のアイデアでは解決できないけれども、解決できる問題があったらどうするのでしょう。議会は解決できないアイデアなんて採用しないから、その問題は放置されて酬われない人が生まれちゃうのでしょうか。児童館に限れば、解決できないで現状維持が継続されるという嬉しい副作用が得られちゃっています。いやいや、こんなことを喜んじゃダメです。児童館も合理的な判断を基に拡充しなければ。

一般的な問題に話を戻して、近藤議員の言うとおり、時間はかかるけれども、行政・議会・当事者で合理的な方針を作るべきです。その他によい知恵を持ってる人がいれば頼ってもいいですね。他自治体のアイデアも参考にしたいですね。あ、近藤議員は当事者については含めていませんでした。でも、一緒にやったほうが、結局は近道だと思います。

そういえば、境こども園の園庭問題も早いうちから当事者との意見交換があれば、陳情を出されることもなく、土壇場で図面を描き変えることもなく、丸く収まったのに、ということもありました。

北ホール、市民文化会館、歴史資料館、桜堤児童館、境こども園園庭、進め方の問題多すぎない?

これって、もしかして、自治基本条例と関係ある?行政の仕事の仕方、議会の関わり方、市民参加とか。

2015年3月31日火曜日

平成26年度の記録を作りました

行政からしたらもう何十年と続いた事業の途中経過だったのかもしれません。しかし、現桜堤児童館利用者からしたら寝耳に水、突然知らされた桜堤児童館転用事業でした。平成26年初夏から始まった転用に関係する一連の出来事をまとめました。ぜひご覧ください。まだ書き記すべき情報もありますので、随時補足していきます。今週中には補完できるでしょうか。

「桜堤児童館の廃止案とその見直し活動の記録」

平成26年度末での桜堤児童館の行方は、いったん廃止は棚上げとなり、第五期長期計画・調整計画の策定委員会での議論を待ち、その結果に従って再度どうするか検討することになっています。その間、利用者からのヒアリングやニーズ調査が改めて行われる可能性もあります。今期が最後になるつもりで、利用者が意見を出して行くことが大事だと思います。

平成27年度は策定委員会の後半戦が始まったり、武蔵野市議会選挙があったりします。しっかり意見を出していきましょう。

カンパやチラシ配布のお手伝いをして下さった方、ありがとうございました。これにてこれまでの活動報告とさせていただきます。今後ともよろしくお願いします。

2015年3月24日火曜日

桜堤児童館転用の本音を聞けた?

予算特別委員会5日目、締めくくり総括での川名委員と市長のやりとりで、第五期長期計画に児童館の転用が記載された背景に市長が触れました。

■川名委員:
高野委員から質問があって、

「長期計画に、桜堤児童館はその機能・役割は全市的に発展させ将来的には0123施設化を図るって書いてあったことに対してどういう経緯でこうなったんですか」

という質問があったかと思うんですけど、それに対する答弁がなかったんですよね。でも、

「これらを含めて、子ども協会等々についてもいろいろ経緯があるのになかなか説明がしきれてないんじゃないか」

と質問したときに、市長からも

「そこらへんは分りやすいように、これから説明していく」

とお話があったんですが、それはそれで評価するんですけども、

この全市的展開って話がどっかから出てきたかっていうのを私ももう一回議事録を再確認してきてきたんですけれども、2009年11月の文教委員会で第三次子どもプラン中間報告について行政報告があって、当時の子ども家庭部長が

「あそべえは居場所事業でやってきたけれども、児童厚生員を置くような形で機能を強化し、児童館の役割がなんとか果たせないかと考えていかなくてはいけない」

ということを考えていて、要はもう少し機能強化をしていきたい、そういう意味があって、専門職の正規の職員を雇って全市展開してくってことが、ここで一つ明らかになった。で、その後に子ども協会で、雇用していくって話が広がって行ってるんですね。

とすると長期計画に書かれていることは、あそべえの機能強化が終わった段階で児童館をどうしようかって議論をするって話だと私はずっと思っていたんです。そのことがなかなか説明しきれていないということを考えると、もう一度整理をしたほうがいいのかなと思いました。

この細かい○○について○○に聞いてもしょうがないんですけども、そういう前提があることを考えると、これは再確認なんですけども、五十嵐副市長の方から協議を誰とするかまだこれから決めなくちゃいけないですけども、その廃止や転用ありきではなくて、子ども施策を充実させるためにいろいろ市民の方々と協議をしていきたいということを○○、ということを含めていくと、これらの前提ももう一度再検証というですかね、考えた上で、改めて協議をしなおしていってほしい、要は、桜堤児童館も含めて子ども施策を充実させるためにいろいろ協議を続けていってくださると思っていますが、そういう認識でいいのかどうかを再確認させてください。

