2015年1月7日水曜日

第7回策定委員会を傍聴してきました その二

桜堤児童館とはもしかしたら桶屋が儲かる話くらい関係があるかもしれない話です。桜堤地区はとにかく施設が足りないようです。たとえば、桜野小学校の教室、保育施設、学童保育等々。そんなところに元公共施設の大きな空き地が二つあります。 くぬぎ園跡と旧桜堤小学校の跡地です。それぞれ五長から高齢者向け施設とスポーツ広場という路線は変わっていません。

スポーツ広場がどんな施設になるかビジョンが示されていないのでよく分かりませんが、近くに小金井公園もあるし、その敷地内に体育施設もあります。そんなところに新しいスポーツ広場いる?むしろ普通の公園でボール遊びできるようにしたほうが喜ぶ人多いと思います。昔はどこでもゴムボールで野球やったりキックベースやったりできたもんだけどね。最近の子どもはかわいそうだよ。

三角ベース、ろくむし、けいどろ(どろたん)、缶けり、ドッジボール、べったん(メンコ)、いい響きだ。書いてるだけでワクワクする。

話がそれてしまいました。施設以外にもおもしろいことが討議要綱(案)に書いてありました。

「市民ニーズを的確に市政に反映していくため、多くの市民、関係者や関係団体等の参加により本市の多くの計画や方針が策定され、事業が実施されているが、『市民参加』という形式が形骸化することがないよう、常に新しい時代の市民参加のあり方を追及する」
討議要綱(案)

形骸化とは元々あった中身が無くなって形だけ残ることなので、はじめから中身がなかったものはそれに当たらないでしょう。そういうのはハリボテというのでは?昨年、「嘘も百回繰り返せば真実になる」という言葉をよく目にしました。「市民参加」と何度言ってもけっして真実にはなりません。真実になるどころか挙句のはてには信用を失うことになります。

委員の発言では、調整計画の内容についてはもちろんですが、策定方法の問題点が指摘されていました。たとえば、上にもある市民の意見の取り込み方や、市民の代表でもない策定委員会が施策のプライオリティを判断するのはおかしいなどです。ここでも市民参加ができていない点について指摘されています。これから「市民参加」という型に中身を入れていく作業になるので、市民参加はまだまだこれからです。

もう一点おもしろいなと思った発言がありました。「予算が付かないと実行計画にならない」ということです。つまり、どんな手段を使って長期計画に盛り込もうと、市民の代表の議会がその予算を通さなければ実行できないということです。ただ議会には十数名の議員しかいません。 議員も人間です。何らかの方法で抱き込んだり、意図せぬ行動をさせることもできます。議員は正義感を持って行動し、市民はそれをちゃんと見てないとね。

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