2014年12月28日日曜日

武蔵野市以外の自治体では

以前、 児童健全育成推進財団(全国児童館連合会)の方から杉並で児童館廃止反対活動が活発だということを教えていただきまして、武蔵野市以外の自治体ではどうなんだろう、とちょっと調べてみました。

大阪市の例だとこう(一部省略)です。

西成児童館の場合、廃止後、その建物を活用して市立松通保育所子育て支援セ ンターにするという案は、反対運動により3月議会では40年ぶりの全党一致の継続審議となりました。

その後大阪市はこうした声におされて態度をくるくると変え、ついにはこれまで児童館を利用してきた児童(18歳まで)の受け入れ、児童館が行ってきた事業について一定行うなど子育て支援事業とあわせて実施を表明するにいたりました。

5月議会では、児童館廃止の根拠が崩れ、その理由を明確にすることなく、条例案は、一部の議員の反対がありましたが賛成多数で可決成立し2006年6月1日より条例上、市立児童館10館がなくなりました。

あれれ、どこかで同じことやろうとしてますね。杉並区の場合は…ソースが多すぎてどこを引用したらよいのか分かりません。いずれにしろ大阪市と似たようなもんです。武蔵野市も似たような手法となるとどっかで親玉がいて各自治体にやらせてるのかな?となります。

北区で政治活動されている吉岡けいたさんのニュース(記事)にこんなことが書いてありました。

「今、全国で児童館のあり方について見直しを検討する自治体が増えています。」
「行政だけにお任せでは結局は国の官僚が考えたシナリオに、補助金や財源といった仕組みで固められてしまいます。」

少々古い情報ですが、平成18年3月6日 第1回定例会本会議島崎よしじ議員(当時)の一般質問にもこうあります。

平成16年3月25日、総務省自治行政局長名で、平成15年4月1日現在で調査した市区町村における事務の外部委託の実施状況の調査結果が都道府県知事あてに送付され、この結果をもとに、区分別の委託実施団体比率等を参考にしながら、民間委託等の推進の観点から、改めて事務事業の総合的な点検を行うよう通知がありました。

ここにある事務事業とは次の二種類です。

一般事務:本庁舎の清掃、夜間警備、案内、受付業務、電話交換業務、など

施設の運営事務:保育所、児童館、養護老人ホーム、温泉健康センターなど

児童館は総務省の言う民間委託すべき施設の運営事務にあたるようです。

なるほどね。

ところで、吉岡けいたさんの児童館の考察はニュートラルな視点がよいです。ただし、児童館利用者ではないせいなのか、児童館を子どもの居場所だと勘違いしているようです。男の人にありがちですね。逆に一般の人が児童館をこう認識してるんだということが分かります。まとめの部分は、当たり前なのですが、冷静に考えようということを言っています。この部分を各自治体の状況に応じてよく考えるといい結果になるんじゃないでしょうか。

「児童館廃止」というショッキングな言葉に振り回され、時代の状況と背景を見ずに「廃止反対」「子どもを守れ」「民営化反対」を訴えるだけでは根本的な問題は解決しません。あくまでも「未来の財産」である「子どもへの支援」を充実するための行政施策がどうあるべきかであり、一番良い型を考える事が重要です。


2014年12月27日土曜日

山本ひとみ議員、副市長へ要求




2014年12月26日金曜日

桜堤児童館遊び:カプラ

かまぼこ板を細くしたような積み木です。いろんな形はありません。ただただかまぼこ板です。ただ、精度がよく直角もきちんと出てるのでけっこう詰めます。この日、子供たちはとにかく高いのを作りたかったようです。5、6人がかりで、椅子まで持ってきて、児童館にあるすべての板を使って巨大なビール瓶を作っていました。高さは180cmまでになりました。


この後、スタッフなどの観衆の見守る中、子供たちがじゃんけんで代表を決め、ヘッドスライディングで破壊しました。

クラスも学年も違う、通ってる学校までもが違う子供たちが、あーしようぜ、こーしようぜと自分たちで話あって作ってました。子どものコミュニケーション能力はすごいですね。大人ではこうは行きません。たまに居酒屋で知らない人と盛り上がることはありますけど。

