2015年3月19日木曜日

意見ロンダリング

ある方針に対して「市民の代表である策定委員会が作った長期計画に書いてある」とあたかも市民の代表の意見・方針であるかのように行政が表現することがあります。が、これは実は、草案から討議要綱からみんな行政の意見です。パブリックコメントを募集しますが、反映されることは些細なことばかりで、方針に影響することはありません。市民の意見に摩り替えられていますが、本当は行政の意見です。行政がやりたいことを、市民が言ってるからしょうがなくやってるんだよ。と他人のせいにしてるんですね。

「○○協議会から△△と助言いただきました」というときも、△△の原案を書いたのは行政です。あたかも協議会がそう言ったかのようですが、行政の意見を協議会に言ってもらっただけです。

「□□委員会の報告書に△△とありますように」こちらも同様です。

マカオにバンコ・デルタ・アジアという銀行があります。ご存知ですか?この銀行は出所の怪しい金の出所を分からなくして、表で使える金にするマネーロンダリングをしていたと見られています。

意見の出所を分からなくして市民の意見に摩り替える仕組み、似てますねぇ。

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