■邑上市長:
児童館については、ご案内のとおり、第五期長期計画では「その機能を全市的に発展していく、そして0123機能をここに拡充していこう」という話です。

0123につきましては、ご案内のとおり全市で三ヶ所程度設けていきたいとう中で西部地区での設置場所の候補としてここは掲げたところでございますし、

また、児童館については当該施設に対して非常に評価がある、つまり利用されている方には評価があるのですが、ただしこれは全市的なものになってない、ということです。

そのときにいろいろ議論があったと思いますけども、じゃ児童館を全市的に展開できるかというと、これもなかなか難しい、つまり現在の児童館は概ね二つの小学校区のみなさんがたがメインになっているので、それを考えますと12小学校あるとすると六つぐらいないとですね、

これはなかなか利用勝手が進まないのではないかというこもあって、かつてあそべえというものがあって、あそべえは若干居場所中心のものになっているから、これをもう少し児童館的な機能を拡充することによって、全市的な展開ができるだろうということから児童館の機能はおいといて、かつ、(1)地域で求められている0123を児童館の後に設けていこうということでですね、第五期長期計画をスタートしたところでございますが、

その後に地域のさまざまな課題が起きてきた、それはやはり児童増に対する課題、それから待機児対策の問題あります。それを課題解決図るためにこの(2)児童館施設がかなり活用できるのではないかというさまざまな議論があって最終的にそのような複合の子育て支援施設としてなんとか位置づけられたらなということでございますので、児童館を廃止するというよりか子育て施設として(3)地域が求められる課題解決のための施設作りをしたいなというのが今時点の考えでございます。

ただ、この間、児童館を利用されてるみなさまがたから多くの課題をご意見をいただいてるといころでございますし、また、調整計画での中でも委員長からこの問題についていろいろ話を聞いてみようということになってますので、そちらでの議論を踏まえて再度われわれも考え方をもう一度整理すべきではないかな、というふうに思っとりますので、今後ですので、調整計画の策定委員会の方でそういう意見を聞く場あるいは議論をする場があろうかと思っとりますので、それを踏まえて最終的な方向性を考えていきたいというふうに思っております。

当然のことながら、調整計画の策定の中では、市民からの意見を聞く場が増えてくると思いますし、また、われわれもそのような最終的な決定した後でもですね、説明の機会、決定する前にも案として意見を聞く場があろうかと思っておりますんで、そういう場で市民意見を収集していきたいというふうに思っております。

※○○は聞き取れなかった部分です。
平成27年3月23日予算特別委員会締めくくり総括

児童館の転用の話は第四期長期計画にも記述かあるように、けっして最近始まった話ではありません。ですが、昨夜、市長から第五期長期計画における経緯・背景の説明がありましたので、最近での児童館の転用話はこれで急に見晴らしがよくなったのかもしれません。今まで市職員からは明確な転用の理由・経緯・背景が説明されたことはないので、一時的にモヤモヤが減りました。しかし、川名委員の発言に出てくる2009年11月の文教委員会で、川名委員が

要は、児童館がなくなるからあそべえに移る。それで何がどうなるか、よく整理されなかったんですけれども、あそべえに関する市民ニーズなり求められているものが高度化しているから、児童館がなくなることもあって、あそべえについてももう少し機能強化したいと考えているので検討するというお考えでよろしいのかどうか、これを確認させてください。
平成21年11月4日 文教委員会

と発言しているので、今回の市長の回答と一致しません。あそべえに児童館機能を、なのか、児童館がなくなるからあそべえなのか。ということで、背景についても完全に明らかになったとは言い切れません。そして、ニーズについてはまだクリアになっていません。

とりあえず市長の回答で不明だった点を挙げておきます。
(1)地域で求められている0123
(2)児童館施設がかなり活用できるのではないかというさまざまな議論
(3)地域が求められる課題
私は児童館問題については新参者です。過去にどんなニーズ調査があったか、どんな議論があったかまだまだ知らないことがたくさんあります。こういう鍵となる事項については説明会等で伝えてもらえると助かります。

不明な点を明らかにするために行政に質問し続けることも大事ですが、議事録をさかのぼって調べる必要性も感じました。これは大変だ。

2015年3月23日月曜日

桜堤開花宣言2015

たまには心洗われる話題でも。桜堤団地の桜シーズンがスタートしました。四月の頭にはソメイヨシノのピークが来て、桜吹雪の中、入学式を迎えられたらいいですね。今日見られた咲いてる桜は5種ありました。この後、ヤエベニシタレ、ウコンザクラと続きます。