1997年ごろの桜堤団地西一番通りバス停

2014年12月26日、本日より桜堤児童館の利用形態が変更になります。大人を含む全年齢の人が朝の9:30から入館できます。

ということで記事を書いている時間がないので、また昔の写真でお茶を濁します。

武蔵境駅行きの小田急バスに乗って、桜堤の交番の手前すぐの西一番通りバス停です。
位置としては中央公園の道を挟んで反対側にあります。テラスハウスが見えます。立替反対の看板もちらほら。左奥に見える団地の案内図も懐かしい。2014年現在、ここらへんはマンションになっています。

2014年12月25日木曜日

長期計画条例を確認してみた

今まで長期計画や調整計画という言葉を当たり前のように使ってきました。その意味は武蔵野市のページで解説がありますから、それでいいのですが、何か見落としは無いかなといことで条例を読んでみました。H23年にできた武蔵野市長期計画条例です。

これを読んで五長について児童館目線で気になった点を挙げます。

五長:「桜堤児童館は、その機能・役割を全市的に発展させ、将来的に0123 施設化を図る。」

□ 第2条 4 市が実施する政策は、すべて長期計画にその根拠がなければならない。ただし、速やかな対応が特に必要と認められるものは、この限りでない。

第6回策定委員会で、急いでいるので児童館の件は勝手に進めると言ったのは、この「速やかな対応が特に必要と認められるもの」の部分を根拠にしてるのかな?何を急いでるのか教えてくれたら分かりやすいのに、市は何で教えてくれないんだろう?

勝手に想像してみます。 児童館廃止後に予定してる機能のメインはグループ保育なので、それを急いでるとしましょう。この地区にグループ保育は今現在URの空き室を使って二ヶ所があります。児童館の二階を間借りする前は三ヶ所ありました。そして、空き室はまだまだたくさんあります。お急ぎであっても、風呂付のバリアフリー施設をすぐに調達できます。ということはグループ保育のために急いで児童館を廃止にしないといけないという理論は成り立たないな。じゃ、なんだろう???

傍聴は発言権がないのがしんどいですね。この疑問以外にも間違いがあったので指摘したいけどできませんでした。そして、そのまま策定は続行されるのでした。

□ 第6条 市長は、長期計画に定められた政策の着実な実施及びその状況の管理を行わなければならない。

市は桜堤児童館を廃止することに躍起になって、ぜんぜん桜堤児童館機能を全市的に発展させてません。誰に聞いても全市的に発展できたと認めたときが「着実に実施」できたことになります。この条項だと「着実な実施」と「状況の管理」は市長の仕事なのか…職員が暴走してまっせ、市長。

桜堤児童館の廃止はコストカット?

桜堤児童館を廃止する理由に五長にそう書いてあるということに加えてもう一点市から説明がありました。川名議員のブログにもありますが、コストカットです。市のその発言があった説明会で私も実際に聞いています。 武蔵野市はそんなにお金が無いのか?第4回策定委員会の資料3「武蔵野市の財政状況」によるとH25年度末で基金(財産)が362億円あるようです。すごい金持ちに見えます。しかし、市の説明ではこれからの出費を考えるとこれでも足りないようです。

武蔵野市の出費について少し調べてみました。調べるといってもこちらは給料をもらってやってるわけではないし、仕事の合間の時間を使ってのことなので、そんなに調べることはできません。

今年の陳情にこんなのがありました。陳受26第7号「武蔵野市民文化会館改修に関する陳情」 。これによりますと武蔵野市民文化会館の改修に46億円がかかるそうです。予算の割合からいうと東京都の国立競技場の建て替えよりもお金をかけているそうです。なんだ、やっぱりお金あるんじゃん。市民生活に直接影響ないものにこれだけお金掛けられるんだから。こんなの見ちゃったら、桜堤児童館にかかるコストなんて誤差みたいなもんじゃないのかな。

2015年2月8日には児童館主催の演劇フェスティバル「眠れる森の美女」があります。潰される児童館主催の演劇が再生させられる市民文化会館で行われるなんて、なんたる。。。

余談ですが、年に一度年末調整の説明会で吉祥寺駅近くの武蔵野公会堂へ行きます。市民文化会館より公会堂の方がよっぽどボロボロなんですけど…こっちは放置なのかな。

もう一つおまけに、陳情や議案で誰がどの案に賛成・反対したのかがわかる一覧表があります。来年度早々にある市議会議員選挙の判断基準にしてはいかがでしょうか。

2014年12月24日水曜日

川名ゆうじ議員も違和感、策定委員会の感想

川名ゆうじ議員がブログで先日の第6回策定委員会の感想を書いています。 内容は桜堤児童館の取扱いをきっかけに市の行政手法に疑問を投げかけるというものです。

少々引用します。

策定委員会の議論のなかで、長期計画を策定した時と状況が変わったのだから、議論すべきとの策定委員から発言があり、事務局である市からは、児童館は早急に解決すべき課題なので、調整計画の対象ではないとの説明があった。何を議論するかは、事務局が決めるのではなく策定委員会ではないのか、と違和感を持った。

