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2015年10月14日水曜日

やっぱり一時保育は足りなくなかった

先日、「本当に足りないのは一時預りじゃないんじゃない? 」という記事を書きました。そのときは小耳に挟んだ程度の情報でソースはないと書きましたが、ソースが出てきました。2013年12月12日の文教委員会です。児童館における緊急待機児童対策に関する工事についての解答で子ども家庭部長がこう話しています。


一方、桜堤地区には限らないのですけれども、今、非常に一時保育の需要が高くなっております。そうした、市内でも何カ所かでやっていますけれども、定員5名規模ですと、もうほとんど固定の方とかで埋まってしまって、なかなか、ちょっとという方が入りづらい状況というのも ございます。
2013年12月12日の文教委員会会議録

「固定の方」は本来保育園でカヴァーされるべき人のことです。やはり一時預りが足りないのではなくて、ただただ保育所が足りないから一時預かりの枠に流れ込んでるだけでした。一時預かり施設を増やす前に、桜堤児童館の二階に入居する前に、ちゃんとした保育園を作るのが先です。

現状の一時預かりサービスは誰も満足できない→増やしても意味が無い
一時預かりに本当は満足度
預けてる普通の保育園に預けたい不満
預けていない一時預かりに預けたい不満

武蔵野市の人口推計によると、この子ども溢れ状態はこの先10年以上は続きます。

2015年9月4日金曜日

第3回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その二

2015年9月2日
山本議員のレポートに続いて笹岡ゆうこ議員のレポート、というか児童館と関係が少しでもありそうな部分を抜き出してみます。

笹岡議員 「武蔵野市の子育て支援施設として0123の評判は高いですが、0123を卒業した3歳以上の未就学児に対する居場所としての公共施設はどのようなものがあるのか?」

邑上市長 「桜堤児童館、いこっと、すくすく泉、総合体育館、プレイス、図書館、コミセンなどがあります。」
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 笹岡ゆうこ議員

この中で0123のような使い方ができるのって、桜堤児童館、いこっと、すくすく泉の三つだけです。残念ながら吉祥寺付近には一つもありません。そもそも次の行き場が無いのに何で0123追い出されないといけないんだろう?4歳になれば市民は卒業し、3歳までは市外の人も使える。市民が追い出され市外が使えるこの矛盾感。市の施設なのに…

0123という機能は役に立つのに、0123という施設になると使いづらい。やはり0123という施設の考え方は改めて、子育て施設の中に0123特区のような部屋か、元気のいい子が突入できないような仕切りを作るのがいいんじゃないかな。

また、0123機能はそもそも児童館の一機能です。西部地域では0123機能を児童館の中に作ることによって、年齢による継ぎ目の無い環境を整えられます。0123の子と卒業した子を難なく遊ばせられます。0123の良さ+児童館の良さを享受できます。

三鷹も吉祥寺も児童館作ってもらえばいいのにね。

2015年9月3日木曜日

第3回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その一

2015年9月2日
今回の一般質問では山本ひとみ議員が大きい見出しで桜堤児童館を取り上げてくれました。少し細かくレポートします。

■東部の保育施設
まずは、児童館と関係がある子育て分野で東部の保育施設不足についての質問

市の東部地域が比較的保育園の充足率が足りないように思いますが、地域的な保育施設配置がどのように考えてるのか?
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

に対して市長の答弁は

東部地区の保育施設の入所枠が全体的に足りていないことは承知している。保育施設の建設候補地などがなかなか得られない。また、家賃も高額なので西部に比べると整備が足りていない。
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長

つまり、建設する場所がない、借家ではやらない、ということです。が、これは市がやらない理由か、民間ができない理由なのかは不明です。

■桜堤児童館
子育て支援施設を児童館内に作ることで施設を一部使えなくすること対して

機能の拡充ではなく、機能の縮小ではないのでしょうか
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

という質問がありましたが、これには回答がありませんでした。また、保育施設の重要性も強調しながら次のように文言もありました。

なぜ児童館の中に保育施設を作る必要があるのでしょう?保育園も一時預かりもどちらも必要な施設で拡充は必要な施設だと思っておりますが、なぜ児童館の中に作るのか?
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

市長はこれに対しても答弁することはありませんでした。もしかして箇条書きになった設問にしか回答しないのでしょうか。

桜堤児童館以外の場所で子育て支援施設を設置した場合何が課題か?
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 山本ひとみ議員

という箇条書きになっていた質問に対しては回答がありました。

新規に設置するのであれば新たな費用が発生すること、市の考え方としては市全体の公共施設のあり方を考えた場合に、新たな施設を設置するのではなく、まずは現在ある施設を活用するのが基本であると考えている。
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長

既存施設の改修に50億円かかることもあれば、新規保育園を数億円で作れることもあります。費用については一概に既存施設が新規施設よりいいとはいえないのでは?

ところで、吉祥寺地区で建設候補地が無いので作れないという話がありましたが、西部地区では候補地があっても作られることはありませんでした。東部地域についての答弁は何だったんだろう?あってもなくても作らないならそんなの理由にならないよ。逆に西部地域に適用した公共施設理論を東部に当てはめると0123の中にグループ保育を含む複合型子育て支援施設に作ることになります。でも作られない…

一つ一つの事象については、一見つじつまが合っているように見える理由を提示したつもりでしょうが、二つを並べると、おかしなことばかりです。

市長が最後にこのように述べました。

公共施設全般的にこれから増やしていかないという大きい方針、それから既存施設を有効活用して行こうということの中から、まずは既存施設の活用というのを第一に考えていくべきではないかなと考えています。
第3回武蔵野市議会定例会一般質問 邑上市長

桜堤地区で「活用されていない既存施設とは何ですか?」という質問をしたら、ほとんどの人が「旧桜堤小」と答えるでしょう。答えない人は旧桜堤小を知らないだけで。つまり市長は自らの口から旧桜堤小の活用を第一に考えていくべきと言ってくださっていることになります。ぜひ進めて欲しいものです。

議長の「時間です」とう言葉で質問が終了しました。

2015年8月27日木曜日

第16回策定委員会を傍聴してきました

2015年8月21日(金)
武蔵野市役所で行われた第五期長期計画・調整計画(五長)の第16回策定委員会を傍聴してきました。例によって桜堤児童館についてどんな話し合いがあったのか紹介します。