ソメイヨシノ

ヤマザクラ

フユザクラ

シダレザクラ

カンヒザクラ

団地内には「桜の見どころマップ」があります。団地内にはいろんな桜があるので、探してみてはいかがでしょうか。

第四次子どもプラン武蔵野リリース

2015年3月19日(20日?)にリリースされた第四次子どもプラン武蔵野から児童館に関する部分のみを抜粋します。二つの事業に書込みがありました。

76. 子育て支援施設のあり方検討

◇第五期長期計画で示された桜堤児童館の0123施設化については、0123施設の機能を含めた複合型の子育て支援施設への転用を検討していきます。【№77参照】

77. 桜堤児童館を転用した子育て支援施設の整備

◎桜堤児童館は、乳幼児の健やかな育ちと親の子育てを支援し、時代とともに多様化している子育て支援ニーズに的確に対応するため、0123施設の機能を含む、未就学児親子の子育てひろば、一時預かり、グループ保育等の機能を持つ複合型の子育て支援施設への転用を検討していきます。転用にあたっては、今後策定される第五期長期計画・調整計画と整合性を図りながら進めていきます。

◇西部地域では、大規模マンションの開発等により児童数が増加し、地域子ども館あそべえが学校内に設置されているものの、小学生の放課後の居場所・遊び場が不足しています。主に、地域子ども館桜野あそべえを補完する役割を持つ小学生の放課後対策事業を併せて行う予定です。また、暫定的に旧桜堤小学校を活用した放課後対策事業も併せて検討していきます。
第四次子どもプラン武蔵野

第三次子どもプラン武蔵野と第五期長期計画で検討すると示された0123施設化は、複合型の子育て支援施設化に路線変更です。それも検討を始めるのは調整計画が固まってからということです。

この半年、行政は、市民から、議員から、たびたび尋ねられる「廃止の理由・経緯・背景」をはぐらかしてきました。調整計画では、そもそもなぜ廃止案が出てきたか、現状ではどうなのか、児童館とは何なのか、すべてを明らかにしたほうがいいです。また、ことあるごとに転用へのニーズがあると回答があります。この件に関しても統計の情報(いつ、対象者は?調査内容は?桜堤児童館の廃止と交換条件にあるということを説明したか?)が示されていません。桜堤児童館を廃止して複合型の子育て支援施設にして欲しいというニーズが本当にあるのか、も明らかにするべきです。

本来、児童館をどうするかだけではなく、子育て環境全体のことを考えるべきなのですが、桜堤児童館単体の情報だけでも整理ができていない状況です。こんな状態で、それ以上のことができるとは考えられません。そんなに難しい仕事だとは思えないのですが……これが難しければ、車が走ったり、テレビが映ったりするのは奇跡的な難しさでしょう。でも車は走ってるし、テレビも映ってますからね。やればできるはずです。

そういえば、同じ子育て分野では「待機児童数」も現実を表していませんね。これもそんなに難しくないでしょう。

No.76では0123の今後にも触れています。

◇0123吉祥寺及び0123はらっぱ、境こども園いこっとでは、子育てひろば事業の機能を拡充し、子ども・子育て支援新制度における利用者支援事業を行います。地域の子育て中の親子が、身近な場所での日常の相談を通して、多様な保育・幼児教育施設、子育て支援事業の中から、適切なサービスを選択で きるよう支援していきます。

◇0123施設については、吉祥寺の開設から20年以上が経ち、子育て家庭のニーズが多様化する中、これまでの実績を検証しつつ、求められる機能や役割、施設のあり方について検討する必要があります。
第四次子どもプラン武蔵野

私たちが桜堤児童館の存続を訴えているわけですが、それだけではなく市内の児童のみんなが児童館を使えたらなとも考えています。認可保育園の新設も難しい中、児童館の新設を訴えたところで、現実的でないし、現実的でないものを訴えるのも無責任です。ということで、利用者層が被るというか、児童館のサブセット的な0123に、その役割を持てないかと考えていました。地域子育て支援拠点事業を読むと親子のケアだとか看守りだとかも書き込まれていて児童館の機能が取り込まれています。0123がそうなれば喜ばしいことだと思います。一歩前進。

2015年3月3日火曜日

恐怖の宇宙時間連続体 “五長”

圏域別市民会議(武蔵境地区)でのやりとりです。

【市民】
討議要綱の中に「桜堤児童館は、その機能・役割を分散し、将来的に0123施設化を図る」とある。3歳以上の子どもを安心して遊ばせるところがないので、ぜひとも桜堤児童館を残していただきたい。
子育て支援施設の再編についての説明は、ほとんどなかった。重要なお知らせは児童館に貼り出すとか、もっと現場の利用者の声を聞いて進めていただきたい。

【副委員長】
(1)市民の方が必要とする情報がきちんと届くような仕組みを、今後10年間といわず、すぐにでもよりよいものへと高めていきたい。
児童館の問題も含めて、よりよい子育て、子育ちとは何だろうかということについて、(2)市民の方のいろいろな知恵を結集して、今後(3)取り組んでいかなければならない。