これからも、討議要綱を策定するのが仕事の委員を差し置いて、市の職員が独断で議案を削除しているのが分かります。策定委員会を軽視しすぎではないでしょうか?これでも長期計画は市民が作ったものだから市民は従いなさいと言い続けるのでしょうか。

最近、これに似たものを目にしました。

平成26年5月、「認可保育園を増やし、緊急の保育施設の大幅な拡充に関する陳情」が武蔵野市議会文教委員会に採択されました。しかし、…。

陳情も、長期計画も、実行する・しないを市の職員が決めていいものなんでしょうかね?

長期計画は誰のもの?調整計画への意見窓口

第五期長期計画・調整計画の説明にこんなことが書いてあります。

「市では、昭和46年度以降、市民参加により長期計画を策定し、この計画に基づいて市政運営を進めています。」

「策定にあたっては、幅広く市民の意見を計画に反映させていくために、市民会議、無作為抽出した市民によるワークショップ、パブリックコメント、圏域別市民会議等のさまざまな方法を実施し、多くの市民のみなさまにご参加いただく予定です。」

長期計画は市民参加で作られたということだそうです。そういえば、以前、桜堤児童館廃止の説明会でも「市民が作った五長で決まってることだから…」と市職員の口から出たことがありました。

ところが、策定の一番初めのイベント、ワークショップのあった5月11日から第6回策定委員会で討議要綱(案)が配られるまで、市民が直接調整計画に提案・問題提起できる方法がありませんでした。

朗報?です。討議要綱(案)に「本計画に係わる市民の意見は、常に受け付けており、策定委員会宛の意見は、事務局である市総合政策部企画調整課宛に、郵送・メール等の手段によりお届けいただきたい」とあります。意見のある方は、その意見がどう扱われるかわかりませんが、送ってみるのもいいんじゃないでしょうか。ちなみに、桜堤児童館については転用を急いでいるから取り扱わないという市の意見です。(ということで桜堤児童館廃止・転用は市民の意見じゃありません)

総合政策部 企画調整課
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1801 ファクス番号:0422-51-5638
メールは調整計画のページにあるメールフォームから出せます

討議要綱(案)などの策定委員会で使用された資料は市のWEBに掲載されるはずです。現時点では未だ載っないのでもう少し待ちましょう。

2014年12月23日火曜日

第6回策定委員会:市職員のワークショップ

12月22日の策定委員会では市職員のワークショップの結果も提示されました。これは委員会から要請があって行われたそうです。結果を読むにあたって委員より質問がありました。参加された職員の住んでいる場所です。参加職員の市民率は結局分からなかったのですが、全職員では7割は市外在住とのことでした。市民の方が少ないんですね。びっくり。

さて、職員ワークショップの児童館に関係するところは、【子ども・教育】の分野の中から二点ありました。

□ 子育て世代が住みたくなる街になっているのか。子どもを産み、育てやすいまちになるために、切れ目のない支援体制を構築する必要がある。2人目、3人目を生みたくなる環境づくりが必要。

□ 個々の子育て家庭へ適切な支援を行うためには、家庭で保育している世帯の実態を把握する必要がある。地域の子育て・福祉関連団体や民生児童委員、地域活動を行っている人の協力を得て、各家庭の状況を把握し、適切な支援へとつなげる。

※原文のままです。生む・産むの使い分けの意図は分かりません。また全角数字も原文のままです。

一点目については「切れ目のない支援体制」がいったい何を指すのか分かりませんが、児童館って切れ目がないよなぁと再認識しました。二人目以降を0123に連れて行くのって実は面倒なんです。0123は一人目には便利。それでも4歳、5歳になったら使えないけど。

二点目は子育て引きこもりのことを指してると想像して、児童館ではそれを避けるためか知りませんが小さい子向けのクラスがありました。それなりの効果はあるはずです。再開希望者はけっこういるんじゃないでしょうか。