今回の事務局から提出された資料は前回とどう変更があったか差分内容も書き込んだものがありました。これはすごく読みやすい。変更の意図も読取りやすい。Unixコマンドの diff のようで。欲を出せば、すべてテキストデータで扱って、git で管理すれば、誰でも、いつでも、事務局にお願いせずに変遷を確認できますね。以下の引用ではその記法を再現しました。打ち消し線が削除、下線が追加です。

基本施策4 子ども・子育て家庭を支援する体制・施設の整備
(3) 桜堤児童館の機能拡充
桜堤地区における乳幼児・児童の増加に伴い、家庭で子育てをしている親子子育て家庭への支援事業の必要性、保育所待機児童の増加、小学生の放課後の居場所など多様なニーズに的確に対応するため、桜堤児童館は、地域が求める課題解決に向けた施設作りを進める。子育てひろば、一時預り、グループ保育、小学生の居場所・遊び場など複合型子育て支援施設へ機能、市民の意見を聞きながら子育て支援機能の拡充を図り、地域の子育て支援団体をはじめとする民間の活力を生かした運営を行っていく。
第16回策定委員会資料 2子ども・教育

今回の攻防は文面後半に出てくる「拡充」を「充実」に変更するかでした。ある委員から次のような意見が出ました。これは当日配布された資料にあったものです。後日、市のホームページにアップされるとはずなので確認できます。

「拡充」という文言は、前回の計画(案)同様に一定の方向づけがなされている印象を与えます。折角「市民の意見を聞きながら」となりましたので、様々な意見がでるよう「拡充」ではなく「充実」としてはどうでしょうか。
第16回策定委員会資料 資料3

この意見に対して多くは、「充実」にしてしまうと新しいことをできなくなるので「拡充」がいいというものでした。たしかに、この単語だけを読めばそうなりますが、「子育て支援機能の拡充」という句で読めば、児童館の健全育成機能はほっとくか縮小で、子育て支援機能(グループ保育・一時預り)を拡充ということがわかります。つまり縮小という方向性は一つも変わっていません。

「市民の意見を聞きながら」の部分は副市長から、市はいつも市民の意見を聞きながらやっている、だからわざわざ書く必要はないのに、ここにはあえて書いている、という発言がありました。「いつも…」の意見に「はいそうですね」という市民はそういないでしょう…でも「市民の意見を聞きながら」の部分が追加されたのはうれしいです。今まで意見を操作されたり、無かったことにされたりしていたので。武蔵野市はまだマシなほうなのかもしれませんが。

重要で基本的な点、「地域が求める課題」が「市民の意見」から得られることを期待すると、「地域が求める課題」は調整計画ができあがってからわかります。それから、それを桜堤児童館が背負わないといけないことなのかどうか決めることになります。誰が決めるんだろう?

「俺に決まってんだろ」 って声が聞こえてくるような…

「っていうかもう決まってるよ」って横槍も聞こえてくるような…

9月15日に計画案が発表になりパブコメ募集が始まります。募集ページでは個人情報の取り扱いについて現時点で何も記載されていないので、住所・氏名などを書くのに不安を感じる方が多いかもしれません。しかし、パブコメは市へ直接意見を出せる数少ない機会です。ちゃんと記録に残るニーズになります。五長や調整計画の方向性とは違った新しいアイデアも将来役に立つかもしれません。

2015年8月12日水曜日

第15回策定委員会を傍聴してきました

2015年8月7日(金)
武蔵野市役所で行われた第五期長期計画・調整計画(五長)の第15回策定委員会を傍聴してきました。例によって桜堤児童館についてどんな話し合いがあったのか紹介します。

同委員会を傍聴された川名議員も当日の様子を報告されているので参考にしてください。



まずこれから転載する今回の計画案(案)が拡充ではないことに注意してください。桜堤児童館のこれまでを知らない人が読むと、なるほど拡充されるのかと勘違いしてしまいます。児童館機能としては、工作室、調理室、2Fホールともう一部屋が無くなります。機能縮小です。では転載します。

基本施策4 子ども・子育て家庭を支援する体制・施設の整備
(3) 桜堤児童館の機能拡充
桜堤地区における乳幼児・児童の増加に伴い、家庭で子育てをしている親子への支援事業の必要性、保育所待機児童の増加、小学生の放課後の居場所など多様なニーズに的確に対応するため、桜堤児童館は、地域が求める課題解決に向けた施設作りを進める。子育てひろば、一時預り、グループ保育、小学生の居場所・遊び場など複合型子育て支援施設へ機能拡充を図り、地域の子育て支援団体をはじめとする民間の活力を生かした運営を行っていく。
第15回策定委員会資料

この施策文面に対してこんな意見がありました。
  • この文面がいい。
  • 拡充なんだからいいじゃないか。
  • 地域の意見をまず聞くと書くべきだ。
  • 地域のニーズ調査は行ったのか。
  • 面積が増えるわけでもないので、何かが拡充されれば何かが縮小されるはず。ただただ拡充ではない。
ここでは議論されていない重要な基本的な点があります。「地域が求める課題」とは何か、そして、それは桜堤児童館が背負わないといけないことなのか。

行政から言わせれば、こんなの市民自治のアリバイ文書でしかないのだから、議論なんて無意味なんでしょうが、アリバイにも必要な手順があるでしょう。せめてそれくらいは守ろう。

また、機能拡充という言葉を使うのであれば、児童館の機能や目的は児童館ガイドラインにしっかり書いてあるので、それに沿って進めるべきでしょう。これまた最近流行りの独自の解釈でしょうか。

保育についても、保育園へ子どもを通わせたいすべての人に聞いたわけじゃないので、どれだけの人がそう希望しているかは分かりませんが、認可保育園が欲しいと言っている人の多くは、こんなツギハギだらけの計画ではなくて、第二、第三の桜堤保育園や境保育園が欲しいと言ってるのではないでしょうか。0~5歳の子が安心して通える保育園を。

この施策は桜堤地域のためのものなのか、行政の面子のためのものか、某子育て系NGOのためのものか…

副委員長の「私が大事にしたいのは桜堤のあの地区あの地域に住んでいる子どもや子育てをしている家庭が安心して幸せにあの地域で暮らしていけるためにはどうしたらいいのか。」という言葉が空しく聞こえる。

長年に渡って子どもを見るということを市も高く評価していた

武蔵野市は平成28年4月に地域子ども館あそべえと学童クラブの運営を一体化して子ども協会へ委託します。その説明が子どもプラン推進地域協議会と教育委員会の定例会でありました。

