2015年3月23日月曜日

第四次子どもプラン武蔵野リリース

2015年3月19日(20日?)にリリースされた第四次子どもプラン武蔵野から児童館に関する部分のみを抜粋します。二つの事業に書込みがありました。

76. 子育て支援施設のあり方検討

◇第五期長期計画で示された桜堤児童館の0123施設化については、0123施設の機能を含めた複合型の子育て支援施設への転用を検討していきます。【№77参照】

77. 桜堤児童館を転用した子育て支援施設の整備

◎桜堤児童館は、乳幼児の健やかな育ちと親の子育てを支援し、時代とともに多様化している子育て支援ニーズに的確に対応するため、0123施設の機能を含む、未就学児親子の子育てひろば、一時預かり、グループ保育等の機能を持つ複合型の子育て支援施設への転用を検討していきます。転用にあたっては、今後策定される第五期長期計画・調整計画と整合性を図りながら進めていきます。

◇西部地域では、大規模マンションの開発等により児童数が増加し、地域子ども館あそべえが学校内に設置されているものの、小学生の放課後の居場所・遊び場が不足しています。主に、地域子ども館桜野あそべえを補完する役割を持つ小学生の放課後対策事業を併せて行う予定です。また、暫定的に旧桜堤小学校を活用した放課後対策事業も併せて検討していきます。
第四次子どもプラン武蔵野

第三次子どもプラン武蔵野と第五期長期計画で検討すると示された0123施設化は、複合型の子育て支援施設化に路線変更です。それも検討を始めるのは調整計画が固まってからということです。

この半年、行政は、市民から、議員から、たびたび尋ねられる「廃止の理由・経緯・背景」をはぐらかしてきました。調整計画では、そもそもなぜ廃止案が出てきたか、現状ではどうなのか、児童館とは何なのか、すべてを明らかにしたほうがいいです。また、ことあるごとに転用へのニーズがあると回答があります。この件に関しても統計の情報(いつ、対象者は?調査内容は?桜堤児童館の廃止と交換条件にあるということを説明したか?)が示されていません。桜堤児童館を廃止して複合型の子育て支援施設にして欲しいというニーズが本当にあるのか、も明らかにするべきです。

本来、児童館をどうするかだけではなく、子育て環境全体のことを考えるべきなのですが、桜堤児童館単体の情報だけでも整理ができていない状況です。こんな状態で、それ以上のことができるとは考えられません。そんなに難しい仕事だとは思えないのですが……これが難しければ、車が走ったり、テレビが映ったりするのは奇跡的な難しさでしょう。でも車は走ってるし、テレビも映ってますからね。やればできるはずです。

そういえば、同じ子育て分野では「待機児童数」も現実を表していませんね。これもそんなに難しくないでしょう。

No.76では0123の今後にも触れています。

◇0123吉祥寺及び0123はらっぱ、境こども園いこっとでは、子育てひろば事業の機能を拡充し、子ども・子育て支援新制度における利用者支援事業を行います。地域の子育て中の親子が、身近な場所での日常の相談を通して、多様な保育・幼児教育施設、子育て支援事業の中から、適切なサービスを選択で きるよう支援していきます。

◇0123施設については、吉祥寺の開設から20年以上が経ち、子育て家庭のニーズが多様化する中、これまでの実績を検証しつつ、求められる機能や役割、施設のあり方について検討する必要があります。
第四次子どもプラン武蔵野

私たちが桜堤児童館の存続を訴えているわけですが、それだけではなく市内の児童のみんなが児童館を使えたらなとも考えています。認可保育園の新設も難しい中、児童館の新設を訴えたところで、現実的でないし、現実的でないものを訴えるのも無責任です。ということで、利用者層が被るというか、児童館のサブセット的な0123に、その役割を持てないかと考えていました。地域子育て支援拠点事業を読むと親子のケアだとか看守りだとかも書き込まれていて児童館の機能が取り込まれています。0123がそうなれば喜ばしいことだと思います。一歩前進。

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