桜堤児童館は、その機能・役割を全市的に発展させ、

昨日の第6回策定委員会の記事ですりかえテクニックを取り上げました。ここで図示してみます。五長の記述は「桜堤児童館は、その機能・役割を全市的に発展させ、将来的に0123 施設化を図る。」となっています。図の上から順に次のように並んでいます。

(1) 桜堤児童館のみ
(2) 桜堤児童館機能を全市的に発展(展開施設)
(3) 桜堤児童館→0123施設(新施設)

図中の記号は次の通りです。

三角屋根の家:児童館機能を持つ施設
四角い建物:0123施設(現時点では用途が二転三転している)


すりかえの仕組みはこうです。委員が「展開施設の機能は児童館機能を満たしているのか?」と尋ねると、市が「新施設は児童館の機能を継承します」と答えることによって、展開施設の話から新施設の話にすりかえるのです。※実際の会話では主語を曖昧にしていたので間違えやすい。

ちなみに、図中で新施設は三角屋根を持っていないので、児童館機能を継承する必要はありません。必要なのは0123機能だけです。

このような感じで策定委員会はたんたんと進んでいます。武蔵野市の長期計画はこんなんでいいのか?

だまされないで、委員のみなさま。

2014年12月22日月曜日

第6回策定委員会を傍聴してきました

2014年12月22日(月)
本日の策定委員会のメインは、市が作った討議要綱のたたき台を読んで文言の調整でした。多少意見交換はありましたが、委員から提案や問題提議ができるわけでもなく、基本的に市が作ったものを「はい分かりました」と市民の意見にすりかえる作業が続きます。いわゆるアリバイ作り。

児童館にかかわる部分は討議要綱を作るところで出てきました。企画なんとか課長が意見交換に入る前に簡単に討議要綱案の解説をするのですが、そこで、

「桜堤児童館については、早急に解決しないといけない課題がどうのこうので討議要綱から外す」
「調整すると遅れる」

のようなことを言ったのです。転用を急いでるから議論しません。議論しても無駄ですよ、市は市民の言うことなんか聞きませんからね。ということです。驚きです。この考え方には二つの問題があります。

一つ目は簡単に分かります。市民の意見を聞かないことです。討議要綱のしょっぱなに「討議要綱の基本的な考え方」というのがありまして、そこの第一項目が「市民の自治の原則」というものなのです。これは、「市民は主権者として、自らの生活地域について、自ら考え、主体的に行動し、その行動や選択に責任を負う」ということだそうです。「市民」から「民」を取り除いたほうが現状にマッチしてる気がします。また、その三項目に「市民視点の重視」があります。ここには「市民志向・目的志向を重視した、市民の視点に立った公共サービスを展開していく」と書いてあります。児童館の廃止は市民の視点?なんでこんなに反対意見が出るんでしょう。

二つ目は児童館を転用できると思っていることです。まったく謎です。まだ転用できるか分からないのにね。徒労に終わるかもしれないよ。転用まではまだ解決しないといけない課題がありますからね。まだ児童館機能は展開できていませんよ。前にも書きましたが児童館機能のガイドラインさえないのに、どうすれば展開が完了したことを確認できるんだ?

さらに、すりかえテクニックも使っていました。ある委員が児童館機能を全市に展開するための施設の機能について話したところ、転用後の施設は今の児童館の機能を引き継ぐ、だから問題ないだろうという回答をします。委員と課長の話してる施設はまったく別のものです。実は転用後の施設は児童館の機能を持つ必要がまったくありません。五長でも0123化するとあるので児童館機能を持つ必要がないのです。児童館機能が必要なのは全市に展開される施設です。課長の回答後、誰も反論できなかったところをみるとみごとに騙されてしまったようです。ややこしいですからね。

しかし、何を急いでるんでしょうね。平成28年には新施設は稼動している前提の話しでした。

税収面から児童館の転用を考察してみました

最近、児童館の関係でいろんな人と会い、いろんな言葉をもらいました。

「若い人は給料が少ないから、住み続けてもらって、それなりの歳になったら税収も上がる」

「そうだよね。愛着あるよね」

「児童館へ行ったころがある。地域と繋がれるのはあそこだけだから」

そんな言葉から、税収、住み続けられる町、愛着、地域との繋がりというキーワードを抜き出して、そういう見方で児童館の転用を考察してみました。「さようなら、児童館」の方に書きましたので、いろんな人に読んでもらって意見をもらいたいです。

