2015年10月14日水曜日

やっぱり一時保育は足りなくなかった

先日、「本当に足りないのは一時預りじゃないんじゃない? 」という記事を書きました。そのときは小耳に挟んだ程度の情報でソースはないと書きましたが、ソースが出てきました。2013年12月12日の文教委員会です。児童館における緊急待機児童対策に関する工事についての解答で子ども家庭部長がこう話しています。


一方、桜堤地区には限らないのですけれども、今、非常に一時保育の需要が高くなっております。そうした、市内でも何カ所かでやっていますけれども、定員5名規模ですと、もうほとんど固定の方とかで埋まってしまって、なかなか、ちょっとという方が入りづらい状況というのも ございます。
2013年12月12日の文教委員会会議録

「固定の方」は本来保育園でカヴァーされるべき人のことです。やはり一時預りが足りないのではなくて、ただただ保育所が足りないから一時預かりの枠に流れ込んでるだけでした。一時預かり施設を増やす前に、桜堤児童館の二階に入居する前に、ちゃんとした保育園を作るのが先です。

現状の一時預かりサービスは誰も満足できない→増やしても意味が無い
一時預かりに本当は満足度
預けてる普通の保育園に預けたい不満
預けていない一時預かりに預けたい不満

武蔵野市の人口推計によると、この子ども溢れ状態はこの先10年以上は続きます。