2015年2月24日火曜日

復活するか!?お伺い制度

「お伺い制度復活!」とあるお母さんから発言がありました。何となく権力の匂いがする言葉ですね。怪しいです。しかし、その場にいた全員が、おぉそういうのがあったなと、ピンと来ました。

今日(2/24)の懇談会では討議要綱についての話し合いでした。話のネタふりとして、先日の施政方針で児童館を拡充という言葉があったので、児童館に拡充して欲しい機能は?と尋ねてみたのでした。

桜堤児童館には小学生に大人気の遊びがあります。以前このブログでも紹介した復活ドッヂです。この復活ドッヂをできるホールは通常全年齢(赤ちゃんから大人まで)が使っています。ドッヂをやるためにはホールを占有しないといけないので、そのとき使っているみんなに出て行ってもらわなければいけません。

ではどうするか?館内放送で「今から復活ドッヂをやるのでホールを空けてください」とやるのか?

おそらく職員が考えたんでしょうね。ドッヂをやりたい子どもたちが自ら他の利用者と交渉して空間を確保しないといけないんです。

「すみません、今から僕達復活ドッヂやりたいんですけど、ホールを空けてもらえないでしょうか?」

こんな感じで居座っている大人と交渉するのです。なんてすばらしいお伺いシステムなんでしょう。ここでボソボソっと小さい声だと、わざと聞こえないフリをする大人もいます。尻切れもダメです。「ドッヂやるからどいて」なんて論外です。こんな簡単な仕組みで子どもたちはコミュニケーションの勉強ができるんですね。挨拶の練習にもいいですね。

いつもだいたい上級生のグループが交渉することになっていますが。ときには上級生がいないこともあります。そんなとき、次の年代が交渉デビューします。交渉に成功すると「オレ、やったぜ!」と喜んでいるようです。はじめての交渉♪ドーレミファーソーラシードー…

0 件のコメント:

コメントを投稿