2014年12月21日日曜日

山本議員自ら要約「児童館の果たしてきた役割とは何か」

先日書きました記事「第4回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その一」にて、山本議員の質問に対する市長の回答がスカしまくっていてビデオ音声を起こす気が無いと書きました。本当に、聞いているとガクっとやる気をなくすんです。

要約についてはガッツリ引用することになってしまうので、議員のブログ記事「児童館の果たしてきた役割とは何か~12月議会報告第2回~」を参照してください。

まず質問の一点目、前にも書きましたが、おそらく議員は「児童館の役割をどうとらえてるか」という質問の中に「児童館は単なる子ども居場所なんじゃないんだよ。知ってますか?」という意味を隠して市長に確認していると、私は思っています。市長の回答は児童館の定義のようなものでした。ズコっ。この回答で「地域コミュニティの構築に重要な働きをしている」とかが入っていれば、それなりに聞こえたと思います。が、……

質問の二点目、児童館機能の全市的展開について、児童館職員の巡回で、あそべえに児童館色を出せると市長は答えてます。かわいそうなほど何も知らない市長。職員からはこういう風に知らされているんでしょうね。

もし、市長に孫ができたら武蔵野市で育てるのかな?それともお受験するから関係ない?

2014年12月20日土曜日

2014年12月19日金曜日

桜堤児童館遊び:ベーゴマ

ベーゴマは老若男女問わずにできる遊びですね。児童館にはたくさんベーゴマもあるし、床(ベーゴマを回す台)もあるので、すぐに始められます。初めは紐の巻き方と投げ方(それしかないけど)が少々難しいかもしれませんが、慣れてしまえば誰でもできます。はじめは誰もできない。できないからやめとこうかな。じゃなくて、ちょっとでも面白そうと思ったら、やってるお兄ちゃん・お姉ちゃんに教えてもらおう。そうやってコミュニケーション力をつけるのじゃ。

ちなみに、桜堤児童館利用者が近所でベーゴマを買うのであれば、 小平ふるさと村か江戸東京たてもの園のミュージアムショップでしょうか。たてもの園は、2014年12月時点でジブリの展示をやっているせいか、ジブリのベーゴマを売っていました。一個400円(税抜き)です。小平ふるさと村で安いのが一個100円だったので、特にジブリに興味が無ければ少々お高く感じます。その他に三個セットで600円(税抜き)もありました。たてもの園のキャラクターベーゴマはミュージアムショップではありませんでした。ふるさと村にはブルベー柄のベーゴマが一個200円で売ってました。

ジブリ・ベーゴマ:江戸東京たてもの園ミュージアムショップ@小金井公園ベーゴマ:江戸東京たてもの園ミュージアムショップ@小金井公園

2014年12月18日木曜日

桜堤児童館遊び:復活ドッジ

体を動かす系の人気はやっぱりドッジボールです。児童館ではホールで復活ドッジを毎日やっています。毎日やるようになってから小学校高学年の子も増えたそうです。ドッジボール中はホールを占有するので、時間で制限しています。また年齢で低学年ゲームと高学年ゲームに分かれています。

午後3時過ぎに児童館の玄関にいると、学校が終わった子が次から次へとやってきて、名簿に名前を書いたら、すかさず隣にあるドッジボールのエントリーシートにも名前を書いていきます。思わず昔を思い出して、私も……となりそうです。

あるときは、公園で遊んできた息子の友達から

「今何時ですか?」

と聞かれて、お、塾にでも行くのかな、最近の子どもは大変だなぁと勝手に想像しながら

「もうすぐ四時だよ」

と答えると、

「やばい、復活ドッジ始まる!」

と言い残して児童館へ走っていっちゃいました。子どもはこうじゃないとね。

ふっかつドッチのルール:12番の「へんなことをしてわらわせない」が笑えます。
ふっかつドッチのルール

12月26日から桜堤児童館の利用形態が変わります

これまで年齢を乳幼児・保護者と小学生・中学生に分けて施設の利用を時間で区切っていました。これは児童館の二階をグループ保育に貸し出しているからです。12月26日からは二階の一部を一般(乳幼児・保護者)が利用できるようになるため、時間による区分けが無くなります。児童を連れて大人も利用できます。