その中で、運営主体を一体化するメリットと子ども協会へ委託することのメリットがいくつか挙げられています。これらの話しは一体化・委託化を決める前に話すことだと思うのですが…気になる記述があったので取り上げます。

3 子ども協会の運営による子どもへの支援の向上
(1) 子どもの育ちの連続性を支える
0123、保育園など地域と協働した子育てや子どもの育成活動を実施している。乳幼児期から学童期までの途切れ隙間のない支援により、子どもの成長発達を継続して支えることが可能になる。それによって、配慮が必要な児童についてのより適切な支援や、小1プロブレムへの対応等も期待される。
子どもプラン推進地域協議会(平成27年度第1回)資料

どこかで似たような話があったような…
児童館ガイドラインの機能・役割の一項目目に「子どもと長期的・継続的に関わり、遊び及び生活を通して子どもの発達の増進を図ること」という記述があります。市はやっぱり児童館の価値を評価してるということでは?我慢しないで市内全域に児童館を作ってみてはいかがでしょう。

と書いたら

これからは子ども協会がその役割も果たせるようになるから児童館は要らないのでは?と言い返されそうですね。

いえいえ、0123、保育園、あそべえ、と別々の施設とスタッフでそれができるとはとうてい思えません。それとも、個人情報データベースでも作って徹底管理するつもり?それも怖い怖い。

しかし、何で児童館を解体して年代別で輪切りにして施設に割り振ろうなんて考えたのかな?長期的・継続的な関わりが大事だって分かってるのに。


■子どもプラン推進地域協議会と教育委員会とでの資料の違い
両会での資料は概ね内容は同じなのでが、一部違っていました。委託化への工程についてです。子どもプランでは平成27年度に何をやるかを列挙していますが、教育委員会では平成28年度分、29年度分まで載っていました。それから平成27年の仕事の一つに(5)学童クラブ条例の改正(延長時間等)が追加されていました。教育委員会の資料を転載します。

5 職員配置を中心とした委託化に向けての工程案
【1】 平成27年度
(1) あそべえ館長と主任指導員の定期合同会議の開催(26年度からの継続)
(2) 児童館職員のあそべえ及び学童クラブへの定期巡回(26年度からの継続)
(3) 子ども協会の事業実施計画作成等(市・協会との協議による)
(4) 事業委託についての市民・職員・学校への説明
(5) 学童クラブ条例の改正(延長時間等)
【2】 平成28年度
(1) 市直営でのモデル校3校での実施(学童クラブの開所時間延長)
(2) 施設長を3名配置(市職の3名)
(3) 準備担当職員(事務)の子ども協会への派遣
(4) 子ども協会の定款変更申請、各種規則整備等
【3】 平成29年度4月
全12校委託化開始(施設長を12名配置)
平成27年武蔵野市教育委員会定例会第8回資料

平成29年4月?陳情があったときに平成28年4月よりやるようなことを聞いたような…

子ども家庭部長「めどを28年4月というふうに持っていっています」

子ども家庭部長「学童の延長、今実施を検討しておりますけれども、こういった全児童、全家庭にかかわる問題については一斉にやるつもりでございます」
平成27年3月6日文教委員会議事録

2015年7月22日水曜日

厚生労働省「児童館利用に関するアンケート」

この7月から厚生労働省が、「児童館を利用されている保護者の皆さまへ『児童館利用に関するアンケート』ご協力のお願い」という見出しのアンケートを実施しています。これからの児童館のあり方について検討する委員会「遊びのプログラム等に関する専門委員会」が設置され、そのための意見募集が目的のようです。


実際に、こういう委員会ができたということは、行政は一定の方向性、既にどの程度具体的な絵が描かれているか分かりませんが、方向性があるはずです。委員会の役割はそのお墨付きを与えることです。そのデータの一つとしてアンケートが利用されます。

行政の方向性が縮小なのか発展なのか、はたまた思いもつかないイケテルアイデアなのか、まったく分かりません。ただ、座長を児童健全育成推進財団の鈴木理事長が務めるとのことなので期待しています。この財団は児童館ガイドラインに深く係わっています。

アンケート用紙は桜堤児童館にもあります。保護者用と子ども用がありますのでお間違えの無いように。桜堤児童館の窓口によると、28日(未確認)まで受け付けているそうです。

■ 参考
「遊びのプログラム等に関する専門委員会」について(情報提供・お願い)
第2報:「遊びのプログラム等に関する専門委員会」について(情報提供・お願い)

2015年4月7日火曜日

みんな急がば回れ

桜堤児童館転用の背景について先日市長よりお話がありました。それを紹介した記事にもありますように、市長と食い違う説もあります。これは、より広く知らないといけないということで過去の議事録を読むことにしました。具体的には児童館というキーワードで議事録から検索して片っ端から読んでいきます。当然、キーワードが含まれていれば何でもピックアップされてしまいます。転用とは直接関係ない話も引っかかるわけです。今回はそんなことの一つの話です。

平成26年第4回定例会での近藤和義議員の一般質問でのことです。行政は話の進め方がまずいというのです。ごもっとも。そのとおり。児童館の転用もその一例として取り上げられました。

政策決定過程における市議会議員への情報提供について尋ねます。このたび、議案には上がりませんでしたが、行政側より児童館の廃止に伴う施策の今後について、おおよその骨子が固まりましたので報告をしたいと説明がありました。児童館については、この話を聞く前に、市民から、廃止になると言われたがどうなのかと問い合わせがありました。私は、非公式にもこのことを知り得なかったのですが、昨年の北ホールについても同様なことがありました。また、児童館についてはその活動の歴史は大いに評価されています。しかし、武蔵野市西部に1カ所の設置のため、利用者に地域差があり、さまざまな意見が出されていることは承知しておりました。他の議案のほとんどもそうですが、骨子が固まってから我々に説明があるということは、その議案がかかれば、賛成か反対の立場を示すことしかできません。さらに、市民の方が先に情報を得ているということは、市民に相談を受ける立場の我々議員はまことに不勉強ではないかと思われてしまいます。また、行政側も車の両輪と常々申しておりますが、情報の出し方がこれで意見交換をするということは、全く片車輪と言わざるを得ません。過日の文化会館改修工事の際は、全員協議会を二度開き、さまざまな意見交換をしました。これとて予算審査の際、文化会館基本設計に関する予算及び改修関係項目に多くの疑問が出され、本予算の取り扱いについて陰が出てきたため、市長より議員に意見を求めたり、それまで予算の執行をしないと申し出がありました。このことによって実現したものでした。北ホールや歴史資料館の件などももっと早い時点から市議会と情報交換し、意見交換をすれば、もっとやわらかく、順調に動いたと思います。したがって、施策を決定する際には、今度このような施策を行いたいがどうだろうとの意見を、素案のときから市議会に情報を提供し、施策立案の進捗に合わせ行政報告など適宜に情報交換をすべきと思います。