【市民】
ゼロ歳から15歳までの幅広い年齢層が利用できる児童館を、なぜゼロ歳から3歳までのたった4年間しか利用できない施設に変えてしまうのか。縦のつながりの中でしか学べないこともある。0123になった場合に、4歳から6歳までの子どもたちが利用できる施設は確保されているのか。

【副委員長】
ゼロ歳から3歳までを0123、4歳、5歳については境幼稚園が幼保一体施設に移行した境こども園、(4)小中高生は武蔵野プレイスという形で、(5)年齢による横割りの分担という発想で子育て施設の再編を進めている。
子どもたちが育っていく過程で縦のつながりがすごく重要だというご指摘は、本当にそのとおりだと思う。一方で、(6)年齢が違う子どもたちが集まることによって生じるいろいろな問題点もあるので、年齢ごとのすみ分けをしながらも、異なる年齢の人たち同士が接していく機会をきちんと保証していくことが大切だ。異年齢の子どもたちの交流をきちんと確保していくことについては、策定委員会で(7)今後議論していきたい。


実はこのやりとり、今からちょうど四年前の平成23年2月27日、武蔵野市第五期基本構想・長期計画策定の圏域別市民会議(武蔵境地区)のものです。そういわれれば、調整計画のそれとはつじまが合わないですね。このときから4年経って、尋ねる人が変わっても、児童館について昔と変わらないことが指摘されています。

副委員長の回答を4年後の今になって読むと次のような点が気になります。

(1) 4年経ってもまだできてません。
(2) 市民からどんなアイデアが集まったんでしょう。
(3) どんな取組をして、どんな結果が得られたのでしょうか。
(4) 4年前は児童館分割案にあそべえが入っていなかったようです。
(5) 年齢による輪切り(横割り)は学校だけで充分です。地域に住む多くの世代と交流して子どもたちも社会の一員になるべきです。輪切りや校内への囲い込みはそれらを妨げる害があります。
(6) 問題の具体的な例を挙げて欲しいです。その問題のせいで児童館を輪切りにしないといけないと言っているので、非常に関心があります。実際に問題があったのか、それとも懸念しているだけなのか、それも気になります。
(7) どんな議論をして、どんな結果が得られたのでしょうか。

五長の討議要綱では

桜堤児童館は、その機能・役割を分散し、将来的に0123施設化を図る。
第五期長期計画・討議要綱

だったのが、何らかの議論の結果、本番では

桜堤児童館は、その機能・役割を全市的に発展させ、将来的に0123 施設化を図る。ただし、施設の一部については、平成24 年度に「プレこども園」として使用した後、周辺地域における保育需要を勘案しながら、桜堤保育園分館としての利用を検討する。
第五期長期計画・基本計画

のように変更になっていました。但し書きの部分はおまけみたいなもんなので「分散し」が「全市的に発展させ」になっただけの違いです。表現のイメージを良くしただけ?副委員長の回答は何だったんだろう?本当に何を議論したんだろう?児童館のどこがそんなに悪いんだ?

2015年2月24日火曜日

復活するか!?お伺い制度

「お伺い制度復活!」とあるお母さんから発言がありました。何となく権力の匂いがする言葉ですね。怪しいです。しかし、その場にいた全員が、おぉそういうのがあったなと、ピンと来ました。

今日(2/24)の懇談会では討議要綱についての話し合いでした。話のネタふりとして、先日の施政方針で児童館を拡充という言葉があったので、児童館に拡充して欲しい機能は?と尋ねてみたのでした。

桜堤児童館には小学生に大人気の遊びがあります。以前このブログでも紹介した復活ドッヂです。この復活ドッヂをできるホールは通常全年齢(赤ちゃんから大人まで)が使っています。ドッヂをやるためにはホールを占有しないといけないので、そのとき使っているみんなに出て行ってもらわなければいけません。

ではどうするか?館内放送で「今から復活ドッヂをやるのでホールを空けてください」とやるのか?

おそらく職員が考えたんでしょうね。ドッヂをやりたい子どもたちが自ら他の利用者と交渉して空間を確保しないといけないんです。

「すみません、今から僕達復活ドッヂやりたいんですけど、ホールを空けてもらえないでしょうか?」

こんな感じで居座っている大人と交渉するのです。なんてすばらしいお伺いシステムなんでしょう。ここでボソボソっと小さい声だと、わざと聞こえないフリをする大人もいます。尻切れもダメです。「ドッヂやるからどいて」なんて論外です。こんな簡単な仕組みで子どもたちはコミュニケーションの勉強ができるんですね。挨拶の練習にもいいですね。

いつもだいたい上級生のグループが交渉することになっていますが。ときには上級生がいないこともあります。そんなとき、次の年代が交渉デビューします。交渉に成功すると「オレ、やったぜ!」と喜んでいるようです。はじめての交渉♪ドーレミファーソーラシードー…