「ちょっと、あんた、掃除の邪魔だから子ども連れてどっか行きなさいよ。」

なんて言われたら、児童館に行って子どもに遊んでもらいましょう。逆に、昭和の遊びを教えて親の威厳を保つもよしです。普段子どもがどんな子とどんな遊びをしてるかも見れます。子供たちに力技の遊びを頼まれたり、大勢を一辺に相手することもあります、そんなときは近くにサンドラッグがあるのでサロンパスでも買って帰りましょう。

児童館には何があるか、 簡単にリストアップしておきます。他にもあるし、遊び方は工夫次第です。

館庭ではボール遊びと砂場、シャベルやままごと道具もあります。館内では、トランプ・けん玉・ベーゴマ・人生ゲーム等のボードゲーム・オセロ・チェス・将棋・カプラなど、挙げきれません。職員室に置いてあるので、先生に一声かけてみてください。本格的に卓球も楽しめます。卓球台は普段しまってあるので、先生に言って出してもらいましょう。乳幼児親子しか入れない育成室には、ままごと道具が充実し、木製おもちゃが何種類もあります。小さい滑り台もあるよ。その他、図書室には絵本や児童書・なんとマンガもありますよ!

私が好きなのは、もぐらたたきのようなゲームで、400cm×160cmくらいの壁に光るスイッチが20個ほど埋め込まれているものです。そのスイッチが1分間ランダムに光るので、その光ったスイッチを何回押せるかを競います。大人なら30を超えられます。ムキになると筋肉痛になります。人が少ないときにやりましょう。ホールにあります。

※玩具などの持ち込みはできません。

2014年12月17日水曜日

今、桜堤児童館廃止条例を提出できる?

2014年11月13日の文教委員会で「武蔵野市立児童館条例を廃止する条例」を提出したいと市から報告があったそうです。これは複数の議員のブログなので紹介されています。たとえば、本間まさよ議員川名ゆうじ議員山本ひとみ議員などです。この申し出は、市民の反対などで見送られました。よかった。よかった。

いいや、良くない。ここで問題なのはこの条例案が提出されるかされないかではなくて、提出しようとしたことです。

この話があった11月13日の一週間前、11月5日に「第四次子どもプラン武蔵野中間報告」ができあがりました。それに合わせて市はパブリックコメントを募集しています。「ここに、中間報告がまとまりましたので、市民の皆様に報告するとともに、最終報告書作成に向けて、広くご意見を募集いたします。」だそうです。このパブコメは11月25日が締め切りでした。市はこのパブコメで児童館についてどんな意見が届いても無視するということです。たしかに「広くご意見を募集」しているが、「意見を反映させたい」とは一言も書いていないですね。何のためのパブコメだか。馬鹿にしてますね。

この愚行はこどもプランだけでは終わりません。11月13日は、こどもプランの上位計画の五長の調整計画を策定している真っ只中なのです。これまでに行われたワークショップや市民会議では児童館の話は出なかったようですが、この後パブコメが二回、圏域別市民会議、そしてもう一回ワークショップもあり、市民から児童館についてどんな意見が寄せられるか分かりません。

市が条例案を提出しなかったのは、「市民への説明や新しい施設開設準備の時間を十分とる必要があるため」だからだそうです。いえいえ、普通提出できないでしょう。どうなるか分からないのだから。

武蔵野市民や長期計画に関わる方は市に侮辱されています。怒っていいと思います。

2014年12月16日火曜日

なぜ桜堤児童館廃止が反対されるかを考えてみた

私が桜堤児童館が転用される・廃止になることを知ったのはつい最近で、この2014年夏です。つい先日、11月27日の市民説明会では、今回初めて転用の話を知ったというお母さんもいました。なんとアナウンス力のない行政なんでしょう。歴代長期計画や子どもプランに書いてあるからちゃんと読めということでしょうか。長期計画の存在も、児童館の件がなければ未だに知らなかっただろうと思います。

夏の話に戻ります。

そのころはまだ、私は児童館のことを子どもの遊び場の一つでしかないという認識でした。転用の話を聞いたときも今後どうなるんだろう程度の関心しかありませんでした。そして9月2日の意見交換会です。市の説明の後、質疑応答になったのですが、お母さんたちからの不満が止まりません。そして、それらはいちいち正論で納得できました。もちろん11月27日の説明会でもです。