(中略)

情報提供についてです。市長は、情報提供を行政報告において行っているというふうに今おっしゃっていました。確かに、行政報告は前市長の時代よりも丁寧にたくさん何件も出ています。それはわかります。そうでなくて、もっと、こういう施策を行いたいのだけれどもどうだろうかというところからやってもらうと、もうちょっとありがたい。例えば北ホールについては、今度北ホールをこういうふうに転用したいのだけれどもとか、あるいは返したいとか、そういうことを私たちに行政報告の前に示していただければ、もっともっとやわらかくきちんとできたのではないか。というのは、決まってからお話をいただいています。この決まってからのお話というのは、さまざま、例えば児童館の問題も、児童館の方向性の骨子が固まりましたのでというお話をいただきました。そうすると次に出てくるのは廃止条例です。そうすると、これは廃止条例がいいか悪いか、賛成か反対かという形になってしまうのです。児童館の将来をどうしたらいいのだろうかと。時間はかかります。でも児童館の将来をどうしたらいいのかということをやはり私たちに示して、それで案の一つにこういうものがあるぞということを言っていただければ、もっともっと、先ほど申したようにやわらかく、そして早い解決を見るのではないかというふうに思っています。時間はかかります。

現状の話の進め方ではろくな意見交換ができない。問題点の洗い出しもできない。改善点も出せない。もっと違うアイデアも出せない。行政は議会の意見を聞く気なしということでしょうか。これじゃ市民意見も無視されちゃいますね。手元に調整計画の策定委員会で配布されたワークショップIIの実施報告【速報版】があるのですが、いっさい討議要綱には取り込まれていないようです。

行政のアイデアでは解決できないけれども、解決できる問題があったらどうするのでしょう。議会は解決できないアイデアなんて採用しないから、その問題は放置されて酬われない人が生まれちゃうのでしょうか。児童館に限れば、解決できないで現状維持が継続されるという嬉しい副作用が得られちゃっています。いやいや、こんなことを喜んじゃダメです。児童館も合理的な判断を基に拡充しなければ。

一般的な問題に話を戻して、近藤議員の言うとおり、時間はかかるけれども、行政・議会・当事者で合理的な方針を作るべきです。その他によい知恵を持ってる人がいれば頼ってもいいですね。他自治体のアイデアも参考にしたいですね。あ、近藤議員は当事者については含めていませんでした。でも、一緒にやったほうが、結局は近道だと思います。

そういえば、境こども園の園庭問題も早いうちから当事者との意見交換があれば、陳情を出されることもなく、土壇場で図面を描き変えることもなく、丸く収まったのに、ということもありました。

北ホール、市民文化会館、歴史資料館、桜堤児童館、境こども園園庭、進め方の問題多すぎない?

これって、もしかして、自治基本条例と関係ある?行政の仕事の仕方、議会の関わり方、市民参加とか。

2015年3月24日火曜日

桜堤児童館転用の本音を聞けた?

予算特別委員会5日目、締めくくり総括での川名委員と市長のやりとりで、第五期長期計画に児童館の転用が記載された背景に市長が触れました。

■川名委員:
高野委員から質問があって、

「長期計画に、桜堤児童館はその機能・役割は全市的に発展させ将来的には0123施設化を図るって書いてあったことに対してどういう経緯でこうなったんですか」

という質問があったかと思うんですけど、それに対する答弁がなかったんですよね。でも、

「これらを含めて、子ども協会等々についてもいろいろ経緯があるのになかなか説明がしきれてないんじゃないか」

と質問したときに、市長からも

「そこらへんは分りやすいように、これから説明していく」

とお話があったんですが、それはそれで評価するんですけども、

この全市的展開って話がどっかから出てきたかっていうのを私ももう一回議事録を再確認してきてきたんですけれども、2009年11月の文教委員会で第三次子どもプラン中間報告について行政報告があって、当時の子ども家庭部長が

「あそべえは居場所事業でやってきたけれども、児童厚生員を置くような形で機能を強化し、児童館の役割がなんとか果たせないかと考えていかなくてはいけない」

ということを考えていて、要はもう少し機能強化をしていきたい、そういう意味があって、専門職の正規の職員を雇って全市展開してくってことが、ここで一つ明らかになった。で、その後に子ども協会で、雇用していくって話が広がって行ってるんですね。

とすると長期計画に書かれていることは、あそべえの機能強化が終わった段階で児童館をどうしようかって議論をするって話だと私はずっと思っていたんです。そのことがなかなか説明しきれていないということを考えると、もう一度整理をしたほうがいいのかなと思いました。

この細かい○○について○○に聞いてもしょうがないんですけども、そういう前提があることを考えると、これは再確認なんですけども、五十嵐副市長の方から協議を誰とするかまだこれから決めなくちゃいけないですけども、その廃止や転用ありきではなくて、子ども施策を充実させるためにいろいろ市民の方々と協議をしていきたいということを○○、ということを含めていくと、これらの前提ももう一度再検証というですかね、考えた上で、改めて協議をしなおしていってほしい、要は、桜堤児童館も含めて子ども施策を充実させるためにいろいろ協議を続けていってくださると思っていますが、そういう認識でいいのかどうかを再確認させてください。

■邑上市長:
児童館については、ご案内のとおり、第五期長期計画では「その機能を全市的に発展していく、そして0123機能をここに拡充していこう」という話です。

0123につきましては、ご案内のとおり全市で三ヶ所程度設けていきたいとう中で西部地区での設置場所の候補としてここは掲げたところでございますし、

また、児童館については当該施設に対して非常に評価がある、つまり利用されている方には評価があるのですが、ただしこれは全市的なものになってない、ということです。

そのときにいろいろ議論があったと思いますけども、じゃ児童館を全市的に展開できるかというと、これもなかなか難しい、つまり現在の児童館は概ね二つの小学校区のみなさんがたがメインになっているので、それを考えますと12小学校あるとすると六つぐらいないとですね、

