2014年11月13日の文教委員会で「武蔵野市立児童館条例を廃止する条例」を提出したいと市から報告があったそうです。これは複数の議員のブログなので紹介されています。たとえば、本間まさよ議員、川名ゆうじ議員、山本ひとみ議員などです。この申し出は、市民の反対などで見送られました。よかった。よかった。
いいや、良くない。ここで問題なのはこの条例案が提出されるかされないかではなくて、提出しようとしたことです。
この話があった11月13日の一週間前、11月5日に「第四次子どもプラン武蔵野中間報告」ができあがりました。それに合わせて市はパブリックコメントを募集しています。「ここに、中間報告がまとまりましたので、市民の皆様に報告するとともに、最終報告書作成に向けて、広くご意見を募集いたします。」だそうです。このパブコメは11月25日が締め切りでした。市はこのパブコメで児童館についてどんな意見が届いても無視するということです。たしかに「広くご意見を募集」しているが、「意見を反映させたい」とは一言も書いていないですね。何のためのパブコメだか。馬鹿にしてますね。
この愚行はこどもプランだけでは終わりません。11月13日は、こどもプランの上位計画の五長の調整計画を策定している真っ只中なのです。これまでに行われたワークショップや市民会議では児童館の話は出なかったようですが、この後パブコメが二回、圏域別市民会議、そしてもう一回ワークショップもあり、市民から児童館についてどんな意見が寄せられるか分かりません。
市が条例案を提出しなかったのは、「市民への説明や新しい施設開設準備の時間を十分とる必要があるため」だからだそうです。いえいえ、普通提出できないでしょう。どうなるか分からないのだから。
武蔵野市民や長期計画に関わる方は市に侮辱されています。怒っていいと思います。
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