初めてお母さんたちの意見を聞いてからいろいろ調べてみました。そんな中に川名ゆうじ議員のブログで2010年にも同様なことが起こっていたことが分かりました。今年の説明会の話かと思うくらい同じなんです。少なくともこの頃から市民から反対されていたことになります。

この間今に至るまで、説明会の他にもいろいろありました。長期計画や子どもプラン武蔵野、パブコメ、議会での一般質問、議員団からの意見書。さまざまな場面で市へは反対意見が出されています。

なぜこんなに反対意見が出続けるのでしょう。さようなら、桜堤児童館の方で考えてみました。結論としては、桜堤児童館の機能・役割を発展させた施設の評価基準が無いということになりました。そのついでに評価基準の作り方も示しました。いろんな人に読んでもらって意見をもらいたいです。

ただ、私の本音は、五長から桜堤児童館の件を削除して市内全域に児童館を作ることを書き加えたいです。

2014年12月14日日曜日

第47回衆院選の投票に行ってきました

2014年12月14日(日)
選挙の日は近くのスーパーの開店時間が早くなり、特価品も出ます。午前中に行かないと!まだ砂糖あるかなぁと心配しながら家を出て、やはり心配なので選挙前にスーパーに寄りました。買えました。砂糖ゲット!

投票所のコミセンはけっこう混んでいました。投票を済ませて、出入り口(一つしかない)に向かうと老夫婦のおばあちゃんと友達が立ち話をしていて詰まっています。ニコニコしたおばあちゃんが「じゃあね、あたしは帰るよ」と言うと老夫婦は出口に向かいました。そのとき、おばあちゃんが椅子の上に積んであった選挙公報に気が付いて、楽しそうに「おじいさん、これ読むかい?」……おばあちゃん、たった今何をやってきたんだ???ここで、おじいさんが公報を要らないと言ったのがせめてもの救いでした。どうだ、若者よ、選挙って楽しいだろ。

今回の投票率は52%でした。「投票に行かない党」 を作れば、得票率48%で政権とれるか?中国ばりに一党独裁も可能かも。

2014年12月12日金曜日

第5回策定委員会を傍聴してきました

2014年12月12日(金)
市民会館で行われた第五期長期計画・調整計画(五長)の第5回策定委員会を傍聴してきました。策定委員会を初めて傍聴して、これは傍聴しないともったいないと思いました。とにかく勉強になります。分からない単語もよく出てきますが、全体的にはよく分かります。たぶ ん説明がよくまとまってて質問者の日本語も明快だからかな。それに比べて市議会でのゴニョゴニョ。。。

武蔵野市に自治会が無いことを知ってますか?その代わりに住民主体のコミュニティーを作ったんだそうです。かなり珍しい市なんだとか。なのにコミュニティー やコミセンの認知度が低いっていうんです。たしかに、私も、初めての選挙で「コミセンってどこだ?」といった感じで初めて行きました。しかし、そこへは投 票に行ったことがあるだけで何をするところなのかぜんぜん知りませんでした。

実は長期計画についても今年初めて知 りました。こんなんでも市民やってこれたんですね。他の人たちはどれくらい知っているのか気になります。この調整計画のために、先月と今月一回ずつワーク ショップ2が開かれました。誰が参加したかというと、市内在住者から無作為抽出で選ばれた人たちです。1000人選ばれまして、その内81人が参加してい ます。8.1%かぁ、少ない…と思いますが、私も91.9%の方だったんだろうな。みなさん長期計画に興味ないんですねぇ。それと同時に1000人以外に もワークショップ1に参加された人にも募集がかかりました。そちらは 53人/85人で62%です。多いのか少ないのか分かりません。

コミセンの知名度もそうですが、どうしたら市政に興味を持ってもらえるか研究が必要ですね。市民参加型の市を謳うのであれば。市民も市民で、率先して参加しないと、行政に何でもかんでも好き勝手されるぞと広めないとね。

ムー バスが来年で20周年だそうです。来年はマスコミも巻き込んで何かやるそうです。そういえば、むかしムーバスのチョロQがありましたね。凄い人気ですぐに 売り切れたんだっけな。そのムーバスの話になったとき、委員からムーバスのそもそも話が求められました。すかざず登場したのが、つい先日就任したばかりの 副市長でした。ムーバスができた背景から、路線の選定、補助金の額、利用人数まで正確に話してました。何の資料も見ないでですよ。施設見学で丁寧に解説し てくれるお姉さんのように。すごいです。おじさんでしたが。