これはなかなか利用勝手が進まないのではないかというこもあって、かつてあそべえというものがあって、あそべえは若干居場所中心のものになっているから、これをもう少し児童館的な機能を拡充することによって、全市的な展開ができるだろうということから児童館の機能はおいといて、かつ、(1)地域で求められている0123を児童館の後に設けていこうということでですね、第五期長期計画をスタートしたところでございますが、

その後に地域のさまざまな課題が起きてきた、それはやはり児童増に対する課題、それから待機児対策の問題あります。それを課題解決図るためにこの(2)児童館施設がかなり活用できるのではないかというさまざまな議論があって最終的にそのような複合の子育て支援施設としてなんとか位置づけられたらなということでございますので、児童館を廃止するというよりか子育て施設として(3)地域が求められる課題解決のための施設作りをしたいなというのが今時点の考えでございます。

ただ、この間、児童館を利用されてるみなさまがたから多くの課題をご意見をいただいてるといころでございますし、また、調整計画での中でも委員長からこの問題についていろいろ話を聞いてみようということになってますので、そちらでの議論を踏まえて再度われわれも考え方をもう一度整理すべきではないかな、というふうに思っとりますので、今後ですので、調整計画の策定委員会の方でそういう意見を聞く場あるいは議論をする場があろうかと思っとりますので、それを踏まえて最終的な方向性を考えていきたいというふうに思っております。

当然のことながら、調整計画の策定の中では、市民からの意見を聞く場が増えてくると思いますし、また、われわれもそのような最終的な決定した後でもですね、説明の機会、決定する前にも案として意見を聞く場があろうかと思っておりますんで、そういう場で市民意見を収集していきたいというふうに思っております。

※○○は聞き取れなかった部分です。
平成27年3月23日予算特別委員会締めくくり総括

児童館の転用の話は第四期長期計画にも記述かあるように、けっして最近始まった話ではありません。ですが、昨夜、市長から第五期長期計画における経緯・背景の説明がありましたので、最近での児童館の転用話はこれで急に見晴らしがよくなったのかもしれません。今まで市職員からは明確な転用の理由・経緯・背景が説明されたことはないので、一時的にモヤモヤが減りました。しかし、川名委員の発言に出てくる2009年11月の文教委員会で、川名委員が

要は、児童館がなくなるからあそべえに移る。それで何がどうなるか、よく整理されなかったんですけれども、あそべえに関する市民ニーズなり求められているものが高度化しているから、児童館がなくなることもあって、あそべえについてももう少し機能強化したいと考えているので検討するというお考えでよろしいのかどうか、これを確認させてください。
平成21年11月4日 文教委員会

と発言しているので、今回の市長の回答と一致しません。あそべえに児童館機能を、なのか、児童館がなくなるからあそべえなのか。ということで、背景についても完全に明らかになったとは言い切れません。そして、ニーズについてはまだクリアになっていません。

とりあえず市長の回答で不明だった点を挙げておきます。
(1)地域で求められている0123
(2)児童館施設がかなり活用できるのではないかというさまざまな議論
(3)地域が求められる課題
私は児童館問題については新参者です。過去にどんなニーズ調査があったか、どんな議論があったかまだまだ知らないことがたくさんあります。こういう鍵となる事項については説明会等で伝えてもらえると助かります。

不明な点を明らかにするために行政に質問し続けることも大事ですが、議事録をさかのぼって調べる必要性も感じました。これは大変だ。

2015年3月7日土曜日

もしかしてだけど~行政は児童館を作りたいんじゃないの

「引きこもった親子や、児童虐待をどうにかしたい」

という趣旨の発言を子ども家庭部長の口から何度か聞いたことがあります。ごもっともです。そこを否定する人はいないでしょう。そして、そのために桜堤児童館を廃止して0123化もしくは複合型子育て支援施設にしたいということです。なるほど、0123や複合型施設にはそういった機能があるのか。とはいきません。0123の機能ではそんなこと謳われてないし、複合型施設の機能も「0123施設の機能を含む、未就学児親子の子育てひろば、一時預かり、グループ保育」となっていて、市内にある同様な施設と同じ機能です。どうして上の課題を解決できるのでしょうか。

平成23年3月31日、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長から各市町村へ通知がありました。児童館ガイドラインを策定しましたよ。がんばって児童館運営してください。というものです。その策定しましたよ部分が「児童館ガイドラインについて」です。この中で下記のように書かれています。

児童館は、地域のすべての児童に健全な遊びを通してその健康を増進し、又は情操を豊かにする施設とされているが、職員の専門性を生かし子育て家庭の支援や児童虐待防止の対応も期待されているところである。
児童館ガイドラインについて

また通知の本体部分である「児童館ガイドライン」にも次のように書かれています。

2 児童館の機能・役割
(3) 問題の発生予防・早期発見と対応
「子どもと子育て家庭が抱える可能性のある問題の発生を予防し、かつ早期発見に努め、専門機関と連携して適切に対応すること。」
児童館ガイドライン

上の課題を解決するのはまさに児童館ではないでしょうか。スクールソーシャルワーカー(※)とも連携しています。児童館より適任な機関・施設がありますか。少なくとも0123や複合型施設の仕事ではありません。

家の外に出てこない家庭への対応は、各施設、イベントに参加してもらうぐらいしかできません。家庭まで入り込んで確認となりますと、特殊な権限をもった方が全戸家庭訪問するしかありません。どんな施設でもこの条件は同じです。児童館だからできるとか0123だからできるという話ではありません。

児童館も近くにありすぎて見えないものの一つか……

※ スクールソーシャルワーカーは、スクールカウンセラーとは役割が違います。詳しくは日本スクールソーシャルワーク協会のページ(Q4)を参照してください。

2015年3月3日火曜日

恐怖の宇宙時間連続体 “五長”

圏域別市民会議(武蔵境地区)でのやりとりです。

【市民】
討議要綱の中に「桜堤児童館は、その機能・役割を分散し、将来的に0123施設化を図る」とある。3歳以上の子どもを安心して遊ばせるところがないので、ぜひとも桜堤児童館を残していただきたい。
子育て支援施設の再編についての説明は、ほとんどなかった。重要なお知らせは児童館に貼り出すとか、もっと現場の利用者の声を聞いて進めていただきたい。

【副委員長】
(1)市民の方が必要とする情報がきちんと届くような仕組みを、今後10年間といわず、すぐにでもよりよいものへと高めていきたい。
児童館の問題も含めて、よりよい子育て、子育ちとは何だろうかということについて、(2)市民の方のいろいろな知恵を結集して、今後(3)取り組んでいかなければならない。

【市民】
ゼロ歳から15歳までの幅広い年齢層が利用できる児童館を、なぜゼロ歳から3歳までのたった4年間しか利用できない施設に変えてしまうのか。縦のつながりの中でしか学べないこともある。0123になった場合に、4歳から6歳までの子どもたちが利用できる施設は確保されているのか。

【副委員長】
ゼロ歳から3歳までを0123、4歳、5歳については境幼稚園が幼保一体施設に移行した境こども園、(4)小中高生は武蔵野プレイスという形で、(5)年齢による横割りの分担という発想で子育て施設の再編を進めている。
子どもたちが育っていく過程で縦のつながりがすごく重要だというご指摘は、本当にそのとおりだと思う。一方で、(6)年齢が違う子どもたちが集まることによって生じるいろいろな問題点もあるので、年齢ごとのすみ分けをしながらも、異なる年齢の人たち同士が接していく機会をきちんと保証していくことが大切だ。異年齢の子どもたちの交流をきちんと確保していくことについては、策定委員会で(7)今後議論していきたい。


実はこのやりとり、今からちょうど四年前の平成23年2月27日、武蔵野市第五期基本構想・長期計画策定の圏域別市民会議(武蔵境地区)のものです。そういわれれば、調整計画のそれとはつじまが合わないですね。このときから4年経って、尋ねる人が変わっても、児童館について昔と変わらないことが指摘されています。

副委員長の回答を4年後の今になって読むと次のような点が気になります。

(1) 4年経ってもまだできてません。
(2) 市民からどんなアイデアが集まったんでしょう。
(3) どんな取組をして、どんな結果が得られたのでしょうか。
(4) 4年前は児童館分割案にあそべえが入っていなかったようです。
(5) 年齢による輪切り(横割り)は学校だけで充分です。地域に住む多くの世代と交流して子どもたちも社会の一員になるべきです。輪切りや校内への囲い込みはそれらを妨げる害があります。
(6) 問題の具体的な例を挙げて欲しいです。その問題のせいで児童館を輪切りにしないといけないと言っているので、非常に関心があります。実際に問題があったのか、それとも懸念しているだけなのか、それも気になります。
(7) どんな議論をして、どんな結果が得られたのでしょうか。

五長の討議要綱では

桜堤児童館は、その機能・役割を分散し、将来的に0123施設化を図る。
第五期長期計画・討議要綱

だったのが、何らかの議論の結果、本番では

桜堤児童館は、その機能・役割を全市的に発展させ、将来的に0123 施設化を図る。ただし、施設の一部については、平成24 年度に「プレこども園」として使用した後、周辺地域における保育需要を勘案しながら、桜堤保育園分館としての利用を検討する。
第五期長期計画・基本計画

のように変更になっていました。但し書きの部分はおまけみたいなもんなので「分散し」が「全市的に発展させ」になっただけの違いです。表現のイメージを良くしただけ?副委員長の回答は何だったんだろう?本当に何を議論したんだろう?児童館のどこがそんなに悪いんだ?

2015年2月24日火曜日

復活するか!?お伺い制度

「お伺い制度復活!」とあるお母さんから発言がありました。何となく権力の匂いがする言葉ですね。怪しいです。しかし、その場にいた全員が、おぉそういうのがあったなと、ピンと来ました。

今日(2/24)の懇談会では討議要綱についての話し合いでした。話のネタふりとして、先日の施政方針で児童館を拡充という言葉があったので、児童館に拡充して欲しい機能は?と尋ねてみたのでした。

桜堤児童館には小学生に大人気の遊びがあります。以前このブログでも紹介した復活ドッヂです。この復活ドッヂをできるホールは通常全年齢(赤ちゃんから大人まで)が使っています。ドッヂをやるためにはホールを占有しないといけないので、そのとき使っているみんなに出て行ってもらわなければいけません。

ではどうするか?館内放送で「今から復活ドッヂをやるのでホールを空けてください」とやるのか?

おそらく職員が考えたんでしょうね。ドッヂをやりたい子どもたちが自ら他の利用者と交渉して空間を確保しないといけないんです。

「すみません、今から僕達復活ドッヂやりたいんですけど、ホールを空けてもらえないでしょうか?」

こんな感じで居座っている大人と交渉するのです。なんてすばらしいお伺いシステムなんでしょう。ここでボソボソっと小さい声だと、わざと聞こえないフリをする大人もいます。尻切れもダメです。「ドッヂやるからどいて」なんて論外です。こんな簡単な仕組みで子どもたちはコミュニケーションの勉強ができるんですね。挨拶の練習にもいいですね。

いつもだいたい上級生のグループが交渉することになっていますが。ときには上級生がいないこともあります。そんなとき、次の年代が交渉デビューします。交渉に成功すると「オレ、やったぜ!」と喜んでいるようです。はじめての交渉♪ドーレミファーソーラシードー…

2015年2月21日土曜日

子どもプラン推進地域協議会を傍聴してきました

2015年2月5日
この日は市が用意した第四次子どもプラン武蔵野(案)に委員が意見を言う日です。子どもプラン(案)には既に昨年11月に募集したパプコメが反映(?)されていました。委員たちには、パブコメにに対する取扱方針と第四次子どもプラン武蔵野(案)が提示されました。パブコメって市民参加のなんらかが一案一案検討処理していくのかと思いきや、行政のほうでやっちゃうんですね。

協議会は、市のページによると下の趣旨で集まっているようです。意見を聴くだけならしょうがないか。

趣旨
市の子ども施策を推進するにあたり、主に以下のことについて、子どもの保護者その他子ども子育て支援に係る当事者の意見を聴く場として、武蔵野市子どもプラン推進地域協議会を設置しています。
  1. 子ども・子育て支援法第77条第1項各号に規定する事務に関する事項。
  2. 子どもプラン武蔵野に関すること

パブコメについては相変わらずのすかしっぷりでした。パブコメは各所でアリバイ作りだの何だの言われてるのでしょうがないですが、やっぱり 呆れてしまいます。採用されているものは意見ではなく、細かな表現の訂正にしか過ぎません。作文のプロセスで言ったら修正ではなくて推敲。はっきり別けないとね。