副市長については「市報むさしの 平成26年12月15日号 1997号」の一面に写真つきで紹介されています。

ムー バスの話の中で、収益が赤字だという説明もありました。もうちょっとで黒字に転換できるようです。後三人乗ってくれればとか、運賃を120円にできればと か、すごい具体的でした。元々老人を駅前に送り込もうというバスなのだから、駅前で老人イベントでもやったらどうでしょう。そしてお金を使ってもらいま しょう。

さて、児童館関係ですが、取扱いがありました!!しかも10分以上だったんではないでしょうか。委員の方 も意見を出してくれました。私たちが利用者の視点から意見してるのに対して、あそべえ側からの視点での意見でした。その視点から五長の記述を解釈していま す。議事録が楽しみです。今後、討議要綱作成の詳細な部分でまた児童館関係の話が出ます。スケジュール的には次回かその次くらいではないでしょうか。傍聴 へ行きましょう。まだまだ席は空いてましたよ。

2014年12月5日金曜日

第4回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その二

2014年12月5日(金)
この日は、蔵野恵美子議員が児童館関係の質問をするということで、傍聴してきました。

蔵野恵美子議員の質問
災害時におけるペットの同行避難等について
・災害時におけるペットの同行避難について
・障害者・障害児スポーツプログラムの充実について
・「児童館」に対する市の考え方について


録画が公開されています。

けっこう話が盛りだくさんなので後ほど。

2014年12月4日木曜日

第4回武蔵野市議会定例会 一般質問を傍聴しました その一

2014年12月4日(木)
 この日は、山本ひとみ議員が児童館関係の質問をするということで、傍聴してきました。

山本ひとみ議員の質問
子ども子育て支援新制度発足に伴う課題等について
・アベノミクスの2年間の評価について
・子ども子育て支援新制度発足に伴う課題について
・児童館の果たしてきた役割について
・テンミリオンハウスの今後の方向性について

録画が公開されています。

質問と回答をテキストにおこそうかと思ったのですが、回答があまりにも意味がないので断念しました。質問は大雑把にまとめますと、児童館機能の価値観を明らかにして、その機能をどう全市的に広げていくのかを尋ねています。質問は、分からないこと尋ねる場合と、質問の裏に隠れたものを理解させることを目的にする場合があると思います。この質問は後者だったのだと思います。違ってたらごめんなさい。ビデオ観たほうが早いか…

質問プログラムを見ると続いて質問する川名ゆうじ議員の項目に「あそべえと学童クラブの委託について」という小題がありました。山本議員の質問が終わったらすぐ帰ろう考えていたのですが、これも聞いていくことにしました。

川名ゆうじ議員の質問
具体的な広聴等について
・具体的な広聴について
・公の施設と普通財産について
・あそべえと学童クラブの委託について


こちらも録画が公開されています。

川名議員の質問の二つ目で児童館がちらっと出てきました。
この質問では公有財産の取り扱い方に法的な穴があることを指摘しています。
公有財産には、より取扱いが厳しい行政財産(学校、図書館、道路、公園など)と普通財産に分けられ、市民に不利益が出ないようになっているそうです。それで気になる児童館の部分はこんな感じでした。「児童館を廃止すると普通財産になる。いったい何をするのか。住民に不利益がないのか議会で議論することがある。」行政財産から普通財産に変更になる一例として取り扱われました。穴については、市は悪用はしないので埋めないとのことでした。信用するかしないかはあなたしだい。

市民広聴(の意見の集め方)の再質問のときにはこんな発言もありました。

例えば、児童館のこといろいろ課題になっていると思いますけども、あそこの中間報告を見るとねこんな分厚いページの中にほんの一言二言だけですよね。児童館のことが書いてるの。普通、見たら、あれを見落とす人がほとんどだと思います。逆にいうと、利用者が誰かに言ってもらわないと児童館こういうことになっていくかって気が付かなかった。この可能性の方が高いと思ってるんです。それでは、はっきり言って、住民がどうなのか、知らないうちに決まってしまっているんじゃないか。市はいったい何をやってる。という不安になっていくと思います。

こちらも広聴の失敗の一例として挙げられました。チクリ、チクリ。

とにかく一般質問は短い時間で内容も知らない言葉も盛りだくさんなので、一般市民には難しいです。たぶんあってるとは思いますが、自己責任で。真実はビデオで確認してください。