これまで協議会で使われた資料は市のページにあります。ぜひ読んでください。

それにしても児童館弱い。学童クラブや保育園チームはちょいちょい意見が出ていました。協議会が召集された時点で児童館問題が起こっていなかったからしょうがないですね。

2015年2月10日火曜日

市議会・全員協議会を傍聴してきました

2015年2月9日
市議会・全員協議会を傍聴してきました。テーマは「武蔵野市第五期長期計画・調整計画討議要綱について」です。朝9時半から夜の9時までやります。が、15時ごろに不審者情報メールが入って急遽子どもの安否確認のために桜堤に戻ることになってしまいました。複数の議員から児童館に関する意見が出され、策定委員会委員長からは「今後議論の俎上に載せたい」という旨の発言があったようです。残りの6時間に何が話されたのか気になる。あー気になる。早く速報版を読みたいです。

議員のみなさま児童館のことを考えていただきありがとうございます。

これで策定委員会でも議論することになりそうです。みなさんパブコメを書きましょう。締め切りは2月27日です。

2015年2月5日木曜日

だって書いてあるんだもん

この記事が最後になればいいんだけど、またまた平成26年11月13日に開かれた文教委員会の会議録からの抽出です。二人の委員からの質問に対して市はこのように回答しています。

委員H:
「なぜその児童館を、では廃止しなければいけないのか」

子ども家庭部長:
「五長のほうで0123施設化を目指すという方向性が市の方針として出ている」

委員K:
「何ゆえに廃止をしなくてはいけないのか、よくわからない。」

子ども家庭部長:
「児童館を転用するということにつきましては、これは長期計画で決定された事項だ」

二人の委員はそれぞれ、廃止へのメカニズムだとか理屈だとかを説明してくれと言ってるんであって、書いてある場所を教えてくれと尋ねてるんじゃないと思います。回答するなら、たとえば建物の老朽化だとか、利用者がいなくなったとか、本来の目的を達成できないとか、データ付きでそういうものを説明するんじゃないでしょうか。それとも、私の国語力が無さ過ぎるのかな?

児童館での説明会でもこんな回答があったような気がします。「みなさんの代表が作った長期計画に書いてあるんですよ」みたいなことも言われたような気がします。そのときの記録を持っていないので正確ではありませんが。

2015年2月3日火曜日

武蔵野市子ども家庭部にとっての児童館

武蔵野市の担当職員は、年齢で輪切りにして各受け皿施設を用意しただけで、児童館機能を引き継げたと言いいます。平成26年11月13日に開かれた文教委員会の会議録を読みますと、なぜそう言い切れるのかが分かったような気がします。子ども家庭部長は次のように発言しています。

児童館とは何かというところになりますと、児童館は全児童対策、18歳未満の全児童を対象とした遊びの空間であるというふうに思っています。もちろんその中には保護者の方々への支援ということも含まれてございますけれども

そのしばらく後に児童青少年課長が次のようにも話しているので、文面では知っているようです。内容を理解しているかどうかは不明です。

児童館につきましては、児童福祉法にうたわれております児童厚生施設の位置づけでございます。この児童厚生施設というものは、児童遊園、児童館等、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的とする施設

つまり、前者は「遊びの空間」、後者は「健康の増進と情操を豊かにする施設」という意味です。その施設も目的は、前者は「遊び」、後者は「健康の増進と情操を豊かにすること」ということになります。まったく異なる認識です。後者の場合、遊びは目的のための手段でしかありません。むろん子どもたちはこんなこと知りもしないで楽しく遊んでるだけです。しかし、それを続けることによって自然と優しさや挑戦心や役割などを身に付けていくということです。

市は、少なくとも子ども家庭部長は、児童館を誤った認識で運営していたことになります。そりゃ、児童館を年齢で輪切りにしても機能は保たれると勘違いするはずです。

現状の桜堤児童館は、現場職員の意識で市の期待以上の働きをしていますが、これが配置換えとなって、市と同様に遊び場を提供すればいいんでしょ的な意識の職員になったとき……たまり場になったり、暴れる子も出てくるかもしれません。そんなところに小さい子なんて連れて行けないし。需要もなくなって、あっさり廃止となりそうです。市にはそうならないように、児童館の認識を常に正しく持って、いつもの魅力ある児童館を維持してもらえたらと思います。

という私もこの半年前まで、児童館は単なる遊び場だと思っていました。

2015年2月2日月曜日

児童館廃止の説明があった文教委員会 会議録 (平成26年11月13日)

題名の議事録が全文公開されていたのでその児童館に関する部分だけを抜粋してみました。すごい量なので読むのが大変かもしれませんが、がんばって読んでみてください。でも、一番大変なのは量じゃなくて回答の日本語がゴニョゴニョ。本当にこんな質疑応答があるんでしょうか。文字になる段階で変になってるのかな。

「しゃべるほど いつかはばれる にまいじた」という記事にも書きましたが、突っ込みどころが多々あります。ミスリードや事実と意見の混同など初歩的なものなど。質問の回答になっていないこともあります。

2015年1月29日木曜日

ずいぶん謙虚な児童館の主張

「第1期 小学生の放課後施策推進協議会」の会議要録を読み始めました。

第3回協議会にて、「現場 からの課題について」で児童館から意見が出されました。

(1) 利用者について。小学生の利用は全体の29%である。

(2) 子どもについて。
・児童館の職員に受け止めてほしくて来館する子が10人ぐらいいる。その内の8人が高学年の子ども。高学年であるが、職員におんぶする、膝の上に乗るといったスキンシップやマンツーマンでの対応を求めてくることが多い。本当は自分の親に求めたいものを児童館の職員に求めているように感じる。
・言葉づかいの悪い子どもが多い。「死ね」、「うざい」という言葉を何気なく使っている。
・単語でしか感情を表現できない子どもが多い。「~だから、~だ」と表現せずに、「○○」と単語だけ述べて、職員側がその言葉で察すること、また次の言葉を引き出すような言葉がけをしないとお互いに気持ちの伝えあいが難しい。

(3) 児童館の対応について
・遊びを通して子どもたちの健やかな成長を図るということを含め、遊びを通して人と関わることが楽しい、友達がいるから楽しい、ルールがあるから遊びは盛り上がる、人を傷つける言葉は自分も傷つける、受け止めてくれる大人がいる安心感を子どもに持ってほしいということをモットーに館の運営を行っている。
・気になる子どもの情報を共有し、職員が意識を持って対応できるようにする。
・「復活ドッヂボール」などの集団遊びを継続して行い、ルールに基づいて遊び、出てきた問題点は子どもたち自身でその都度話し合い、解決できるように仲立ちしている。昨年は遊び方のルール21か条ができた。自分たちで作ったルールを共有化し、その上で体を使って経験する。子どもたち自身が主導であると、楽しさも増えるように感じた。最近では自分たちで仲間を集め、館内の場所を利用する際も、利用している乳幼児の親に自分たちで許可をとりにいくといった様子も見られる。今後も続けていきたい。
・児童館に朝から来ていて昼食を食べない子ども、また自分がいじめを受けているということを相談する子どももいる。職員が遊びながら聞き取りを行ったり、SOS支援センターや小学校、中学校、その他の関係機関と連携をしながら対応している。

気になる子どもの情報?なんて謙虚なんでしょう。利用する子どもの性格や特徴までみんな知ってるくせに。子どもたちの良いところ、得意なところ、がんばったところを職員が自然と伸ばしてるのを私は何度も見てますよ。ほめたり、驚いてあげたり、仕事を与えたり、提案したり、いろんな方法で。

しかし、全体的に謙虚だな。日常的な看守りは報告項目にならないかもしれないけど、それがあるから、個性や特徴も分かるし、何するときも的確なんだろうな。これが児童館の凄いところだと思うんだが。

2015年1月20日火曜日

しゃべるほど いつかはばれる にまいじた

またもや川名ゆうじ議員のブログに長文が掲載されています。勉強になります。それは市議会の議事録の最終稿を作るための速報版というものだそうです。武蔵野市の議事録はオンラインで読めるんですね。しかも検索までできます。知らなかった。これはいいですね。ビデオだとじっくり考えたり反復して読むことが難しいです。

ブログに掲載されているのは2014年12月の文教委員会での議論のうち児童館に関係する部分です。議会ではこんなことを話してるんだと分かりました。

分かったついでに少々突っ込みを入れちゃいましょう。

【0123施設ではなく複合子育て施設 】
市職員曰く、「6月からの市民の説明会でも説明したところ、その後の社会情勢の変化とか、子どもがここでふえているというのもありますし、住民の方、地域の方、御利用者の方からも、もう少し幅広いものが利用できる施設になってほしいということで、」

6月1日のワークショップでも、9月2日と11月27日の説明会でも、児童館の存続を訴えています。それなのに委員会にはこんな説明してるとは、オブラートに包んで言っても「ミスリード」、言っていいなら「嘘」、いずれにしても委員に市民の意思を曲げて伝えています。まさか、策定委員会でもこんな技使ってないでしょうね。もしかして我々市民にも……何を信用したらよいのか。自分で調べるしかないのか。

【状況は変わっている】
市職員曰く、「0123化というのはその当時の認識のもとに書かれたもので、それ以降、西部地域の子どもの急増という事象が発生いたしました」

市は五長のころとは状況が変わっているのをちゃんと認めているようです。五長策定時から状況が変わったものを調整するのが、調整計画では?ただ、桜堤のマンション群がどうなるかは、市はずいぶん前から分かってたはずなので、五長にそれが反映されていなかったのはなぜなんだろう?それとも市に内緒でこっそりマンション作った?

【場所はある】
市職員曰く、「今ある児童館の中で常設の親子ひろば、これは至急手当てをして、皆さんの居場所というのを確保しないといけない」

児童館の二階に緊急待機児童対策でグループ保育が入っています。これが平成27年度いっぱいの契約なので、二階が空けば広い空間が確保されます。今でも小学生がやってくる15時までは乳幼児専用みたいなもんじゃないのかな。

むむぅ、こんな話してるのか。

2015年1月8日木曜日

第7回策定委員会を傍聴してきました その三 条例の解釈

以前触れた長期計画条例による長期計画の解釈が副市長から紹介されました。議事録はまだ公開されていないし、録音もできていないので、これから書くことは記憶とメモ頼りです。精確ではありませんが概ねあっていると思います。また、数名の市議会議員さんも傍聴されていましたので、同じ内容を聞いているはずです。鍵となる言葉はこの二つです。

「長期計画条例には長期計画が最上位プランだとは書いていない」

「アクションプランとのズレが多少生じることはあるが整合性は保つ」

つまり、こういうことがまかり通るようになります。

「長期計画に何が書いてあろうと、そんなの無視して都合のよいアクションプランを作ってそれを実行する。整合性?そんなの実行する側と解釈する側が同じなんだから、保たれてると言えば保たれるんだよ。」

一旦、長期計画が足かせになったら、市はその計画を修正するか、期限が切れるのを待たないといけません。その予防策でしょうか。うまいことやったもんです。しかし、こんな解釈をしていると、長期計画の価値は無くなり、市民の信頼もますます失うことになります。

条例〔ママ〕にはこうも書かれています。

「この条例は、武蔵野市(以下「市」という。)が市政に関する長期的かつ基本的な計画を策定することにより……」
「市が実施する政策は、すべて長期計画にその根拠がなければならない」

しっかりとした目的の元に誠意をもって長期計画を作り方向性を示し、アクションプランでどうすればその方向性を実現できるか考え実行する。従来どおりの方が筋も通って論理的に美しいです。第五期長期計画(15ページ下の方)の中でも「最上位計画である長期計画と…」というフレーズがあったり、市のWEBサイトにもこう書かれています。

第五期長期計画の策定について
「長期計画は、各分野に定める個別計画(健康福祉総合計画・子どもプラン・都市計画マスタープラン等)の上位に位置し、財政見通しのもと、市が目指すべき方向ややるべきことなどを定めるもっとも重要な計画です。」

第五期長期計画(平成24年度から平成33年度)
「平成24年度から33年度までの10年間の市政運営の指針であり、市が目指すべき方向性や取り組むべき政策を定める市の最上位計画「武蔵野市第五期長期計画」を策定しました。」

計画ツリー(第五期長期計画第2章長期計画策定方式より引用)
計画ツリー(第五期長期計画第2章長期計画策定方式より引用)


長期計画を頂点とし、予算まで繋がるこの計画ツリー構造に意味が無いとしたら、真面目に長期計画や調整計画の策定に関わるすべての人を馬鹿にしていることにもなります。